16.08.08 週間市場レポート(2016年8月1日~8月5日)

2016年8月8日
投資情報室
週間市場レポート
(審査確認番号H28-TB110)
(2016年8月1日∼ 8月5日)
(1)日本の株式・債券市場
株式市場の動き
 先週の日本株式市場(日経平均株価)は、日銀
によるETF(上場投資信託)の買い観測を支
(円)
22,000
(ポイント)
(2013年1月4日∼2016年8月5日 日次)
2,000
日経平均株価(左軸)
東証株価指数(右軸)
20,000
1,800
18,000
1,600
16,000
1,400
14,000
1,200
12,000
1,000
えに上昇して始まったものの、週央は欧米株式
市場や原油価格の下落を受けた投資家心理の悪
化により下落しました。週末は、欧米株式市場
の上昇や英中央銀行が利下げと量的緩和を決定
したことを受けて主に海外投資家からとみられ
る買いが優勢となり上昇しました。(週末引け
値16,254.45円)
10,000
 週 間 で は 、 日 経 平 均 株 価 は 1.90 % の 下 落 、
東証株価指数は3.24%の下落でした。
13/01
14/01
15/01
16/01
800
(年/月)
出所:ブルームバーグのデータをもとにニッセイアセットマネ
ジメントが作成
債券市場の動き
(%)
 先週の日本債券市場(10年国債)は、週初は
1.0
10年国債入札の結果が低調であったことから
0.8
売られて始まりました(利回りは上昇)。
(2013年1月4日∼2016年8月5日 日次)
日本 10年国債金利
0.6
週後半にかけては、2日(火)に約4ヵ月半ぶ
りの水準まで売られて利回りが急上昇した反
動などから買い戻しが優勢となりました(利
0.4
0.2
回りは低下)。週末は英中央銀行が大規模な
金融緩和を実施し、欧米国債が買われた流れ
を受けて国内債券も買われました。(利回り
は低下)。(週末引け値:−0.093%)
0.0
-0.2
-0.4
13/01
 週間では、10年国債金利は0.097%の上昇と
なりました。
14/01
15/01
16/01 (年/月)
出所:ブルームバーグのデータをもとにニッセイアセットマネ
ジメントが作成
●当資料は、市場環境に関する情報の提供を目的として、ニッセイアセットマネジメントが作成したものであり、特定の有価証券等の勧誘
を目的とするものではありません。実際の投資等に係る最終的な決定はご自身で判断してください。●当資料は、信頼できると考えられる
情報に基づいて作成しておりますが、情報の正確性、完全性を保証するものではありません。●当資料のグラフ・数値等はあくまでも過去
の実績であり、将来の投資収益を示唆あるいは保証するものではありません。また税金・手数料等を考慮しておりませんので、実質的な投
資成果を示すものではありません。●投資する有価証券の価格の変動等により損失を生じるおそれがあります。●手数料や報酬等の種類ご
との金額及びその合計額については、具体的な商品を勧誘するものではないので、表示することができません。●当資料のいかなる内容も
将来の市場環境の変動等を保証するものではありません。
商 号 等:ニッセイアセットマネジメント株式会社
金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第369号
1/2
加入協会:一般社団法人投資信託協会 一般社団法人日本投資顧問業協会
(2)米国の株式市場
市場の動き
 先週の米国株式市場(NYダウ)は、原油価
(ドル)
ダウ工業株30種平均
格や欧州株価の下落などを受けて、前週から
2日(火)まで7営業日連続下落しました。
(2013年1月4日∼2016年8月5日 日次)
20,000
18,000
週後半にかけては、米雇用統計を控えて様子
見となりましたが、5日(金)は7月の米雇用
統計が市場予想を上回る良好な結果となった
16,000
ことなどから上昇しました。(週末引け値:
18,543.53ドル)
14,000
 週間ではNYダウは0.60%の上昇となりまし
た。
12,000
13/01
14/01
15/01
16/01(年/月)
出所:ブルームバーグのデータをもとにニッセイアセットマネ
ジメントが作成
(3)外国為替市場
市場の動き
 先週の米ドル/円相場は、週前半は米早期利
上げ観測の後退や原油価格の下落、世界的な
(円)
130
株安傾向を背景に投資家のリスク回避姿勢が
強まったことから円買いドル売りが優勢とな
(2013年1月4日∼2016年8月5日 日次) (円)
160
米ドル/円(左軸)
ユーロ/円(右軸)
120
150
110
140
100
130
90
120
りました。週後半は、米雇用統計の発表を控
えて様子見ムードが広がりましたが、5日
(金)は良好な7月の米雇用統計を受けて円
売りドル買いがやや優勢となりました。
(週末引け値:101円80銭∼90銭)
 週間では米ドル/円は0.24%の円高、ユーロ
/円は1.04%の円高となりました。
80
13/01
110
14/01
15/01
16/01 (年/月)
出所:ブルームバーグのデータをもとにニッセイアセットマネ
ジメントが作成
●当資料は、市場環境に関する情報の提供を目的として、ニッセイアセットマネジメントが作成したものであり、特定の有価証券等の勧誘
を目的とするものではありません。実際の投資等に係る最終的な決定はご自身で判断してください。●当資料は、信頼できると考えられる
情報に基づいて作成しておりますが、情報の正確性、完全性を保証するものではありません。●当資料のグラフ・数値等はあくまでも過去
の実績であり、将来の投資収益を示唆あるいは保証するものではありません。また税金・手数料等を考慮しておりませんので、実質的な投
資成果を示すものではありません。●投資する有価証券の価格の変動等により損失を生じるおそれがあります。●手数料や報酬等の種類ご
との金額及びその合計額については、具体的な商品を勧誘するものではないので、表示することができません。●当資料のいかなる内容も
将来の市場環境の変動等を保証するものではありません。
商 号 等:ニッセイアセットマネジメント株式会社
金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第369号
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