年 番号 氏名 1 1 辺の長さが 1 の正三角形 ABC に,図

年 番号
1
1 辺の長さが 1 の正三角形 ABC に,図のように正方形
2
氏名
下の図のように,F1 を 1 辺の長さが 1 の正三角形とす
る.F1 の 3 つの辺のそれぞれを 3 等分し 3 つの線分に
S1 ,S2 ,S3 ,Ý を順に内接させるものとする.
分ける.この 3 つの線分の中央の線分に,その線分を 1
辺とする正三角形を F1 の外側に追加して得られる多角
形を F2 とする.次に,F2 の 12 個の辺のそれぞれを 3
等分し 3 つの線分に分ける.この 3 つの線分の中央の線
分に,その線分を 1 辺とする正三角形を F2 の外側に追
加して得られる多角形を F3 とする.以下同様にして,
F4 ; F5 ; F6 ; Ý を作るものとする.Fn の辺の個数を
(1) 正方形 S1 の 1 辺の長さを求めよ.
Kn ,周の長さを Ln ,面積を Sn とする.
(2) n 番目の正方形 Sn の面積 sn を求めよ.
(3) これらの正方形の面積の総和
s = s1 + s2 + Ý + sn + Ý
を求めよ.
( 日本女子大学 2014 )
(1) Kn (n = 1) を求めよ.
(2) Ln (n = 1) を求めよ.
(3) S1 と Sn ¡ Sn¡1 (n = 2) を求めよ.
(4) Sn (n = 1) を求めよ.
(5) 数列 fLn g の極限を調べよ.
(6) 数列 fSn g の極限を調べよ.
( 日本女子大学 2013 )
3
半径 1 の球を O1 とし ,球 O1 に内接する立方体を B1 と
する.次に立方体 B1 に内接する球を O2 とし ,球 O2 に
内接する立方体を B2 とする.以下この操作を繰り返し
てできる球を On ,立方体を Bn (n = 3; 4; Ý) とする.
このとき,次の問いに答えよ.
(1) 立方体 B1 の 1 辺の長さ l1 を求めよ.
(2) 球 On の半径 rn を n を用いて表せ.
(3) 球 On の体積を Vn とし ,Sk = V1 + V2 + Ý + Vk と
するとき, lim Sk を求めよ.
k!1
( 島根大学 2011 )
4
三角形 A0 B0 C は 辺 A0 B0 の長さが a,ÎA0 = 60± ,
0
0
ÎB0 = 90± の直角三角形であり,三角形 A0 B0 C0 は辺
0
0
0
0
A0 B0 の長さが a,ÎA0 = 45± ,ÎB0 = 90± の直角三
角形である.右図に示すように三角形 A0 B0 C の 3 つの辺
上にそれぞれ点 D1 ,A1 ,B1 をとり,正方形 B0 D1 A1 B1
を作る.次に,三角形 A1 B1 C の 3 つの辺上に点 D2 ,A2 ,
B2 をとり,正方形 B1 D2 A2 B2 を作る.これを繰り返し ,
正方形 Bj¡1 Dj Aj Bj を作る.その正方形の面積を Sj と
おく.ただし,j = 1; 2; Ý である.同様な操作で,三
0
0
0
0
0
0
角形 A0 B0 C0 にも正方形 Bj¡1 Dj Aj Bj を作り,その
0
正方形の面積を Sj とおく.これらの図形について以下
の問いに答えよ.
(1) S1 を a を用いた式で示せ.
(2) Sj を a と j を用いた式で示せ.
(3) 三角形 A0 B0 C 内に正方形を描くことを無限に繰り返す
とき,正方形の面積の総和 ST が三角形 A0 B0 C の面積 S0
に占める割合を求めよ.
Sj+2
(4) cj =
で定義される一般項 cj を持つ無限級数は,
Sj 0
収束するか発散するかを,根拠を式で示した上で答えよ.
( 豊橋技術科学大学 2011 )