マーケットトピックス ( 9月 5日)

マーケットトピックス
( 9月 5日)
■前日の流れ
東京市場では、米国の雇用統計の発表を控えて様子見ムードが強まっており、序盤から限定的な動きが続いた。午後に入ると、
下落していた日経平均株価が下げ幅を縮小する動きとなったことや、雇用統計に対する期待感などからドル買い・円売りが進ん
だ。そして、米雇用統計では、雇用者数の伸びが予想を下回る結果となったことで、ドル売りが優勢となった。ただ、利上げに
対する期待感がそれほど低下していないとの見方から、その後再び反発する動きとなった。
①米雇用統計を控えて様子見ムードも強く、序盤から小動きの展開となった。仲値公示前後では週末の実需のドル買いも散見さ
れたが、値動きは限定的となった。
②もみ合い後、下落した株価が下げ幅を縮小したことや、米雇用統計に対する期待感を背景に、ドル買い・円売りとなり、ドル
円・クロス円は堅調な動きとなった。
③米雇用統計で非農業部門雇用者数が市場予想を下回る結果となったことから、早期の利上げ期待の後退観測からドル売りが優
勢となった。
④追加利上げの可能性が消えるほどの悪い結果ではないとの見方から、買い戻しが優勢となった。引けにかけては、イベント終
了もあり、小動きの展開が続いた。
■本日のポイント
東京市場では、週明け新規材料に乏しい中、先週末の雇用統計の結果を材料に底固い動きとなる可能性も考えられる。そして、
中国の経済指標の発表が予定されていることから、一応結果には注目しておきたい。米国市場は、LaborDay(レイバーデー)で
休場となることから、海外市場の動きは限定的となるだろう。
誠に勝手ながら、9月 6日から 9月 12日分までのマーケットトピックスは休刊にさせていただきます。なお、9月 13日分から通
常通り更新させていただきます。
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提供:SBIリクイディティ・マーケット株式会社
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