2016年10月14日発行 ISSN 1342-5250 3917 2016年 (平成28年)10月14日発行 本誌特別調査 2016年度 労働時間総合調査 (労務行政研究所) 企業事例 残業ゼロを掲げる企業の 組織運営 (ランクアップ/日本テクノ・ラボ/フィードフォース/クロスエフェクト) 企業事例 カゴメの新人事制度 実務資料 2016年年末一時金決定のための資料集 労働法令 育児・介護休業法、男女雇用機会均等法の改正概要と実務上の留意点 労働判例 新設した降格規定は、労働者の受ける不利益の程度、必要性、労働組合との交渉状況等に照らして有効であり、 原告に対する職務変更、降級、降格およびこれらに伴う賃金減額等は有効 (ファイザー事件 東京地裁 平28.5.31判決) 相談室Q&A ●勤怠に問題のある契約社員につき、 「無遅刻、無早退、無欠勤」を条件に契約更新の可否を判断してよいか ●扶養手当の支給対象かを確認するため、女性社員にのみ配偶者の源泉徴収票を提出させても構わないか ●社員寮の入寮者に対し、 休日の外泊を禁止できるか ●けがのため電車通勤に支障がある社員のマイカー通勤を認めない場合、 会社としてどのような対応が必要か ●コース別人事制度を廃止する際の留意点とは何か ●就業規則に規定はあるが、適用実績のない出向命令は認められるか ●転籍した社員からの復帰要望に応じる義務があるか 相談室Q&A ●会社周辺での労働組合の政治活動をやめさせられるか 【同梱付録】 実務に役立つ法律基礎講座(24)─ 控除・相殺・差押 第3917号(16.10.14) TOPICS 8 ニュース 労政ニュース 雇用保険の適用拡大/ 「介護離職防止支援助成金」創設の改正省令案/ 求人不受理の対象条項に「マタハラ防止措置」等の違反を追加 等 10 労働法令 ここに注目 労働法令のポイント 育児・介護休業法、男女雇用機会均等法の改正概要と実務上の留意点 16 労働判例 労働判例SELECT 新設した降格規定は、労働者の受ける不利益の程度、必要性、労働組合との交渉状況等に照らして 有効であり、原告に対する職務変更、降級、降格およびこれらに伴う賃金減額等は有効 (ファイザー事件 東京地裁 平28. 5.31判決) 18 労働判例一覧(平成28年 6 月分) 特集 1 20 本誌特別調査 2016年度労働時間総合調査(労務行政研究所) 所定・総労働時間、休日・休暇、時間外労働等の最新実態 1. 2016年度の所定労働時間・休日日数の実態……23 2. 2015年度年間総実労働時間(試算)……28 3. 年次有給休暇の取得状況……32 4. 時間外労働の実態……38 関連資料 43 労働時間・休暇制度の実態(2016年・厚生労働省) 特集 2 53 企業事例 残業ゼロを掲げる企業の組織運営 情報共有や各種施策による働き方改革で、残業しない経営方針を実践する 4 社の事例 58 ランクアップ ほとんどの社員が17時退社。残業ゼロを実現する「働き方改革」で10年連続売り上げ増 65 日本テクノ・ラボ 裁量労働制の導入とPDCAの徹底。報告と内省のサイクルで計画どおりの業務管理を実践し、残業ゼロを達成 70 フィードフォース 経営方針、企業文化として原則週40時間の残業のない働き方を堅持 76 クロスエフェクト デッドラインを意識したスケジュールと作業時間を徹底管理。 社員の意識・働き方改革を通じて自主的行動につなげる 特集 3 82 人事制度事例シリーズ カゴメ グローバル化の推進に向け国内外共通の職務等級体系を導入。 管理職の処遇は職務給と変動賞与を軸に年功を払拭 2 労政時報 第3917号/16.10.14 特集 4 96 実務資料 2016年年末一時金決定のための資料集 年間協定による妥結済み企業では、対前年同期比1.1%増と 3 年連続で増加だが小幅にとどまる 97 妥結●2016年夏冬型年間協定ですでに決まっている年末一時金の集計・会社別一覧 (労務行政研究所) 112 環境●一時金を取り巻く経済・経営環境 藤田隼平 三菱UFJリサーチ&コンサルティング株式会社 調査部 118 120 121 124 予測●2016年年末一時金の水準の見通し 方針●主要単産の2016年年末一時金要求基準と日程 推移●主要機関調査に見る賞与・一時金の過去 5 年間の支給実績 参考:2016年夏季一時金最終結果(厚生労働省/国民春闘共闘委員会) DATA BOX 126 地域別最低賃金(2016年度・厚生労働省) 128 相談室Q&A ⃝勤怠に問題のある契約社員につき、 「無遅刻、無早退、無欠勤」を条件に 契約更新の可否を判断してよいか……128 ⃝扶養手当の支給対象かを確認するため、女性社員にのみ配偶者の源泉徴収票を 提出させても構わないか……130 ⃝社員寮の入寮者に対し、休日の外泊を禁止できるか……132 ⃝けがのため電車通勤に支障がある社員のマイカー通勤を認めない場合、 会社としてどのような対応が必要か……134 ⃝コース別人事制度を廃止する際の留意点とは何か……136 ⃝就業規則に規定はあるが、適用実績のない出向命令は認められるか……138 ⃝転籍した社員からの復帰要望に応じる義務があるか……140 ⃝会社周辺での労働組合の政治活動をやめさせられるか……142 同梱付録 実務に役立つ法律基礎講座㉔ 控除・相殺・差押 岡村光男 弁護士 安西法律事務所 労政時報 第3917号/16.10.14 3
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