平成 28 年 10 月 11 日(火) 環境エネルギー部危機管理・くらし安心局 食 品 安 全 衛 生 課 報道関係者 各位 食中毒事件の発生及びきのこ食中毒注意報の発令 食中毒事件の発生及びきのこ食中毒注意報の発令について 及びきのこ食中毒注意報の発令について 【概要】平成 28 年 10 月 10 日(月)、川西町の山林で採取したきのこを食べた後、食中毒の症 状を呈した患者が発生し、置賜保健所が調査した結果、10 月 11 日(火)有毒きのこの「ツキ ヨタケ」による食中毒と断定しました。 なお、毒きのこによる食中毒は、今シーズン3件目で、すべてツキヨタケが原因です。また、 本日、別紙のとおりきのこ食中毒注意報を発令しますので、誤食しやすい有毒きのこについて、 県民に対する注意喚起の御協力を引き続きよろしくお願いします。 1 調査結果 患者は、10 月 10 日(月)に川西町の山林から採取したきのこを同日午後2時頃、自宅で煮 物に調理して食べたところ、午後3時頃からおう気、おう吐、下痢、腹痛の症状を呈し、東置 賜地区の病院を受診した。 置賜保健所が調査したところ、患者の症状及び当該きのこの残品の外観的特徴や診察した医 師の判断から「ツキヨタケ」による食中毒と断定した。なお、現在患者は快方に向かっている。 発生日時 平成 28 年 10 月 10 日(月)午後3時頃 摂食者数 1名 患 者 数 1名(50 代男性) 受 診 者 1名 入 院 患 者 0名 患者住所 南陽市 症 状 おう気、おう吐、下痢、腹痛 原因食品 ツキヨタケの煮物 病因物質 植物性自然毒(ツキヨタケ) 2 措 置 置賜保健所では、患者に対し、原因となったきのこの残品を廃棄させるとともに、採取し たきのこを喫食する場合は十分注意するよう指導を行った。 県 民 の 皆 様 へ 重要なポイント ☆ 素人の方が鑑別するのは非常に危険です。 ☆ 確実に食用であるもの以外は食べないでください。 <毒きのこによる食中毒を起こさないための注意事項> <毒きのこによる食中毒を起こさないための注意事項> 1 知らないきのこや不安を感じるきのこは、採取しないようにしましょう。 2 調理する前に、もう一度確認しましょう。 3 安易に譲り渡したり、譲り受けたりしないようにしましょう。 4 きのこを食べてしびれ、吐き気などの中毒症状を起こしたら、速やかに医療 機関を受診しましょう。残品がある場合は、持参しましょう。 平成 28 年 10 月 11 日現在 食中毒事件発生状況 発生状況 16 件 219 名 (うちきのこ中毒 3件 5 名) 昨年同期 18 件 327 名 (うちきのこ中毒 5件 9 名) 昨 年 計 20 件 329 名 (うちきのこ中毒 6 件 10 名) 【問合せ先】 食品安全衛生課 課長補佐 小林勝典 電話 023-630-2567 [報道監] 危機管理監 小林正弘
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