基本施策D2 循環型社会の形成を推進します 主管課:廃棄物対策課 個別施策 D2-1 ごみ排出量の削減とリサイクルを推進します D2-2 廃棄物の適正処理と処理施設の整備を進めます ア 施策の目的 市民及び事業者が、ごみ減量・リサイクルに対する意識を高め、循環型社会の形成に取り 組んでいる イ 基本施策の評価 Dc 目標を達成しておらず、目的達成に向けた課題の克服などがやや遅れている ウ 成果指標(「⇧」は目標値を上回ることが望ましい指標、「⇩」は目標値を下回ることが望ましい指標) 基準値 (時期) 指標名 リサイクル率 17.2% (21 年度) 区分 ⇧ H23 H24 H25 H26 H27 目標値 17.8 18.6 19.4 20.2 21.0 実績値 16.2 16.1 16.2 15.5 15.3 達成率 91.0% 86.6% 83.5% 76.7% 72.9% エ 評価結果の妥当性 本部会での議論を踏まえて考えると、評価結果については妥当であると判断する。 オ 審議会における政策評価に関する意見 ○ リサイクル率という言葉がキーワードのように出てくるが、一般市民は、例えばい らないものをリサイクルショップなどに持っていくことも思い浮かぶ。リサイクルと いう言葉は汎用性があるので、リサイクル率の算出方法を示すべきである。 ○ 新西工場の稼働により分別が変わったことで、プラスチックごみを可燃ごみとして 捨てることもできるようになったが、汚れたプラスチックは洗って出すか、可燃ごみ とするか、どういう判断がベストなのかという疑問がある。 ○ リサイクル推進員の表彰制度は、写真入りで新聞に出すなど、もっと顕在化してほ しい。また、地域のリサイクルのために市から補助をもらっているが、使い道として、 市から補助を出すときの指針に「リサイクル推進員の慰労のために」など書いてある と良いのではないか。 ○ 数値の把握は難しいが、ネットオークションや民間のフリーマーケット、古物商も リサイクルである。アンケートやリサイクル事業者の売上げを把握することで、それ らの数も含めたリサイクル率を上げるべきではないか。 ○ ごみ収集について、直営が少なくなっているが、今後の将来像を見据えた収集体制 とすること。 カ 審議会における施策推進に向けた提案 ○ 生ごみをたい肥化したいが土地・菜園がないことが問題である場合もある。ドイツ のクラインガルテンの事例のように、市民農園について、農林部局との連携をする必 要があるのではないか。そのような施策も検討してほしい。 ○ 市民がいらなくなったものを交換する「かえっこバザール」のような、新しい発想 で、市民に行動を促す仕組みづくりを検討していただきたい。 ○ 生ごみたい肥化講習会は、決まった場所のみではなく、出前講座もするべきである。 また、各地域や自治会に、自治会管理の生ごみ処理施設を置けないか検討してほしい。 ○ プラスチックのリサイクルについて、現物をもってきてPRをするなど、市民のモ チベーションを上げる工夫が必要である。
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