The Lunch times 188号 (夏の食生活について考えよう)

こまめに水分補給をしよう
平成28年
<給食だより>
三郷市立岩野木学校給食センター
夏の暑さが感じられるようになりました。睡眠、栄養バランスのとれた食事、
適度な運動と日頃から生活リズムを整えておくことが大切です。
3食きちんと食べよう
私たちの体の約65~70%は水分です。この水分は栄養分の運搬や老
廃物の排出、体温の調節など体を健康に維持するために重要な働きをして
います。
特に汗をたくさんかく夏場は適度な水分補給をしないと熱中症を引き
起こし、命に危険が及ぶことがあります。
飲み物の選び方
普段の水分補給は、水やお茶で十分です。清涼飲料水は糖分が多く、
飲みすぎると糖尿病などの生活習慣病予備軍になりかねません。コッ
プに入れて少しずつ飲むようにしましょう。
<清涼飲料水の糖分量>
※500ml(ペットボトル飲料の一例)
暑くなると食欲が落ち、そうめんやそばなど冷たくてあっさりとしたものをつい
好んで食べてしまいます。そうした食生活を続けていると栄養素が不足し、夏バテ
や熱中症の原因にもなります。夏こそ3度の食事をバランスよくとることが大切で
す。
朝食をしっかり食べよう
朝食は1日をスタートさせる大切な食事で
す。ごはんやパンなどの主食だけの朝食を
食べている人が多いようです。いつもの朝
食におかずや汁物など1品加えてみるとこ
ろから始めてみましょう。
主食
+ 主菜
+ 副菜
+
食欲が増す工夫をしよう
いつもの料理に香味野菜
(しそやしょうがなど)や
酸味(酢やレモン汁など)を
加えるだけで、食欲がない
時でも食べやすくなりま
す。
汁物
夏野菜をたくさん食べよう
野菜にはビタミンや汗によって失われるミネラルなどの栄養素が含まれてい
ほ
て
ます。また夏野菜には水分が豊富に含まれているので、火照った体を冷やし
てくれる効果もあります。
風邪予防
かぜ予防
生活習慣病
老化防止
予防
老化防止
動脈硬化予防
夏バテ予防
気温
炭酸飲料
スポーツドリンク
お茶
約55g
約34g
0g
推定発汗量
(g/1 時間)
水分摂取基準
(ml/1 時間)
35℃
1109
890
31~34℃
865
690
28~30℃
604
490
~27℃
267
220
運動時の水分補給
運動時は特に注意してこまめに水分
補給することが大切です。スポーツ
ドリンクは汗によって失われたミネ
ラル(ナトリウム)等を補給するため
に適していますが、糖分をたくさん
含んでいるので、飲み過ぎには注意
しましょう。
食事からも水分補給をしよう
水分は汁物をはじめ、野菜や果物にもたくさん水分が含まれています。
野菜や果物、汁物を意識してとりましょう。