生産性上昇に向けて - みずほ総合研究所

生産性上昇に向けて
I
みずほ総合研究所 首席エコノミスト 泰松真也
多くの不確実性を抱える世界経済
2020年の国内宿泊需要予測
イタリアの不良債権問題をどうみるか
フィリピン新政権の政策評価
AR(Augmented Reality:拡張現実)
生産性上昇に向けて
─ IT活用や働き方改革を通じた効果に期待 ─
多くの不確実性を抱える世界経済
─ 日本経済は、
民需・外需が低調な中、
公需依存の成長に ─
2020年の国内宿泊需要予測
─ 訪日外国人客増で高齢化の影響を打ち返せるのか ─
イタリアの不良債権問題をどうみるか
─ EU離脱リスクの増大につながる可能性も ─
フィリピン新政権の政策評価
─ 政策の方向性は成長促進的も実行力に課題 ─
AR(Augmented Reality:拡張現実)
みずほリサーチ September 2016
みずほ総合研究所のホームページでもご覧いただけます。
http://www.mizuho-ri.co.jp/publication/research/research/
本資料は情報提供のみを目的として作成されたものであり、商品の勧誘を目的としたものではありません。
本資料はみずほ総合研究所が信頼できると判断した各種データに基づき作成されておりますが、その正確性、
確実性を保証するものではありません。また、
本資料に記載された内容は予告なしに変更されることもあります。
生産性上昇に向けて
I
人
が
が国に
が
な課題
行き、
て
大
が
、
に
する
の
性が
して
本の
は、
の
にある。
の
を
に
には
した
は
性
で
な
に
み
本
て、
す
データ、
に
されては
る
な
て
ー
。
には
な
り
して
、
を
る。
が
て
る。
き
性
、
には、
る。 資
の
には、
れ
の
の
。
、
ではほ
に
すると、
で
、 ー
資の
が
成
にあり、
の
しは
でもは
して
があ
の
きりと
ー
り
の
を
る。 が
性の
、
に
の
を
とな
性を
種
合、
が
でみると、
る。
ま
では
の
が
が
た
で
では
ー
した
て
を
るが、
が
とした
では
で、 ー
、
は
ー
な
種
て
て実
しており、 資判断は
性の
ー
して
と
れる。
的に
ことも
に
し
は
みると、
には、
る
り
資
ることも
に
も
るとみ
とな
とな
して
の
また
をみると、
を
の
資判断の
るものの、 ー
との
性の
が
して
した
まれて
。また、
に
を
の
の
る
れる。
資本
性の
ター
ー
に
では
が
が、
ではな
を
ると
ず、
て
、
影響
る
は、
ー
性が
の
性の向
性向 が期待
する
する
。
た には
低 が
して
る。
が目
を
には
が
を
成
の実
は
ることは
に
せ
ミスト 泰松真也
が
である
性
・
もにIT活用や働き方改革を通じた
コ
る。すな
こ
の
みずほ総合研究所 が、
、成長力を
の
の
とな
の
とな
て
る。
このほ
まな
、
ことが、
に
て
の
性の
に
なが
が
て
るとの
もみ
る
れる。
の 的
を
た
は、 正
I
を
て、
性
に
まず、
も
る
、
て り
の
の
性は
な
は
は
性
の
されて
るのは
の目的には
デ
変
が
品
て
き
るな
と
。
れて
る
がお
に
ながるもの
の
る
れて
に
を
た
判断の
性
目
性
の
正
が
正
は
の
に
の
は、
正
ー
る
が
の
の
の
を
すと
が
する
を
した
性の
の
成
の
を
が
、
の
も
の
され
る
。
に
て
るが、
もの 。実 、 正
なもの
て
が
て、
、さ には
な に
を
的と
の
に
が
を
する
。 が
して
資本の
るとみ
き
は
る。内
の
が
ー
を
性が
て
の
成する
では、
を
まで
に
たもので、 なり
。
は
とする
し
は
まで
成
提をお
を
本
性の
の
まる
の
を
は
、
性
に
的に
が
に実
を
性の
正
、
は
れる。
は
き、
な
の
であり、
の
の
性
、
性
的な成
れるが、
の
がみ れる。
を
に
れれ
性
た、
れ、
は
性
ほ
され、その
ながるとみ
を
も、
たなしの
は正
は
は、
すことな
性
される。
の
の
の
とな て る。
に
の
は
では
は 正
は
が
の
の実
に ま ており、
の
すことに
き
とされて る。 が の 正
の
、
れる。
データ
でも
の
れ、
を
にお て
とされており、な
な
き
みがある。
総
がみ
の
る
を
と
な
ては、
される。
として
り
に
する
る。 正
が
また、
な
が
て
きな
き
、 情報の
の
ると
となるが、これが
資の
的
の
であるこ
を
ての
も
は、
る
た
の
りの
の
に
また、
が、
る
、
の
る。
りの
て
。
は、
は
とな
、 本では
る
は
の
とな
が
正
り
の
ての
と
る。
の
に
にあ
もの
、
として
と
では、
な
性
とな
される。
されることを
の
的に
れる。そこで
の
資が
が
ー
が
に
に
り資本
たりの実
性の
、
るが、これに
とみなされる
と
の
にと
しされると
して
の
た
ま
の
が
は
なり
性が
、
は
と
され
。
が
性
にと
と予
が
て
る。また、
をみて こ 。
が
性
の
て
ー
と
、
き
の
し
的に
性
本
して
であり、 り
で
るが、
的な
性
性
り
を
の
みを
は
した
の
。
多くの不確実性を抱える世界経済
経済は
国大
、中国の
リスクには
存の成長
で
2 1
にか
が
なる
ち
調
で
な
を
、
が、
実性を高
の行方、
る
題が
I
題、
、
る 日本経済は、民需・外需の低調な
の
政
が
は
中、公需依
に
る
る
2 17
4
の
は総 て
さを
とな た。
は
資
資の
を
て
で
の 成 となり、
ー
は
に
な に
る内
を
に
で成
が
した。
本は
の
な成 にと ま た。
が る
に
て し
れた
もある
が、それを り
てみても、 本
が
の り
を して な ことを確 するもの
と
る
。
は成
こそ
と
の
は
されたが、
資は
の
の
にと ま た。その
では、
な
の では成 が
したものの、
的
が き 、
としては
な
が
たと
。
は、
が
に
した
で
、
は
で
と
な て る。
の
合
は、
が
に
したものの、その の
の
は のとこ
的である。
の
成
は、
みずほ総合研究所の予
と
の
を予 して る
、
、
。 に
の
を
とした
の
が
であるが、
は
に
し、
の成
に
ては
に
すると予 して る。
は
に
ての
な
しではあるが、
の
き
は
、
れ
には
が
であ
。
●図表1 世界経済見通し総括表
2014年
(実績)
予測対象地域計
3.5
日米ユーロ圏
1.5
米国
2.4
ユーロ圏
0.9
日本
▲0.0
アジア
6.4
中国
7.3
NIEs
3.4
ASEAN5
4.6
インド
7.0
オーストラリア
2.7
ブラジル
0.1
ロシア
0.7
93
原油価格(WTI、
ドル/バレル)
暦年
2015年
(実績)
3.3
2.0
2.6
1.7
0.5
6.1
6.9
1.9
4.8
7.2
2.5
▲3.8
▲3.7
49
(単位:前年比、
%)
2016年
(予測)
3.2
1.3
1.4
1.5
0.5
6.0
6.6
1.8
4.7
7.7
2.7
▲3.4
▲1.2
42
2017年
(予測)
3.6
1.6
2.2
1.1
0.7
6.0
6.5
2.2
4.6
7.6
2.5
0.8
1.0
45
(注)予測対象地域計はIMFによる2014年GDPシェア(PPP)により計算。
(資料)国際通貨基金(IMF)、各国統計より、みずほ総合研究所作成
は、
は 成 にと ま た
が、
は
な
基 に ると予
される。
は、所 の
に
た
な
が
しであり、
に
に
した
資も
を
に
の
み し ー が
することを
として
に
るとみて る。
資は
きの 確実性の
さ
の
が
ものの、
ー
を
は
な こと
、
に
て
に
に
て
と予 して る。
ー
は、
な
が
とみて
るが、
に
て成
は
すると予 し
た。
に
の
に り、
資
に
ー が
する
性が
。
に
ては、
の
が
されるのに
て
が
、成
は
に
するとの予
が、
の
の
な
料は
、
し
を
、 ー
の
れ
は
と
。
は、
な
が
と予 される。デ
に る
的な 資 し
に
、
な
所 を
に
も
な
が
であ
。
を
とした
に り、
の
れは
されるとみて るが、
の
れは
に
を
す
こと
、その
には き き
が
であ
。
を
は、
的
に
る
が
しである。
の
しに
て
も
に
しであるが、
に
で
も
が
まれること
、
の
ー は
とな
。
の
、
、
、
の
な 、
にと て 確実性を
る
が
して る。
記 の内容な をも
とに
の 確実性を
した
確実性
をみると、
を
て
が
的
な
に
しており、
を
る
も
に
した
とな て る。また、
を
る
にある
な 、
の
は
が
して る。
に
に
ては、
は
のもとで
の
た
を
して る。
の
告は
と予 されるが、
は
が予
され、
きの
は
。
と
では、
のみな ず、 各 での
の
が が りである。
に
ては
的
る。目 の
が
の
性が
目
な
まる
は
正に
であ
であり、 タ
がある。
が
、
の
には
が
であ
タ
の
正を
であ
。
た 合、
は
の
が
する
に
ては、
では
の
ー
が
であ
るが、
の
は予断を さな 。 に
な
が目
実
の
が
と
な た 合は、
の
は
れず、
の
資の
を
もあ
。また、 ずれの
も
に
するな 保
的な
を
し
ており、
に
ず
での
と
る。
では、
の
と に
が
して る。
は、
な
に る
は
た た 、資
に る
の
り
証
な の
を
に
て
るが、
は
となる
性が
、その の
の
ー
が
の
確実性を
ることにも ながる。
確実性の まり
の
れ
は
ものの、各 の
は き き
が
とな て る。
の
の 判
、
の
は ま て るもの
の、 本の
な を
て、
の きは
的にと ま て る。
的な
を
とした
の
が まる 、
では、
、
とも
する
デ
と
れる
がみ れて る。 は
デ
が き
す
、
が き
れる
の
な をき
も内 して ると
の
に
ては、
の
こそ
に
して るものの、
では
の実
での
は
的なものにと ま
て る
。た し、
の
の
資の さな 、
の
の
は
して る。
の
な
と
もあるた 、 本の
は
が
と
まれる。
に
ては、
に る
の
目 りな を
て、
資が
な
にと
まるとみて る。
も、
保
に
所 の目 りを
に、
さに
る き
が
。
に
された
は、
が
、
ー
が
とな
た。
の では、
としての
性の
が
と、
合を
て る。みずほ総合研究所では、
の
に
て、実
が
で
し
れると
して る。た し、
の
な
、
の
は
する
性が
に
。
2 1
2 17
本の
の実
成
報 は
と
の
成 とな た。
資
資の
しが、 し
に
した。も とも、
資の
が
たほ 、
の
も
さ
に
たた 、成
の
は
にと ま
た。
が る
に
て し
れ
た
もあるが、それを り
てみても、
の
は、 本
が
の り
を
して な ことを確 するものと
る
。
を
すると、
の
さが
で、
の
になると
ま
れる。
●図表2 日本経済見通し総括表
2014年度 2015年度 2016年度 2017年度
2015年度
(単位:%)
2017年度
2016年度
上期
下期
上期
下期
上期
下期
(実績) (実績) (予測) (予測) (実績) (実績) (予測) (予測) (予測) (予測)
実質 GDP
国内需要
民間需要
▲0.9
▲1.5
▲1.9
個人消費
▲2.9
住宅投資
▲11.7
設備投資
0.1
公的需要
▲0.3
政府消費
0.1
公共投資
▲2.6
純輸出
(寄与度)
0.6
輸 出
7.9
輸 入
3.4
名目 GDP
1.5
GDP デフレーター
2.4
鉱工業生産
▲0.5
完全失業率
3.5
経常収支
(兆円)
8.7
国内企業物価
2.7
消費者物価
(除く生鮮食品)
2.8
消費者物価(同上、除く消費税)
0.7
消費者物価(除く食料
(酒類
0.5
除く)
長期金利
(%)
0.48
日経平均株価(円)
16,273
為替相場
(円/ドル)
110
原油価格(WTI、
ドル/バレル)
81
0.8
0.7
0.8
▲0.2
2.4
2.1
0.7
1.6
▲2.7
0.1
0.4
▲0.0
2.2
1.4
▲1.0
3.3
18.0
▲3.2
▲0.0
▲0.0
0.6
0.6
0.2
0.7
5.1
0.5
1.9
1.6
3.0
0.0
0.3
0.2
1.1
0.4
0.6
3.2
18.3
▲2.7
▲0.0
▲0.0
0.9
1.0
0.6
1.0
▲3.7
1.7
1.9
1.7
3.1
▲0.1
2.1
2.8
1.5
0.6
2.6
3.1
19.0
1.1
0.9
0.9
0.8
1.3
1.5
▲0.8
7.3
2.0
0.7
1.2
▲1.1
▲0.5
▲4.3
▲1.3
2.6
1.6
▲1.2
3.4
15.9
▲2.9
▲0.0
▲0.1
0.1
▲0.3
▲0.6
▲0.5
0.0
2.4
0.7
2.7
▲8.2
0.4
0.8
▲1.5
0.8
1.2
▲1.0
3.3
19.5
▲3.5
▲0.1
▲0.1
0.9
1.1
0.7
1.4
13.3
▲0.9
2.4
1.5
6.4
▲0.2
▲1.3
▲0.2
1.9
0.8
0.3
3.2
17.9
▲4.0
▲0.3
▲0.3
0.6
0.5
0.1
0.6
▲5.1
1.5
1.6
0.7
5.7
0.1
3.4
2.8
▲0.4
0.1
1.8
3.2
15.8
▲1.3
0.2
0.2
0.8
1.0
0.7
1.1
▲4.7
1.7
2.0
1.9
2.5
0.0
1.7
2.9
2.7
0.4
1.2
3.1
15.8
0.8
0.8
0.8
1.1
1.3
1.0
1.1
0.1
1.9
2.2
2.1
2.6
0.0
1.7
2.8
1.1
0.8
1.1
3.0
16.3
1.5
1.1
1.1
0.5
0.3
0.6
0.5
0.6
0.5
0.3
0.6
0.7
0.30
18,841
120
45
▲0.12
16,100
103
44
▲0.09
16,800
105
45
0.40
19,730
122
53
0.18
17,951
118
38
▲0.15
16,400
106
44
▲0.13
15,800
101
45
▲0.10
16,350
104
45
▲0.08
17,200
107
46
(注)
1.
年度は前年比変化率、
GDPの半期は前期比年率
(GDPデフレーターは前年比変化率)
。
2.
鉱工業生産の半期は前期比。
完全失業率の半期は季調値。
経常収支の半期は季調値・年率換算値。
3.
国内企業物価、
消費者物価の半期は前年比変化率。
4.
原油価格はWTI先物期近、
長期金利は新発10年国債。
(資料)
内閣府
「国民経済計算」
、経済産業省
「生産・出荷・在庫指数」
、総務省
「労働力調査」
「
、 消費者物価指数」
、
日本銀行
「国際収支統計」
、
「国内企業物価指数」
などより、
みずほ総合研究所作成
。
る
の成
し
は、
にと まる
。
なお、
の
の
として、
の
き
が り まれた も 目される。
で
は
はな た 、
き
に る
の
は さ と
み れるが、
デ
を
し、
の
を
て
と
は
な
と
。さ に、
の
を確
なものとするた には、
る
ター
の
も
。
が、
の目
との
性
を
ー
の目 として すことに り、
目 と 合的な
の 成に
て、
の
の
を す
が
まれる
。
を ま て、
の実 成
は
と、
に
すると予 し
た
。
、
は
と、
の
の
本
に
、
に
す
み 。
成
に する 的
の
は、
ともに
を
る
しであ
り
は
、
の成 と
が ま て
。
本
の
きに する
としては、
更なる
に る 内
の
が
れ
る。
は、
り に
が
し、
では
とな た。
に
は ー ー
ー する
があるた 、
の
が
は
できな 。
的な
を
て 証すると、 に
が
を る
とな た 合には、 本
の
が
するとの
が
れており、
の
にはこれまで
の
が
。
2 17
に
I
1
は、
の
で
おお
で
しており、
では
とな た。
に
ても、
が
で
することに
て、
の
の まりな を
とした
に る
の
もあ て、
は
となる
し 。
にはこ した
が
するものの、
の
は
にと まると予 して る。
になると、
が
なが も
に
ること 、
が
となる
ことな
、総 てみると
には
が
るとみて る。
の
は
に まると予 した。た し、
に
に するとの
の
的な
し
は
れる
みである。
みずほ総合研究所
市場調査部 主
コ
ミスト
[email protected]
調査部 主任
コ
ミスト
[email protected]
GDPの予
は、政 資料の公表 を けて
新しています。
新の予
はみずほ総合研究所ホーム ージを
ください。
http://www.mizuho-ri.co.jp/publication/research/ orecast/
●図表3 GDPギャップとインフレ率の推移と予測
(%)
4
見通し
2
0
▲2
みずほ総合研究所で
して る
は、
で
の供
とな て る
。 の
しに基づ と、
が
な
しに
こと
で、
の供
は
に
すると
まれる。も とも、
までの
し
に、
供
の
にまでは
な
。
品を
総合
の
▲4
▲6
▲8
GDPギャップ
(潜在GDP比)
CPI(除く生鮮食品)前年比
CPI(除く食料(酒類除く)
及びエネルギー)前年比
▲10
2002 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12 13 14 15 16 17 18
(年)
(注)
1. CPIはいずれも消費増税を除くベース。
2. GDPギャップはみずほ総合研究所の推計値。
(資料)内閣府「国民経済計算」、総務省「消費者物価指数」などより、
みずほ総合研究所作成
2020年の国内宿泊需要予測
日本人の国
は、
の訪日外国人客
増
で日本人の
は、
る。この
ー
は
が
の目
に
本
た
き
を
ており、
の
の
ては、
のみな
も
する
がある。
の
内
して
る。
と
を
りの
て
目的
して
本
、
に
した
に
するにあ
の
に
、
の
内
が
る。 まり
てさ
して
に
は、
の
。なお、
、
な
内
が
る。
の
予
予
保
を
と
と
を
の
ると、
の
内
と、
内
は
に
の
て、
内
●図表1 日本人の国内宿泊旅行・平均回数
で
(回)
。
本
もさる
な
な
る
を
をみたものである。これを
に
研究所の
て
きな
た
の
を予
の実
にお
で
に、
を
内
に
の
しされることを
にお
、
は
にあるた
することが
と
た。このままでは、
てみた
の
が
することになる。
では、
として、
に
ず
は、 本
になり
そこで、本
の
では
は、
ことなが
の
し、
合は
内
た
本
て
る。し
での
本
する
を
を更
たこともあり、
されて
る
、外国人
の低
の変
確に
内の実
に
は
みると、
に
まることが
ても
記
の
の
が
に
る日本人の需
す。
の
り、
が
を
を
る
の
。
、 本
た
外国人訪
を
、
を
した
の
と
することになりそ
こ
では、
た
る
なる
ものの、
して
人 に
は可能
の
の
こそな
が
が政
を
影響が大き
な課題
高齢化に
3.5
を
の
する
3.0
内
2.5
のた
は
に、
2.0
せずに
1.5
る。
1.0
0.5
をす
(注)国内宿泊旅行・平均回数=国内宿泊旅行延べ人数÷人口
(資料)総務省「推計人口」、観光庁「旅行・観光消費動向調査」より、
みずほ総合研究所作成
80
歳代以上
内
。
70
歳代
な
してみ
る
60
歳代
的な
を
に
50
歳代
、
て、 本
40
歳代
になるほ
りを
を
30
歳代
内
予
20
歳代
の
10
歳代
ここでは
9歳以下
0.0
が
で
と、
したことと
に
ある
が
この
を
を
し
が
て、
の
してみ
。実
を
ることで
で
の
の実
し
と
の
内実
される
で
に
た
。
の
が
するとの
で、
が
き
し
が
と
に
き
。
は
の
れた。
と
する
に る 本 の 内
れ な 。
そこで
の
はお
の
り、
に
にお
そ
と
に
、その
は
の
て
る
を
される
のお
そ
とな
と
りある
は
ており、実
本
の
し
、
、 本
的
の
される。
を
れの実
の予
とした
である。実
としては、
する。
きで
本
の
もしれな
、
、
となることが
の
れるが、こ
る
の
の
の実
での
と
に
なると
したものが
に
では
の
して、
となる。し
の
する
が
。
の
は
に
てみ
内
目
て
が
は
合、
の
を
は
まれる。これに
が
すれ
で、
。
の
の
それ
に
が
れる
合、
の
した。 本
に、
ると
の
き
が
では、 本
ており、 本
り
には
な
、
を
が
なる
が
、
そこで、
この
が
の
となり、
で
り
、
せると、
そ
で
の
。
しており、
合
し、
に
した。その
内
はお
本
は
、
の
に
る。
は
た
が
る
した
り
みが
では
の
り
た。
の
の
を
こしが、 り
。
も、
と
本
みずほ総合研究所 ー
では
主任
を
て
コ
調査部
ミスト [email protected]
となる。
●図表2 2020年の実宿泊者数増減(2015年比)
【実宿泊者数増加・上位5都道府県】
(実宿泊者数の増減、千人)
【実宿泊者数減少・下位5都道府県】
(実宿泊者数の増減、千人)
10,000
300
外国人
日本人
総計
8,000
外国人
200
日本人
総計
100
6,000
0
4,000
▲100
2,000
▲200
0
▲2,000
▲300
東京都
大阪府
北海道
千葉県
京都府
▲400
福島県
宮城県
群馬県
新潟県
栃木県
(資料)総務省、観光庁、国立社会保障・人口問題研究所より、
みずほ総合研究所作成
(注)平均宿泊地点数とは、旅行者が宿泊した施設数の平均値である。例えば、同一人物が1回の旅行で東京都の2カ所、千葉県の1カ所に宿泊した場合、宿泊地点数
は3となる。この時、実宿泊者数は、東京都2人、千葉県1人、計3人とカウントされる。
イタリアの不良債権問題をどうみるか
リ
では
行の
は、
に向
るが、
では
の
は
進、
が
り
し、
れて
タ
の
る
合が
、 も
な
きた
、
の
、この
した
して
低
の
な
が
の
では、
の
み
ー
の
との
タ
(
残高
前)
(億
金
ーロ) (億
19 900
その
した
れた。し
ん
が本
の
た
し、
のに
した
て更に
本
し
に
な
、
で
し、 タ
りである。
的
に
(
残高
後)
ーロ) (億
1 751
ーロ)
不
(
(
に
が
的となり、
タ
の
の
が
)
にと
て
1 966
1 .1
2 100
1 233
67
10.6
1 500
401
1 100
7.5
き、
「元利
されない
りに
まな
と
り
れる。
に する
する
資
を
みを
する
をそのまま
と
てきた。その
を
でも
に
に ま た、
ー である。証
る
、
の
の
ターはさ
れるのは、
の証
資
の
る目的で、 タ
ま
た。
する
の
の
、
ま
に
たと
た
して
内にと
、
、
1 634
に
が
、
し、
であ
す
さな
にな
す
る。し
が
たことも、
1 149
(注)1. 2015年末の 。
2. 不
の定 は、
銀行
機 (E A)の 一
に
金の支 いが 90 日
している
、元利金の一部しか
可能性の高い
、
への
」。
(資料)イタリア中銀より、みずほ総合研究所作成
ながり
な
み
に
に
。
に
を
することが
前)
3 600
れる
が正
を
は
んでこな
に
する
を
、
的な
が
した
合、
ではな
し
さにあるが、
は
もある。
て
が
まれ
、
であ
にお
ある。
た
( o erenze)
に
に
が
は
しが
、
イタリアの不
不
が
が
に
ー
う
る
て
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政
。この
が
は
出
や EU
を
に
の
き
は
ー
るが すな
(単位)
が期待
で
は、
は
る。し
では、
ー
と
て
図表
、政
の
政
が
り
は
に
の
る
のEU離脱リスクの増大につながる可能性が
を
タ
な
る。
な
には
を
な
きを
が
しが
ー
、
は、
を進
が
の
が
が
た
リ
合
した
の
合
りも
に
は、
での
資が
て信
(注)不良債権処理に関連した制度の詳細などは、
みずほインサイト
「イタリアの不良債権問題の現状と今後に関する論点整理」
(2016年7月29日)
を参照されたい。
が
されると
る。この
が、 資
、
の
が
な
まり
ー
にと
の
す
、
て
とな
と
ると 資
は
を
り し す なると
れる。
の
タ
ま
に
に
に、
、
の
されて
る。た
が
り
た
が
し、
に
るもので、 タ
、
はな
を
な
では、
ると
は、
させることに
しに
と
の
を
ー
、その
のた
を
の
に正し
が、それに
り、資本
の
に
では、 の
資 がまず
る
ー
て
の
き
が
れる。 タ
が保
に
して
た
の
デ
るた
の
信は
の
が
な
ると、
が実
する
の
を
は
とな
の
ても、
き
が
となれ
を
せ
には、
が
資基
資
の
的な
が
に
を
き
で
商品を
に
て
て
れる。また、
の
さにある
る
も
に
な
み
と
、
での
は
の
ターに
な
は、
てきたが、
を
とした証
が
資
の
り
ー
の
て
な
ると
の
れる。
コ
ミスト 米調査部
(%)
30
合に
、
25
させ、
15
。総
き、 タ
な
で
でも
を
れるた
るを
●図表2 イタリアの政党支持率
20
る
に
が
て
[email protected]
て、
に
まる。また、
に総
き
て
は
35
が、
された
を
、
ー
で
40
しており、
る。
まる。
すれ
し
の
もの
正が
である
が
判の
としても
を
して
性が
みの
を保
される。これは、
で
を
の
るが、
みずほ総合研究所 主任
までに、 タ
の
は
する
、
。
に
。
の信
は
て
正の
を
たことで、
を
もの
れ
には、
を
本的
を
を
まる
がある。
にと
では
総
と
きた
は、
な
の
に
された
資
を
させることが
、
で
の
の
することは
は、証
を
を
合、 に、
な
、
が
が
本
では
して
の
に
れ
資
がな
の
れ
り
。資本
の
の
。 タ
の
な
は
れる。
資にお
資
て
もしれな
、
されて
は
を
しなが
ある。 に、
まりを
る
。 的資
の
を
るた
し
の
しする
の
ながり
れる。
の
ては
み
の
なが
性がある。
の
が、
。 タ
することが
の
を
の
みな
の
は
み
し、
り
が
の
ると、 タ
な
の
な
、
。
り
10
5
0
2015/1
五つ星運動
民主党
フォルツァ・イタリア
北部同盟
15/7
16/1
16/7
(年/月)
(資料)
EMGより、
みずほ総合研究所作成
フィリピン新政権の政策評価
日、
が
リ ・
る な政策は、
な 、
で
た政策を かに進
で
が
に
に資する
の実
の
が
成
資
の
、
の 大に
策、
るもの
ター
策
る
る
した。
に
を
資の
成した。し
に
る総
てま
る
を
し、
には、さ
き
が
なる
資
が
と
資本
を
にみて
きた
に
を
る
。
まず
予
すると、
の予
ー
も
に
フィリピン
マレーシア
タイ
シンガポール
ベトナム
インドネシア
インド
(注)2010 ∼ 14年の5年間の平均。
(資料)国際通貨基金
(IMF)より、みずほ総合研究所作成
な
に
を
き
して
の
ることに
と
して
内容を
り
ん
する
し
。
のた
の
的な
り
に
的な
は、
も
は、まず、
れを
り、
る。また、
た
の
を確保すると
予
り
目
る。
すると
。
した
すな
して
の
10
に
の
を
を
の
予
、
の
資
である。
ー
ず、
みも
20
の
る。また、こ
の
な
のとおりとなる。
し、
るのみな
た
してきた
を
的な
を
30
。
目されるのは
の
40
に資するもの
では
●図表1 アジア諸国の投資比率
(%)
が、この
がこれまでに
が
資
る
の
、 資
。
るた
それでは、
させると
0
政
は、
と
されて
を
成
資
合 は
た
の
。
の
の
に
されるのは、 資の
の
として、
大
か、 の実行力が
が
し、
の
の経済課題で る
、
に
リ
、 政改革、外
リ
は、
成の
が
に
る。
的な
り、
を確保する
り
は
の
を
資
を
にも、これ
を
に提
の
資
る
で
資の
では
に
ており、これが
きたと
て
資誘
にも
資
の
り
れて
る。
正することでこ
した
資誘
を
すると
て
が
の
とな
、
的な
た
て
、
る
に資するものと
の
る。た
を
たり、
ま
正に
た
での
の
の
を
す
の
資
、
と
し、
ると、
を
の合
成、
との
、実
な
、
での
ー
は
。こ
て
を
て
ことができれ
を
ることが
は
成
した
ま
との
も
と
さな
なお、
な
おり、この
を
り
する
に
となり
にも
的に
り
を
に
ては、
の
の
、
を
する
的
を
を
して
●
するな
す
な
り
る。
る。
こ
した
・ インフラ
の加速
・
まれる
に
実
る
的な
るな
判の
が
する
まり、これに
がある。
ー
に
みずほ総合研究所 アジア調査部
も
主任研究員 しの
[email protected]
費をGDP
・ インフラ予
・所
政
・
対
の
。 所
の
や自
・
集
に関
報
まで進展
の対象外に
に対し、
・大
より、みずほ総合研究所作成
入
者の
で予
化による関
れ
言
、地
長も名指しし、自
以降のアルコール販売などを
。今後情報公開
分の
機関
化、VATなどの
の
害を促すような発言
高
を発
など政
まり
の
を図ると
したとみられる
の自由
、内国
の取り
規
組
成年の夜間外出、 前0
・関
(資料)各
定段
加者を増やすための具体的な取り組みの実
化、
で定められた外資の出資
・ 情報公開に関する大
対
き上
は
による
任後6カ月以内に
・
・
にまで
ばまでに17事業を事業者
リン、 フトドリンク、ジャンクフード、アルコール、 への
・ 銀行機
・
7
行、PPP事業への
、 人
・
規
5
員の
、 り
を
などを要
。 視カメラの
置
案の成立を目指す
え
を
調査
める支出促進
画(DAP)の
き上
の
の
が
が
、
を
、その
を
して
な
れず、
る
して
に
る
は
の
を
と
を
の
り
みは、
り
を
的にPPPを活用、2017年
の
に
して
インフラ
で
る。また、
の報告に
に
れ
が
にも、
り
お
に
な
、
もして
る
して
して
。
の
きを
の
な
的な
、
、
は、もし
にお
す
ー
したが、この
を
する
に
、
と
す
は、
資誘
の
せる。 に
ん
を
判
所
を実
となる
は
る
な
の
ー
る
して内
る。
がさ
して
に
は、
の
判所が
の
性はある。
る。
て
れ
でも
す
のある
な
が
の
ると、
的な
した
に
させてきたと
ま
判所
が
の
を
し、
に
正を
を
をもた
る。
は、おお
る
で
の
判が
きの
みてきたとおり、
に
に
て
を
て
り
ており、この実
れ
正することを
を
するな
な
。
は
しており、すでに
実
的
の
目した
に
。
Q:AR(Augmented Reality:
拡張現実)とは何ですか
A:AR とは、現実世界に文字や画
像、音声などの人工的な情報を重
ね合わせ、人間から見た現実世界
を拡張させる技術を指します。
活用例としては視覚に訴える
サービスが中心です。例えば、現
実の建物にスマートフォン(スマ
ホ)をかざし、スマホ画面上に建
物名などの付加情報を重ね合わ
せて表示させたり、ゴーグル型端
末越しに見える風景にデジタル
なキャラクターを重ねたりなど
があります。
似 た 言 葉 と し て V R( V i r t u a l
Reality:仮想現実)がありますが、
VR では仮想世界に利用者自身が
入り込むのに対し、AR では現実
世界に人工的な情報を付加する
という違いがあります。
Q:なぜ注目されているのですか
A:実は AR の歴史は古く、初めて
登場したのは 1960 年代といわれ
ています。実用化が始まった90年
代 以 降 も 、し ば ら く は 、コ ン
ピューターの処理能力の問題や、
高価なゴーグル型の専用端末が
必要であるなどの理由により、利
用場面は、軍事産業や自動車・航
空機製造業など限定的でした。
しかし、近年のスマホの普及に
伴い、一般消費者向けサービスへ
の応用が進められ、徐々に利用者
が 拡 大 し て い ま す 。さ ら に 、
「Pokémon GO(ポケモンGO)」な
ど、AR を活用したゲームが人気
を博したことをきっかけに、急速
に注目を集めています。
Q:AR の活用範囲はどのよう
に広がっているのですか
A:AR を活用すると、利用者の位
置情報や看板などの画像情報に
応じた、様々な情報を現実世界に
加えることが可能です。例えば観
光地の案内や標識を多言語で表
示したり、工場の機械上に操作手
順を表示したりなど、幅広い分野
への応用が進められています(図
表)。また、カタログと動画を連動
させたり、服の試着や家具レイア
ウトのシミュレーションが簡単
● AR を活用した主なサービス事例
サービス名
概要
危機災害情報 AR カード
スマホ画面に映した現実風景に、災害情報や避難所情報を重ね
て表示できる災害情報アプリ
Google 翻訳(World lens)
標識などに書かれた文字にスマホをかざすと、文字を認識・翻
訳し、元の標識などに重ね合わせて表示されるアプリ
ATM・店舗検索
みずほ銀行の ATM・店舗の場所などを、スマホ画面に映した
現実風景に矢印などを重ね合わせることで案内するアプリ
妖怪カメラ
「百鬼夜行」の怪異伝説が残る大将軍商店街(京都)に現れる
妖怪の撮影ができるアプリ
とびだすカタログ
LEGO のカタログにスマホをかざすと、そのカタログに掲載さ
れた商品に関する立体動画が鑑賞できるアプリ
Doctor Cloud
目の前の機械の点検などの操作手順を、ゴーグル型端末に図や
文字で表示する、保守・点検作業支援システム
Pokémon GO
現実風景に重なるようにスマホ画面に表示されたキャラクター
(ポケモン)を捕獲するゲームアプリ
(資料)各社公表資料より、みずほ総合研究所作成
に行えるようになるなど、販売促
進手段としての活用も始まって
います。
Q:今後の注目点は何ですか
A:一つ目は、AR を表示させるデ
バイスです。近年、眼鏡型やコン
タクトレンズ型など、利用者の視
界全体を覆うタイプのデバイス
の開発が進められています。これ
らのデバイスは、利用者から見た
現実世界と仮想世界の継ぎ目を
なくし、より印象的な体験をもた
らすと言われています。
二つ目は、今後の AR 市場の成
長可能性です。ポケモン GO に対
する注目度の高まりは、AR が一
般消費者に広く知られるきっか
けとなりました。また、ポケモン
GO のようなスマホをかざすタイ
プの AR は、特別なデバイスの購
入が不要であるため、今後ますま
す普及が進むことが予想されま
す。
米国コンサルティング会社Digi
Capital によれば、2020 年におけ
る世界のARの市場規模は、約900
億ドル(約9兆円)に達するとされ
ています。わが国では 2020 年の
東京オリンピックを控え、訪日外
国人旅行者の増加が予想される
中、AR を活用した案内情報の提
供に向けた取り組みが進められ
ています。今後、さらなる技術の
発展とともに、企業や行政による
AR を活用した新しいサービスの
創出が期待されます。
みずほ総合研究所 金融調査部
主任研究員 [email protected]
みずほリサーチ
第 174 号 2016 年 9 月 1 日発行
発行:みずほ銀行・みずほ総合研究所
編集:みずほ総合研究所 TEL:03-3591-1400 製作:株式会社 白橋
ISSN 1347-2488