とある女官長の13年間 ID:106270

とある女官長の13年間
@成実
︻注意事項︼
このPDFファイルは﹁ハーメルン﹂で掲載中の作品を自動的にPDF化したもので
す。
小説の作者、
﹁ハーメルン﹂の運営者に無断でPDFファイル及び作品を引用の範囲を
超える形で転載・改変・再配布・販売することを禁じます。
︻あらすじ︼
いつの間にか死んでいた自分は﹃聖闘士星矢﹄の世界に転生していたのだった
暇だったのでやってみました。駄文で申し訳ない。
※予告無しにに直していることがあるので文が変わっている可能性があります
第
2
話 ││││││││││││
1
11
8
4
1
目 次 第
話 ││││││││││││
話 ││││││││││││
第
3
話 ││││││││││││
第
4
話
1
ど、どんだけブラック企業なんだよ。と思いながら働いていると前から黄金聖闘士様二
母が女官だったこともあり、私は教皇宮で女官をしています。私今12歳なんですけ
は少ししか知りませんがロスサガが好きです。
二つ目は、前世はオタクであったことです。しかも腐女子でありました。聖闘士星矢
こほん⋮
おい、どうゆうことやねん。
士星矢﹄の世界に転生したようです。
た単語は少年漫画の代表作﹃聖闘士星矢﹄にでてくるものです。という事は私は﹃聖闘
私はいつ死んだかはわかりません。しかし私の世界には、聖闘士や小宇宙などといっ
きな岩を素手で割っている様子をみて私は違和感を覚えました。﹁なんじゃこりゃ﹂と
てもらったときある光景を見たのです、それは訓練をしている聖闘士候補生でした。大
聖域の女官で、私は箱入り娘のように育てられていました。父が私を聖域に連れて行っ
まず一つ目は私は転生者であることです。私が3歳の頃です。父は元聖闘士で母は
私は教皇宮に使える女官のフィロメアと申します。私には二つの秘密があります。
第
1
全国の聖闘士星矢ファ
人が歩いてきた。私達女官はこの聖域の中で身分は低い、その為位の低い女官は道を譲
らなければならない。
それともサガロスなのか‼
きたぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあ‼
ロスサガかロスサガなのかっ
?
黄金聖闘士‼
サガもほらっ﹂
?
?
さすが美形よっ‼
元気だったか
ンの腐女子がさわぎますよ‼
﹁メアじゃないか‼
?
!
ジかわいいなサガ
﹄
まっていった。しかし、サガは行方不明になりアイオロスは逆賊となったのだった。
その日からサガは変わり始めた、そして時期教皇はアイオロスに決まったと聖域に広
?
﹃今回はどうしたの
﹂
オロスが7歳の時に私達は出会った。過去の話は気が向いたら話します。てゆうかマ
テンプレの夢小説なんだよ、幼馴染がメインキャラとか。私が4歳、サガが8歳、アイ
そう、私は恐れ多くも射手座のアイオロス、双子座のサガと幼馴染であった。何処の
﹁今誰もいないんだ、別に敬語じゃなくてもよいのに⋮私達は幼馴染ではないか﹂
﹃はい、アイオロス様もサガ様も任務お疲れ様でした。5日ぶりでございますね﹄
?
?
﹁メアっ、その、息災だったか⋮﹂
?
?
﹁任務が終わったので報告と、教皇様に呼ばれているんだ。なんなんだろうな
第1話
2
3
真実はこうだ。サガは双子の弟カノンに悪を囁かれ、スニオン岬にとじこめ、まだ赤
ん坊のアテナを殺害しようとしアイオロスに止められ、アイオロスは赤子のアテナを守
り山羊座のシュラによって半殺しにされ、アイオロスは城戸光政にアテナをたくす⋮
サガはこれから13年間、自分がアテナに裁かれるまで待つのだろう。
そして、私は齢12歳にして女官長に就任いたしました。
第
話
﹁はい﹂ ﹁大丈夫です﹂ ﹁問題ないです﹂
ませんか﹄
﹃双児宮と人馬宮と白羊宮の女官の人数を減らしましょう、各班長はそれで問題はあり
そして今私は女官長の仕事をしている。
もっと他にもベテランさんはいるじゃないか、なぜに私なのだ。
みたいな感じでした。
教皇様に呼ばれる↓﹁おまえ今日から女官長ね﹂﹁えっ︵︵︵︵;゜Д゜︶︶︶︶︶︶︶﹂
私が女官長に就任したあらすじを簡単に説明すると⋮
よ。
ラック企業だな聖域。12歳の私を女官長に就任させるなんて。おこだよ、激おこだ
こんにちは皆様、前回女官長に就任したフィロメアでございます。とゆうかマジブ
2
班長達が集まって会議を開いてる。
各宮には女官が配属されておりその女官のリーダーとなる班長がおり、毎週一回その
﹃では、それで決定でお願いします﹄
第2話
4
私は前は教皇宮の班長をしていたのだが
女官長は全宮の女官のリーダーなのだ。
女官長の仕事は色々な女官に指示などをだす。そしてもう一つ大事な仕事がある
それは⋮⋮
教皇の身の回りのお世話である、
服の用意、食事の準備、入浴の用意などetc
はぁ⋮なんもいえね
﹁わかっていますよ教皇様﹂
﹁いつも言っているように誰も入れてはならんぞ﹂
﹃了解いたしました﹄
﹁うむ、でははいろう﹂
﹃教皇様、入浴の準備が整いました。﹄
5
サガは毎回の様にいってくる。あ、言うの忘れてたけど、教皇がサガに成り代わって
いるのは知っている。元々原作を読んでいたこともあるが、初女官長として入浴の準備
が整い誰も入れないよう指示を受け、脱衣場の扉の前で待っていたら
中から教皇に呼ばれた。いやサガによばれたのだ。
数少ない友人からしか呼ばれない愛称で
﹁メア、来てくれないか﹂
私は扉を開け、脱衣場をぬけ、風呂の中にはいった。教皇宮のお風呂は他の宮と比べ、
とてつもなく大きい。中にはいったのはいいが湯気のせいで前が見えにくい。人影を
見つけた。
﹄
﹁私は罪を犯したのだ﹂
﹃な、なんでサガがいるの︵いや知っているけど︶﹄
裸体のサガがあらわれた。
﹁あぁ私だ、サガだ﹂
私は恐る恐る聞いた
﹃サガ⋮
?
わった﹂
﹁教皇を殺し、アテナをも殺そうとし、アイオロスを逆賊にしたてあげ、教皇に成り代
第2話
6
﹁そして君までをも、巻き込んでしまった﹂
その瞬間サガの髪が白に変わった
サガは泣きながら微笑んだ。
﹁あぁ、ありがとうメア⋮⋮﹂
い、 ぜったいよ﹄
﹃いいのよサガ、私の事は。けれどあなたはアテナに裁かれるまで、生きなくちゃいけな
サガは膝をついて涙を流しながら私に懺悔した。私はサガに近づき抱きしめた。
﹁罪深い私を許してくれ﹂
7
第
話
﹄
?
﹂
?
﹂
サガは怒りを露わにしながら胸に秘めていた思いを、フィロメアに吐き出した。今思
?
が赤子なのだぞ‼
﹁このまま聖戦が始まっていたらこの世界はどうなっていたと思う。つかえるべき女神
﹁メアお前はいったな、〝アテナに裁かれるまで生きないといけない〟と﹂
のだ。
そう、このサガこそ悪の側面である。この悪の人格が生まれたため、悲劇が起こった
﹁そうだ、私はサガの〝悪〟の人格だ﹂
﹃あなたはサガなの
ら白に、目は碧眼から充血した赤い目に、まるで天使が悪魔になったようだ
サガは不敵に笑いながら私を見た。サガの容姿は変化していた。髪の色が深い蒼か
﹁なんとも、お涙頂戴ではないか。﹂
サガは白髪の前髪を掻き上げながら立ち上がった。
﹁ありがとうメア、か⋮﹂
3
﹁あんな赤子になにができるというのだ‼
第3話
8
えば、悪の人格だからこそ言えたのだと思う。善のサガは、多くの人々から慕われ神の
化身や天使などと聖域の皆から呼ばれたほど清らかな心を持っているのだ。その気持
ちは誰にも言えないはずだ、彼は﹁双子座のサガ﹂でなければいけなかったのだ。
ロスの弟アイオリアをよく思ってないそうだ。逆賊の弟とゆうレッテルがはられてい
1年も経つとアイオロスの話はもう聞かなくなった、しかし裏で雑兵などが、アイオ
あれからもう1年経ちましたよ、あと12年ですか長いですね∼
に言っているのだ、私︶
風呂でのやり取りは、まぁ、なんか、その⋮恥ずかしいのでカットでお願いします︵誰
ないでください。
どうも女官長のフィロメアです。裸体のサガになにも反応しなかった事はつっこま
私はその日、その時誓ったのだ。
﹃大丈夫よサガ、私は貴方についていくわ﹄
﹁メア、どこにも、どこにもいかないでくれ﹂
サガは蒼色の髪に戻っていた。
﹁私は待てなかったのだ﹂
9
る、アイオリアはその汚名をはらそうと任務を多く受けているそうだ︵サガから聞い
た︶。そしてこれは最近おこった話なんですけど⋮
﹂ ﹁処刑されてしまえ‼
﹂
逆賊の弟の癖して黄金聖衣を纏っていいとおもっているのか‼
﹃なにをしているのですか﹄
﹁女官がはいってくんじゃねぇーよ‼
﹂
﹂﹁助けてくれ∼‼
﹂
今日の所はかんべんしてやる、お前ら行くぞ‼
?
﹂
?
私はアイオリアの方に向いた
雑魚が言うようなセリフを言いながら雑兵は去っていった。
?
﹁⋮っ‼
があなた達に攻撃したら一発で死にますよ。それが分からないのですか﹄
ずです。アイオリア様はそれをわかって手を出さなかったのですよ、もしアイオリア様
﹃あなた達は雑兵といっても聖闘士なのですよ、聖闘士同士の私闘は禁止されているは
?
?
私が下の宮に用事があり降りていると、声が聞こえてきた
﹂ ﹁逆賊の弟‼
?
﹁おい‼
﹁そうだ‼
﹁くっ⋮﹂
?
雑兵がアイオリアに殴りかかろうとした瞬間私はその拳を止めた。
?
?
?
﹁まってくれよ∼﹂ ﹁ひ∼‼
第3話
10
第
話
4
﹂
?
﹃アイオリア⋮﹄
﹁フィロメア⋮兄さんが、あんな事をしたと思えないんだ﹂
﹁聞いてくれ﹂
微笑みながら、祝いの言葉をくれた
﹁女官長になったそうだな、おめでとう﹂
くことができなかった。
くれようか﹂とかなんたら言ってきて私の死亡フラグが建築されそうになったので、行
を裏切るのか﹂とか言ったり、もう一人の方は︵悪の人格︶
﹁あぁ、裏切ったらどうして
る牢で尋問され解放されたとき会いに行こうと思ったのだが、サガがに泣きながら﹁私
が死んで以来あっていなかった。私は女官長の仕事に追われ、アイオリアが教皇宮にあ
幼馴染の弟ということもあり、アイオリアとはよく話したものだ。しかしアイオロス
アイオリアは驚いた顔のまま、瞼をパチパチと瞬いた。
﹁フィロメア⋮‼
﹃アイオリア大丈夫ですか﹄
11
アイオリアは兄が逆賊であることが信じられないようだ。
アイオロスは逆賊ではない、あの人こそ英雄である、私は知っている。
そこには山羊座のシュラが立っていた。
﹁お前達、そこでなにをしている﹂
聖衣箱︵パンドラボックス︶を背負っているところを見ると、任務の報告をしに教皇
宮に向かっている途中であろう。
﹁アイオリアお前はそこで駄弁る暇はあるのか、そこのお前は女官であろう自分の仕事
に戻れ﹂
﹁⋮わかった﹂
シュラはアイオリアに一喝した後、宮の階段を上って行った。シュラが見えなくなっ
た後、アイオリアはフィロメアの方を見てはにかみながら言った。
﹁フィロメア、その、また会えるか﹂
アイオリアとは別れた後、私は教皇宮に戻った
﹃えぇ、会えますよ﹄
悪の人格のサガ︵長いからから今度から黒サガと呼ぼう︶は教皇の椅子に足を組み、ワ
﹁メア、アイオリアと会ったそうだな﹂
第4話
12
インを飲みながら座っていた。ちなみに私は給仕である。サガちょっと、そのグラスの
持ち方、ラスボスみたいな持ち方になってるぞ、フラグが建築されてるぞ∼。
﹃この度はお疲れ様です﹄
請け負っている。
うちに奪うことができる暗殺向きの技であるため、その為デスマスクは主に暗殺任務を
デスマスクが暗殺任務から帰って来た。蟹座の技、積尸気冥界波は相手の命を一瞬の
﹃蟹座のデスマスク様﹄
﹁おーおー、今日は黒の方がでてるのか﹂
いや、そんな事私に言われても
﹃はぁ⋮﹄
なにが悪かったんだ∼とかほざいている。まるで夫に浮気された妻ではないか﹂
引きこもってしまったではないか。メアが何処かに行ってしまうのではないか∼、私の
数少ない、それも女官ともなればお前しかおらんであろう。しかもお前の処置で彼奴が
﹁アイオリアが女官と喋っていたのを見たそうだ。逆賊の弟と喋る物好きはこの聖域に
サガは顔を顰めながら言った
﹁シュラからだ﹂
﹃誰から、それを。﹄
13
﹁いや、なんのなんの。こんなべっぴんさんに迎えてもらうなんて、嬉しいもんですよ。﹂
﹃そんなご謙遜を﹂
﹁メアはやらんぞ﹂
﹃私を欲しがる人なんていませんし、いつ私が貴方のものになったんですか﹄
なんだ、このグダグダのやりとり。あぁこの聖域の遠くの私の元故郷日本でお過ごし
のアテナ様、この状況を打破する案をどうか私に‼ ︵裏切った私が頼むものでは無い
が︶
?
﹂
わかっておるわこのクソ蟹がぁぁぁあ‼
﹂
いるもんじゃねぇ、しかもあんな優良物件誰かに取られたらたら一生の終わりだぞ﹂
﹁おい、サガ。顔よし、性格良し、料理もできて世話も焼いてくれる幼馴染なんて滅多に
﹁えぇい‼
?
?
﹁あじゃぱーーー‼
第4話
14
?