第 25 回全国小学生作文コンクール 「わたしたちのまちのおまわりさん

第 25 回全国小学生作文コンクール
「わたしたちのまちのおまわりさん」
優秀賞(高学年の部)
タイトル:こんなおまわりさんがいたらいいな
氏
名:中川 志乃
小学校名:山形県 長井市立長井小学校 四年
ぼくにとって、おまわりさんは、やさしくてかっこいいそんざいです。
ぼくは、登校する時や交通教室の時におまわりさんに会います。登校する時は、横だん
歩道のところにいてくれて、ぼくたちがわたるのをサポートしてくれます。交通教室では、
自転車を乗る時の約束を教えてくれます。どちらも、ぼくたちの命を守るためにしてくれ
ているのだと思います。
四年生の社会科の学習で、あやめ交番に見学に行きました。交番のおまわりさんは、と
てもまじめで、いそがしそうでした。パトロールもするし、パソコンに向かって仕事もす
るそうです。大へんそうだなあと思いました。
いろんなおまわりさんと会って、ぼくは、こんなおまわりさんがいたらいいなというの
を考えてみました。
まず、地いきとのつながりのあるおまわりさんがいいです。おまわりさんと話す時は、
少しきんちょうします。でも、そのおまわりさんが地いきの人と仲がいいと、あまりきん
ちょうしないで話せる気がします。横だん歩道のところに立っていてくれるおまわりさん
は、
「おはよう。
」
「気をつけてね。
」
と声をかけてくれます。声をかけてもらうとほっとするので、ぼくも返事をするようにし
ています。これからも、ぼくたちを見守ってもらえたらいいなと思います。
つぎに、正義のために、一生けん命がんばってくれるおまわりさんがいいです。子ども
やお年よりなどの弱い人は、わるい人にねらわれやすいです。ぼうはん教室などで、子ど
もは手をつかまれるとにげられなくなるから、あやしい人に声をかけられたらきょりをと
るよと教えてもらいました。わるい人につかまえられたら、そのままつれさられるかもし
れません。お年よりも同じです。体が弱かったり、動きがゆっくりだったりするから、わ
るい人にねらわれやすいと思います。だから、おまわりさんが弱い人の味方をして守って
くれたら、すごく安心です。ぼくたちがあやめ交番に見学に行ったとき、指名手配の人の
写真や名前が、かべにはられていました。
「つかまえられるように、しっかりとくちょうを覚えているんだよ。
」
と、おまわりさんが言っていました。おまわりさんは、やっぱりかっこいいなあと思いま
した。
地いきの人とつながりがあって、正義のためにがんばってくれているおまわりさんは、
もうぼくたちの近くにいるのかもしれません。守ってもらいながら、ぼくも人の役に立て
ることを見つけてやっていきたいです。