2016年 12月7日号 Vol.335 2017年も騒ぐ年!干支と相場格言 今年もやってまいりました!! 聖夜が待ち遠しくなる季節到来!街中がクリス マスイルミネーションで煌き、心躍りますね。 師走といえば?そうです!今年もご紹介しま す。ボンジュール年末恒例、干支にまつわる相 場格言です。 酉(とり)騒ぐ 十二支にちなんだ有名な相場格言に、『辰巳 (たつみ)天井、午(うま)しり下がり、未(ひつ じ)辛抱、申酉(さるとり)騒ぐ、戌(いぬ)は笑 い、亥(い)固まる、子(ね)は繁栄、丑(うし)つ まずき、寅(とら)千里を走り、卯(うさぎ)は跳 ねる』というものがあります。 2016年の申(さる)年に続き、2017年酉(とり) 年も格言は『騒ぐ』。 今年を振り返ってみると、確かに年初から騒が しい1年でした。取引初日から株式市場は大幅 下落で幕を開けました。その背景は中国の景 気減速懸念。原油安もリスク・オフを誘いまし た。6月には英国民がEU離脱を選んだまさか のブレグジット、そして11月の米国大統領選で は市場の事前予想に反してトランプ氏が勝利 し、マーケットは一変しました。イベントのたび に市場は上下に大きく変動し、まさしく「申騒 ぐ」の相場格言どおりの年となった印象です。 来年も「酉騒ぐ」年となるのでしょうか。 2017年もイベント続き 2017年1月20日、米国ではトランプ氏が第45代 大統領に就任します。まずは、選挙戦の公約 がどこまで実行されるのか注目です。 新政権の通商政策が新興国の貿易にどの様 な影響を与えるのかが不透明なため、不安視 する声も聞かれます。 米国のみならず実は、欧州からも目が離せな いイベントが目白押しです。先日の国民投票で 憲法改正案が否決されたのを受けて、イタリア では来春にも総選挙の公算が高まっています し、4月(決戦投票の場合は5月)にはフランス 大統領選、ドイツでも秋に総選挙が予定されて います。 各国の政治イベントでは、現政権への不満が 噴出し、2016年と変わらぬ構図が予想される のではないでしょうか。 今年同様、市場はイベント結果次第で変動幅 が大きくなる可能性がありそうです。 どうやら、来年も格言 どおり騒がしい年にな ると思っておいた方が 良さそうですね。 上に向かって大きく振 れてくれることを願い ましょう! ●当資料はピクテ投信投資顧問株式会社が作成した資料であり、特定の商品の勧誘や売買の推奨等を目的としたものではなく、また特定の銘柄および市 場の推奨やその価格動向を示唆するものでもありません。●運用による損益は、すべて投資者の皆さまに帰属します。●当資料に記載された過去の実績 は、将来の成果等を示唆あるいは保証するものではありません。●当資料は信頼できると考えられる情報に基づき作成されていますが、その正確性、完全 性、使用目的への適合性を保証するものではありません。●当資料中に示された情報等は、作成日現在のものであり、事前の連絡なしに変更されることが あります。●投資信託は預金等ではなく元本および利回りの保証はありません。●投資信託は、預金や保険契約と異なり、預金保険機構・保険契約者保護 機構の対象ではありません。●登録金融機関でご購入いただいた投資信託は、投資者保護基金の対象とはなりません。●当資料に掲載されているいかな る情報も、法務、会計、税務、経営、投資その他に係る助言を構成するものではありません。
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