新座市立野火止小学校 校 長 石渡 知樹 栄養士 小河 理恵 旬の夏野菜がたくさん出回る時期 です。トマト、きゅうり、なす、 ピーマン、ゴーヤ、かぼちゃなどは 子どもたちに身近で栄養価も高いの で、給食でもたくさん使う予定です。 ご家庭の食事にもぜひたくさん取り 入れてください。 湿度が高く、暑い日が続いていますが、夏バテしている人はいませんか? 夏バテを防ぐためには、規則正しい生活とバランスのとれた食事、そして十分な睡眠をとること が基本です。早寝・早起きをして、しっかり朝ごはんを食べ、暑い夏を元気に過ごしましょう。 「夏バテ」とは、夏の暑さのために体が弱ってしまうことをいいます。食欲がなくなったり、よ く眠れなくなったり、体の疲れがとれにくくなります。またそうした症状がさらに別の症状を引き 起こして悪循環におちいりやすくなります。現代の生活では、冷房が効いた部屋と暑い外の間の温 度差に体がうまく反応できずに起きてしまうこともあります。 もうすぐ夏休み、長い夏休みを「夏バテ」せず、健康に過ごすために下記のことに気をつけま しょう。 真っ赤な色には栄養成分(リコピ ン)がいっぱい。老化を予防した り、病気を予防したりする働きが あります。 鮮やかな紫色の皮には、抗酸化成 分のナスニン(ポリフェノールの 一種)が多く含まれています。 カロテンが豊富。目や皮膚などを 健康に保ち、体の抵抗力をつける ほか、ビタミンEやCもたくさん含 まれています。 独特の香りと苦みがあり、ビタミンC が多い野菜。赤や黄色のカラフルな ピーマンは甘みがあるのが特徴。 私たちの体の65~70%は水分です。この水分は、 汗をかいて体温調整をしたり、血液や細胞に重要な働き をしています。ですから大量に汗をかく夏場や運動中は 適度な水分補給が必要です。 夏場の暑い日などにペットボトル入りの甘い清涼飲料を 何本も飲んでしまうことがありませんか?これを毎日続け ていると、大量の糖分を摂取してしまうことになり、糖尿 病などの生活習慣病を招くことにもなりかねません。 糖分が多い飲み物を飲む場合は、コップに入れて、少量 を飲むようにしましょう。 糖質やたんぱく質がたくさん含ま れていて、乾燥させたものは、国 や地域によっては主食にもなって います。 乾燥させると大豆になるため、野 菜の中ではたんぱく質が多く、ビ タミンや無機質、食物繊維も豊富。
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