脂肪分(脂質)や塩分のとり過ぎに気をつけよう! shokutsushin 生活習慣病は、食事、運動、休養・睡眠など、生活の仕方と深いかかわりがある病気。糖分や脂肪分、 食育の日 平成28年(2016年)【発行・編集】堺市教育委員会 保健給食課 塩分などのとり過ぎ、不規則な生活習慣や運動不足などの生活を続けていると起こりやすくなります。 みなさんの好きな食品には、どれくらいの脂肪分(脂質) 、塩分(食塩相当量)が含まれているのでし ょうか。塩分について、厚生労働省では1日の目標量を男性 8.0g 未満、女性 7.0g 未満としています。 今、中学生にまで、生活習慣病、あるいは生活習慣病予備軍が増え、肥満児がこの20年間に3、4 倍になっています。 とうにょうびょう しんきんこうそく フランクフルトソーセージ(1 本 約 70g) ミルクチョコレート(1 枚 約 70g) 脂質 約 17.3g、食塩相当量約 1.3g 脂質約 23.9g、食塩相当量約 0.1g ポテトチップス(1 ふくろ 約 60g) アイスクリーム(1 個 約 100g) 脂質約 21.1g、食塩相当量約 0.6g 脂質約 8g、食塩相当量約 0.3g カップめん(1 個 約 70g) ポップコーン(1 ふくろ 約 100g) 脂質約 14.1g、食塩相当量約 4.8g 脂質約 22.8g、食塩相当量約 1.4g (日本食品標準成分表 2010) のうこうそく 中学生の肥満が問題なのは、多くがそのまま肥満成人になり、糖尿病、高血圧、心筋梗塞、脳梗塞な どに早くからかかりやすくなってしまうことです。糖分や脂肪分、塩分などのとり過ぎ、不規則な生活 習慣や運動不足など、これからの自分の食事と健康について考えることは、とても大切なことです。 生活習慣病を予防しよう!まずは生活チェック! 普段の生活をチェックしてみましょう。 (○・△・×をつけましょう) 「 れんこんのきんぴら 」 12月の簡単レシピ! 十分に睡眠を 好き嫌いをし おやつは時間 とっている。 ないで食べて や量を決めて いる。 食べている。 糖分、脂肪分、塩 分をとり過ぎな いように気をつ けている。 体を動かして遊 材 料(2人分) んだり、運動し れんこん ・・・・・・ 80g 砂糖 ・・・・・・ 1.5g(小さじ1/2) たりしている。 にんじん ・・・・・・ 10g しょうゆ ・・・・・・ 6g(小さじ1) きぬさや・・・・・・ 20g みりん ・・・・・・ 油 ・・・・・・・・ 少々 3g(小さじ1/2) 作り方 ① れんこん、にんじんは3mm程度のいちょう切りにする。きぬさやはすじをとり、 血液は、体のいたるところに酸素や栄養分を送ってい 糖分を多くとり過ぎたり、食事の後 ます。血液の通り道が血管です。糖分や脂肪分、塩分を 歯みがきをしないでいたりすると、む ② 油を熱したフライパンにれんこん、にんじんを炒める。 とり過ぎると、血管のかべが固くなったり、血管がつま し歯になりやすくなります。また、む ③ 砂糖、しょうゆ、みりんで味付けする。 ったりして血液の流れが悪くなります。これが心臓や脳 し歯以外にも、歯ぐきがはれる、出血 ④ きぬさやを加えて混ぜ合わせる。 の血管で起こると、心臓病や脳卒中などの病気を起こす する、歯がぐらぐらするなどといった ことがあります。 病気の原因にもなります。 お湯でさっとゆでて冷水で冷まし、斜めに切る。 れんこん にんじん 砂糖 しょうゆ みりん きぬさや ゆでて冷水で冷ます 炒める 正常な血管 せまくなった血管 よくかんで食べよう 食後はしっかり 歯をみがこう (参考:文部科学省「たのしい食事 つながる食育」 ) 味付け 混ぜ合わせる
© Copyright 2024 ExpyDoc