インド:9 月 2 日全国的なストライキ 影響は部分的 2016 年 9 月 8 日掲載 9 月 3 日付けの地元報道によると、国内全域で金曜日(9 月 2 日)に、労働組合によるストライキが実行さ れたが、その影響は部分的なものであった。政府は、銀行・保険、石炭、電信にて部分的な影響はあった ものの、運輸、鉄鋼での影響は僅かであったとした。 石炭公社(CIL)は、ストライキにて生産量が 40%減であったが、最大の減少は Odisha 州だとした。CIL の 430 操業炭鉱のうち、120 炭鉱が停止し、16:00 時点では、停止炭鉱数は 10%に減少した。CIL による と、大手 South Eastern Coalfields(SECL)は操業したが、Mahanadi Coalfields(MCL)は影響を受け、結 果として、当日の生産量は 40%減であったとした。 その他の労働組合(Indian National Mineworkers Federation)では、80%の労働者がストライキに参加 し、石炭発送に影響を与えたとした。 石炭省大臣は、ストライキの呼びかけに同調しなかった労働者は、政府方針に近い労働者であり、不参 加は彼らの利益に適うものであるとした。 (石炭開発部 辻 誠) おことわり:本レポートの内容は、必ずしも独立行政法人石油天然ガス・金属鉱物資源機構としての見解を示すものではありません。正確 な情報をお届けするよう最大限の努力を行ってはおりますが、本レポートの内容に誤りのある可能性もあります。本レポートに基づきとら れた行動の帰結につき、独立行政法人石油天然ガス・金属鉱物資源機構及びレポート執筆者は何らの責めを負いかねます。なお、本資料の 図表類等を引用等する場合には、独立行政法人石油天然ガス・金属鉱物資源機構資料からの引用である旨を明示してくださいますようお願 い申し上げます。
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