貼ってでこぼこ(うつす)(1・2年)20130306

貼って凹凸 (うつす) (1・2年)
実施学年
(版表現の造形活動の評価規準)
学習の目的
① (関心・意欲・態度)
思いのまま、十分に
・ものの凹凸を感じながら、いろいろな材料の凹凸で
できる模様を写しとって表す
② (発想・構想の能力)
思い付いたり、考えたり
③ (創造的な技能)
手や体全体で、工夫する
・手や体全体で材料を感じながら、活動の
中ではさみやカッター、糊などの用具の
使い方に慣れ、工夫している。
④(鑑賞の能力)
面白さに気付く
・感じたことを話したり、聞いたりしながら、
作品の面白さや楽しさを感じている。
版表現の魅力!
・凹凸の工夫で生まれる形や色か
ら思いついて表しやすい。
・彫刻刀で彫る楽しさ。
・凹凸をつくって写し取ってできる
形や色や、組み合わせることで、
表現を広げることができる。
月(
時間)
準備物
・凹凸の形を写し取る活動や、写し取った
形を見立てる活動を楽しんでいる。
・凹凸の形、写し取る色の印象の違い、重
なりや並べ替えなどから、思い付いたり考
えたりしている。
年
活動例
・段ボール紙
・凹凸が面白い様々な紙やアルミホイル、
凸凹の ある梱包材、布など
・紐、毛糸、モビールなどの線に使えるもの
・のり、工作用ボンド、はさみ
・インク、ローラー、インク版、ばれん
・版画紙、新聞紙
指導のポイント
手触りで見つけた凹凸を、いろいろな
凹凸の紙などを使って、切ったり、貼ったり
して表そう
・目を閉じて、たまねぎを触ってみる
ざらざら、つるつ
る、かさかさ
アルミホイルをシ
ワにしたらそっく
りだよ
皮の重なりをどう
やってつくろうか
な
色を付けて写し、色で印象が変わることを
体験する
2色で印刷した
いな
題材例
黒と赤では違っ
て見えるよ
「思い出を描く」
-1-
①実物に触らせて手触りと凸凹の質感のつながり
を味わわせるために、できれば一人1個あるとよい
②玉ねぎの凹凸を材料で工夫するために様々な
質感の材料を準備する
・様々な種類の紙の凹凸や紙のしわ
・アルミホイルのしわ
・凹凸の梱包材、紐、モビールなど
③つくりながらはさみとのりの扱いに慣れさせる
③【刷り方のポイント】
・少量づつインクをローラーになじませる
・紙がずれないようにしてバレンで刷る
・半分紙をめくって、色づきを確認し、薄いところ
にローラーでインクを置いて、再度刷る
(2人1組)
④構図の面白さを意識させるために、大きめの版
で刷り、画用紙サイズの紙枠を当てて、自分の思い
に合う構図を切り取るなど工夫する
貼って凹凸 (うつす) (1・2年)
教師用資料(1)
紙の枠で作品を着る場所を
決めることもできる
パーツごとに色づけをして
紙に刷ることもできる。
貼って凹凸 (うつす) (1・2年)
段ボールを下に使うと、
はがして凸凹を付ける
ことができる
ざらざら、つるつる、な
どの手触りがおもしろ
いものをたくさん用意し
ておこう
線を表せるようにいろ
いろなものを用意して
おこう
教師用資料(2)