基本施策F6 暮らしのセーフティネットを充実します 主管課:生活福祉 1 課 個別施策 F6-1 失業者、低所得者の生活を安定させます F6-2 失業者、低所得者の就労を支援します ア 施策の目的 失業者や低所得者が、健康で文化的な生活を維持している イ 基本施策の評価 Ab 目標を達成しており、目的達成に向けて概ね順調に進んでいる ウ 成果指標 基準値 (時期) 指標名 生活保護受給者で就 労開始した者の数 142 人 (21 年度) 区分 ⇧ H23 H24 H25 H26 H27 目標値 350 (188) 400 (211) 450 (234) 500 (257) 550 (280) 実績値 345 554 560 576 685 98.6% 138.5% 124.4% 115.2% 124.5% (183.5%) (262.5%) ※就労支援員1名の平成 21 年度当時に設定した目標値を、就労支援員の増員(平成 22 年度2名、平成 23 年度5名、平成 24 年度7名)により見直した。 ( )は旧目標値等 達成率 エ 評価結果の妥当性 本部会での議論を踏まえて考えると、評価結果については妥当であると判断する。 オ 審議会における政策評価に関する意見 ○ 学習支援事業に係る評価は、高校進学率のみではなく、進学後の退学者に対する復 学支援等、就学を続けるための支援の成果についても行うべきである。また、現在中 学3年生のみの数値が記載されているが、予算措置により支援を行う全ての学年につ いて、対象者の数と実際に支援を受けた者の数を記載してほしい。 ○ 成果指標に対する達成率が高いことは評価できるが、逆に達成率が高いことにより、 市の取組みが既に十分であるかのような印象も与えてしまう。市の生活困窮者の割合 は決して少なくないことから、施策における市の課題を示す成果指標について、生活 保護受給者数以外の指標により設定することを検討すべきである。 ○ 就労意欲を喪失した者への就労支援として、民間委託により行っている職業体験の 取組みについては、その概要や成果・効果について、評価シートに記載してほしい。 ○ 生活困窮者自立支援事業に係る成果指標「生活支援相談センターの支援により安定 した者の割合」については、安定した理由を記載してほしい。 ○ 子どもの健全育成支援について、児童相談所、学校、ハローワーク、子育て支援課、 教育研究所等との会議開催等による連携を行っていることは評価できるため、何らか の成果指標を設定してはどうか。 カ 審議会における施策推進に向けた提案 ○ 就労支援員を増員するなど、適切な対応を行っている。 ○ 学習支援事業は現在 1 か所を拠点として開催しており、生活保護世帯以外の交通費 は自己負担であること、また、遠方から来なければならないことが参加率を低くして いる可能性がある。参加率の向上のためには、より多くの地域で開催すべきではない か。 ○ 学習支援事業に関連して、進学時の学資資金の貸付け等、関係機関との連携を行う とともに、卒業後に長崎で就職できるサイクルを作り出すため、産業雇用政策課など、 他の部局とも連携して取り組んでほしい。 ○ 就労支援事業において、就労によって直ちに生活保護が廃止される等の不安を持つ 人がいると思われることから、生活保護に関する市民の理解が得られるよう、周知啓 発を行ってほしい。 ○ 把握は難しいとは思うが、子どもの貧困率等の把握に努めるべきではないか。
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