第 25 回全国小学生作文コンクール 「わたしたちのまちの

第 25 回全国小学生作文コンクール
「わたしたちのまちのおまわりさん」
読売新聞社賞(高学年の部)
タイトル:ぼくの町のおまわりさん
氏
名:島田 拓歩
小学校名:北海道 幌延町立幌延小学校 五年
ぼくの住む幌延町の駐在所には、小室さんというおまわりさんがいます。
二千四百人が住むこの町でたった一人のおまわりさんです。
ぼくは、小室さんが来る三年前までのおまわりさんの名前を知りません。でも今、小室
さんの事は、町中の人が知っていると思います。
小室さんは、毎日ぼくたちの登下校を見守ってくれています。朝は八時前から校門に立
ち、
「おはよう」と笑顔で迎えてくれます。小室さんの奥さんも、毎朝、途中の交差点で声
をかけてくれています。
ぼくの弟は一年生になったばかりだけど、
「小室さんがいれば安心して学校に通わせられる。
」
とお父さんとお母さんが話していました。
弟も小室さんが大好きで、会うと敬礼して笑い合っています。
下校の時は、パトカーで町中をパトロールしています。そんな姿を見つけたら、しっか
りあいさつをしようと言う気持ちになります。
放課後の子どもの広場や行事にも小室さんがいて、遊んでもらったりします。
ぼくの町では、都会みたいに大きな事件や事故はないけれど、お年寄りをねらったふり
こめサギや雪道の交通事故、山菜採りのそうなんなどがあります。そんな時は、きっと一
番頼れる人なんだと思います。
ぼく自身は、10 円玉とアイポットを拾って小室さんに届けたことがあります。小室さん
に「ありがとう」と言われ、正しい行動ができて良かったと思いました。
小室さんは、町のためにすごくがんばってくれていて、安全で安心な毎日を送れている
のは、小室さんのおかげだし、人の役に立つってすごいなと思います。
「わたしのまちのおまわりさん」のポスターを見て小室さんの顔がうかび、感謝の気持
ちと小室さんの取り組みをみんなに知ってほしくなりました。
「小室さんいつもありがとうございます。これからも頼れるおまわりさんでいてくださ
い。
」