2015 年度 前期 2 単位 科目名 統計基礎 対象学科・学年: 心理福祉学科、グローバルスタデイズ、人間発達学科、健康栄養学科・1 年 時 間: 火曜日 I 時限(9:00~10:30) 教 室: 1 号館 124 室コンピューター1 教 科 書: プリント 1.担当教員 (1) 名前: 棚橋浩太郎 (2) 研究室: 東北薬科大学 (3) 連絡先: 東北薬科大学数学教室 (4) オフィスアワー: なし (5) 主な研究・教育業績 東北薬科大学教授・博士(理学)・日本数学会・作用素論 2.授業の目的 (1) 授業の目的 天気予報で明日雨の降る確率は 60%ですと言われたら、傘を持っていきますか?この 60%は確率 ですから雨が降る場合もあるし、降らない場合もあります。統計では様々な事象を確率、確率分布を 用いて調べます。 (2) 到達目標 ①簡単な確率が計算できる。 ②比率の推定、検定ができる。 ③母平均の推定検定ができる。 ④母平均の差の検定ができる。 ⑤回帰直線を求めて予測することができる。 3.授業の概要 母集団・標本の基本統計量を説明します。比率、平均値の推定、検定、差の検定、回帰分析(相関、 無相関の検定)を行います。毎回プリントを渡して、小テストを行います。また、3回程度パソコン(エクセ ル)を用いて、簡単な実験、検定を行い、ワードでレポートを作ります。 4.授業の受け方・勉強の仕方 (1) 予習の仕方 とりあえず教科書第0,1,2章をざっと読むこと。この後は予習する必要は無い。 (2) 授業の受け方 毎回その時間分のプリントで授業を行います。質問はいつでもいいです。プリントに計算を書き 込みながら理解できるように話す予定。授業の理解がどの程度かによって授業内容を変えていくの でシラバスにある順番が前後するかもしれない。最後に小テストをするので解ければその授業はO Kと考えてよい。 1 (3) 復習の仕方 復習は大事です。小テストを次の時間に返却するので解答を参考にもう一度やってみること。 試験前に練習問題を出すのでそれができれば試験はOKです(多分)。 5.受講にあたってのルール (1) 遅刻しないこと。わからないときは質問すること。 (2) 2/3 以上出席すること。 (3) 小テスト、パソコンは何人かで相談してかまわない。 (4) 成績判定は試験で行います。試験ができなかった人は追再試験を行います。 6.授業計画 回 月日 テーマ・内容 予習・復習 1 4/14 統計でなにができるか 基本統計量(平均・分散) 2 4/21 データの標準化・確率 復習は必要 3 4/28 2項分布・正規分布 復習は必要 4 5/12 大数の法則・中心極限定理 復習は必要 5 5/19 パソコンで大数の法則を確かめる。 予習はいらない 6 5/26 比率の推定検定 復習は必要 7 6/02 平均の推定検定 復習は必要 8 6/09 独立性の検定・適合度検定 復習は必要 9 6/16 平均の差の検定 復習は必要 10 6/23 パソコンで検定を行う 予習はいらない 11 6/30 相関・回帰分析 復習は必要 12 7/07 無相関の検定・順位相関 復習は必要 13 7/14 パソコンで相関係数、回帰直線を求める。 予習はいらない 14 7/21 ノンパラメトリック検定 復習は必要 15 7/28 まとめ・試験 未定 備考 予習はいらないが復 習は必要 パソコンを使うので パスワードが必要。 パソコンを使うので パスワードが必要。 パソコンを使うので パスワードが必要。 追再試験 ※ 授業の展開によっては、変更の可能性があります。変更の場合には随時お知らせします。 7.評価方法 (1) 試験(90%) (2) 小テスト・レポート(10%) (3) 定期試験を欠席した人、不合格者は追再試験を行いますので掲示に注意。 8.参考図書・文献 参考書:平均値の統計、岡田泰栄著、共立出版 9.履修上の注意 (1) 前提科目や履修条件はない。 (2) 特別な配慮を要する学生は連絡すること。 2
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