基本施策F5 原爆被爆者の援護を充実します 主管課:援護課 個別施策 F5-1 被爆者が保健・医療・福祉サービスを受けやすい環境を整えます F5-2 被爆体験者への支援の充実を図ります F5-3 被爆実態に関する調査研究を促進します ア 施策の目的 被爆者等が、安心して暮らしている イ 基本施策の評価 Ac 目標を達成しているものの、目的達成に向けた課題の克服などがやや遅れている ウ 成果指標 指標名 基準値 (時期) 国への要望事項の実 現数 1事項 (21 年度) 区分 ⇧ H23 H24 H25 H26 H27 目標値 1 1 1 1 1 実績値 1 2 2 1 3 達成率 100.0% 200.0% 200.0% 100.0% 300.0% エ 評価結果の妥当性 本部会での議論を踏まえて考えると、評価結果については妥当であると判断する。 オ 審議会における政策評価に関する意見 ○ 法律に詳しくない市民にとって、 「原子爆弾被爆者に対する援護に関する法律」にお ける被爆者や被爆体験者の定義はわかりにくいことから、評価シートにおいて説明を 記載すべきである。 ○ 長崎原子爆弾被爆者援護強化対策協議会(原援協)による国への要望については、 その要望項目が複数の個別施策に及ぶことから、個別施策進行管理事業シートの作成 にあたっては、被爆者・在外被爆者及び被爆体験者等の対象者の違いなど、個別施策 ごとの違いがより理解しやすい記載をすべきである。 ○ 高齢化する被爆者への支援と、一般の高齢者への支援の違いが分かりにくいことか ら、長崎原爆病院の建替えに対する補助を実施する必要性について説明するとともに、 併せて補助の総額を含め、個別施策進行管理事業シートを作成してはどうか。 カ 審議会における施策推進に向けた提案 ○ 成果指標を「国への要望事項の実現数」とするなど、原爆被爆者等の援護は国の責 任において実施すべきものであるとの立場であることや、長崎市の厳しい財政状況に ついては理解するものの、被爆2世への対応を含め、市独自の援護施策の必要性につ いても、併せて検討する必要があるのではないか。 ○ 被爆者等の高齢化により、今後、被爆2世への支援についても拡充する必要がある と思われ、放射線影響研究会の開催による被爆による身体的・遺伝的影響についての 科学的根拠の研究や、検診の拡大などの取組みついては評価できることから、施策の 方向性を維持し、今後も継続して施策に取り組んでほしい。
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