行政事業レビュー(公開プロセス)の結果 水産基盤整備事業(補助) 事業内容の一部改善 〈評価結果〉 「事業内容の一部改善」 〈主な選択の理由・根拠〉 ・過去の事業から、改善点等のフィードバックがないように見える。 ・成果目標が抽象的、定性的すぎる。 ・毎年繰越金が発生しており、執行率が高いとは言えず、予算の適正効果的な執行が不十分。 ・基本的に必要な公共事業であり、事業自体は存続すべき。ただし、評価手法に改善が必要である。 ・成果目標・指標の設定が不十分 〈とりまとめコメント〉 ○事業の課題や問題点 ・効果測定のよりよい方法を考えるべき。 ・メリハリのある事業になってるかの判断がレビューシートからは見えない。 ・事業の中間評価が困難。 ・事業のPDCAによる向上のためにも国民の理解を得るためにも見直しが必要。 ○事業の改善の手法や見直しの方向性 ・3つの事業全てに対して定量的指標を設定して事業の効果を測定すべき。 ・繰り越しの解消。 ・高度な衛生管理対策によって単価が上がったことを数値化する。 ・個々の漁港のアウトカムが判る指標の提示。 ・最終アウトカムに至る中間アウトカムの提示。 ◇ 評価結果 現状通り 事業内容の一部改善 事業全体の抜本的な改善 廃止 0 6 0 0 名 名 名 名 (外部有識者の主なコメント) ○当該選択の理由・根拠 【事業内容の一部改善】 ・特に災害対策を急ぐ必要があり、強化を考えても良いのではないか。過去の事業から、改善点等のフィード バックがないように見える。 ・成果目標が抽象的、定性的過ぎる。 ・定性的な成果目標を設定すべき。 ・毎年繰越金が発生しており、執行率が高いとは言えず、予算の適正効果的な執行が不十分。 ・成果目標の設定が抽象的であり、具体的な成果の評価が困難である。 ・成果の捉え方の改善。 ・ハード整備の先には、単価や水揚量の上昇を目指しているのだから、そのことを成果に設定すべき。 ・基本的に必要な公共事業であり、事業自体は存続すべき。ただし、評価手法に改善が必要である。 ・成果目標・指標の設定が不十分。 ○事業の課題や問題点 【事業内容の一部改善】 ・今後の漁港高度化、強化の方針を決めるための情報が必要。効果測定のより良い方法を考えるべき。 ・各都道府県への予算配分の定量的判断基準不明。 ・ROIのような指標が全般的にない。 ・成果目標の設定自体に問題がある。 ・支出先が府県・市町村に限定されているため、実際の事業実施における競争性が確保されているかどうか 不明。 ・漁港がきれいになることが目的ではないことを成果指標で示すべき。 ・毎年度280億円のハード整備の成果。 ・個々の漁港におけるアウトカムが不明。そのため、メリハリのある事業になっているかの判断がレビュー シートからは見えない。 ・最終アウトカムに至る中間アウトカム(例えば平均単価など)が示されておらず、事業の中間評価が困難。 ・定量的・具体的な成果指標の設定が必要。事業のPDCAによる向上のためにも、国民の理解を得るために も見直しを。 ○事業の改善の手法や見直しの方向性 【事業内容の一部改善】 ・効果測定の方法を工夫する。 ・過去の事例について改善点をチェックする。 ・3つの事業全てに対して定量的指標を設定して事業の効果を測定すべき。 ・成果目標としては、整備前後の数値の比較によるべきである。(例えば、集出荷量(額)が増加したか否かに すべきである。) ・繰越しの解消。 ・高度な衛生管理対策によって単価が上がったことを数値化する。 ・個々の漁港のアウトカムが分かる指標の提示。 ・最終アウトカムに至る中間アウトカム(例えば平均単価など)の提示。
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