ご参考資料 2016年8月8日 マーケットレポート 「JPX日経インデックス400」の銘柄入れ替えについて 8⽉5⽇、JPX⽇経インデックス400では三回⽬となる採⽤銘柄の⼊れ替えが発表され、三菱 ⾃動⾞や三越伊勢丹ホールディングスなどが除外、⽇本航空や中部電⼒などが新たに採⽤され ました。 ■新規採⽤は⽇本航空等34銘柄 JPX日経400の主な追加・除外銘柄 8月5日、2014年1月の指数算出開始以来三回目となるJPX 日経インデックス400(以下、JPX日経400)の定期入れ替え が発表されました。 (2016年8月5日発表) 前回の入れ替えでは、追加43銘柄、除外42銘柄でしたが、 今回は別表の通り、日本航空、中部電力のほか、東証市場 第二部の朝日インテックなど34銘柄が追加される一方、三菱 自動車、三越伊勢丹ホールディングスなど33銘柄が除外さ れることとなりました。新規採用銘柄の方が1銘柄多いのは、 前回の入れ替え以降、上場廃止に伴い除外となった銘柄が 1銘柄あり、現状、指数構成銘柄が399銘柄となっているため です。今回決定された構成銘柄は、8月31日から適用されま す。 ※市場別銘柄数内訳:東証市場第一部:395銘柄、JASDAQ:3銘柄、東証市場第 二部:1銘柄、東証マザーズ:1銘柄 追加銘柄 除外銘柄 江崎グリコ 三越伊勢丹ホールディングス ぐるなび ロート製薬 コロプラ 昭和シェル石油 朝日インテック 三菱自動車 日本航空 AOKIホールディングス 中部電力 ベネッセホールディングス (出所)日本取引所グループ、日本経済新聞社のデータを基に三井住友トラスト・ アセットマネジメント作成 ■JPX⽇経400関連運⽤資産残⾼は引き続き増加傾向 足もとではJPX日経400関連の公募投資信託やETFの資産残高は増加傾向にあります。また、世界最大の運用規模 の公的年金運用機関であるGPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)が公表した平成27年度業務概況書によると、 2016年3月末時点の運用資産総額約135兆円のうち、JPX日経400をベンチマークとするパッシブファンドの運用資産は 約2.0兆円(2015年3月末約1.7兆円)と、当該指数が年間で10%以上下落したなか、運用資産額は増加しています。 アベノミクスにおける成長戦略の中でもコーポレートガバナンス(企業統治)強化は重要な柱として位置付けられ、 2015年6月からは上場企業における企業統治に関する指針である「コーポレートガバナンス・コード」が導入され、東京 証券取引所は上場制度を一部見直し、本コードの実施状況の有無やその内容についての情報開示を義務付けていま す。これらが適切に実施されることにより、日本企業の中期的な収益性の向上に向けた取り組みが持続的な企業価値 向上に繋がり、国内株式市場の押し上げ要因となることが期待されます。 JPX日経400と TOPIX(東証株価指数)の推移 JPX日経400連動の公募投資信託とETFの 純資産総額の推移 (2014年1月6日~2016年8月5日、日次) 14,000 (ご参考)TOPIX 10,000 JPX日経400 13,000 8,000 (億円) (2014年1月~2016年7月、月次) JPX日経400公募投資信託 * JPX日経400ETF 12,000 6,000 11,000 4,000 10,000 2,000 9,000 8,000 14/1 14/5 14/9 15/1 15/5 15/9 16/1 16/5 0 (年/月) ※2014年1月6日を10,000として指数化 (出所)Bloombergのデータを基に三井住友トラスト・アセットマネジメント作成 14/1 14/5 14/9 15/1 15/5 15/9 16/1 16/5 (年/月) *通貨選択型を除く (出所)NRI Fundmarkのデータを基に三井住友トラスト・アセットマネジメント作成 ※上記は、特定の有価証券への投資を推奨しているものではありません。過去のデータを基に作成したものであり、将来の運用成果を示唆あるいは 保証するものではありません。 当資料は三井住友トラスト・アセットマネジメントが作成したものであり、金融商品取引法に基づく開示書類ではなく、 証券取引の勧誘を目的としたものでもありません。当資料のお取扱いについては最終ページをご覧ください。 1/3 ご参考資料 ■JPX⽇経400の⼊替基準 JPX日経400は、持続的な企業価値の向上を企業に促すとともに、「投資家にとって投資魅力の高い会社」で構成され る株価指数として株式会社日本取引所グループおよび株式会社東京証券取引所ならびに株式会社日本経済新聞社に より共同開発された指数です。財務の健全性や流動性などの観点からスクリーニングを行い、選定した1,000銘柄につい てさらにROE(自己資本利益率)などの定量的な指標でスコアリングし、コーポレートガバナンス(企業統治)の観点から 独立した社外取締役の選任等、定性的な要素も銘柄選定において加味し、毎年1回8月に定期的な銘柄入替が実施さ れます。 <ご参考>JPX日経400追加・除外銘柄一覧 (2016年8月5日発表) 追加銘柄(34銘柄) 日本水産 三菱瓦斯化学 日信工業 東急建設 住友大阪セメント ノジマ 熊谷組 DMG森精機 島津製作所 前田道路 ダイフク SCREENホールディングス 九電工 竹内製作所 朝日インテック 江崎グリコ ルネサスエレクトロニクス 阪和興業 いちごグループホールディングス エレコム オリエントコーポレーション ディップ FPG 日本航空 ぐるなび 全国保証 中部電力 クリエイトSDホールディングス 東京TYフィナンシャルグループ 東北電力 クスリのアオキ 九州フィナンシャルグループ 東邦瓦斯 コロプラ 除外銘柄(33銘柄) ミサワホーム ユニプレス エイベックス・グループ・ホールディングス 三越伊勢丹ホールディングス 千代田化工建設 AOKIホールディングス トヨタ紡織 ユニバーサルエンターテインメント クレディセゾン 日本合成化学工業 セガサミーホールディングス 西日本シティ銀行 ロート製薬 ワコム 常陽銀行 持田製薬 アンリツ 十六銀行 みらかホールディングス 東海理化電機製作所 伊予銀行 フジ・メディア・ホールディングス 三井造船 京葉銀行 昭和シェル石油 三菱自動車 アコム 三井金属鉱業 エクセディ 近鉄エクスプレス アサヒホールディングス 日本精機 ベネッセホールディングス (出所)日本取引所グループ、日本経済新聞社のデータを基に三井住友トラスト・アセットマネジメント作成 ※上記は、特定の有価証券への投資を推奨しているものではありません。 以 上 当資料は三井住友トラスト・アセットマネジメントが作成したものであり、金融商品取引法に基づく開示書類ではなく、 証券取引の勧誘を目的としたものでもありません。当資料のお取扱いについては最終ページをご覧ください。 2/3 ご参考資料 【 ご留意事項 】 ● 当資料は三井住友トラスト・アセットマネジメントが投資判断の参考となる情報提供を目的として作成したもので あり、金融商品取引法に基づく開示書類ではありません。 ● ご購入のお申込みの際は最新の投資信託説明書(交付目論見書)の内容を必ずご確認のうえ、ご自身でご判 断ください。 ● 投資信託は値動きのある有価証券等(外貨建資産には為替変動リスクを伴います。)に投資しますので基準価 額は変動します。したがって、投資元本や利回りが保証されるものではありません。ファンドの運用による損益 は全て投資者の皆様に帰属します。 ● 投資信託は預貯金や保険契約とは異なり預金保険機構および保険契約者保護機構等の保護の対象ではあり ません。また、証券会社以外でご購入いただいた場合は、投資者保護基金の保護の対象ではありません。 ● 当資料は信頼できると判断した各種情報等に基づき作成していますが、その正確性、完全性を保証するもので はありません。また、今後予告なく変更される場合があります。 ● 当資料中の図表、数値、その他データについては、過去のデータに基づき作成したものであり、将来の成果を示 唆あるいは保証するものではありません。 ● 当資料で使用している各指数に関する著作権等の知的財産権、その他の一切の権利はそれぞれの指数の開 発元もしくは公表元に帰属します。 当資料は三井住友トラスト・アセットマネジメントが作成したものであり、金融商品取引法に基づく開示書類ではなく、 証券取引の勧誘を目的としたものでもありません。 3/3
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