白と黒(うつす)(5・6年)20130306

白と黒 (うつす) (5・6年)
(版表現を使った造形活動の評価規
準)
①(関心・意欲・態度)
自分の思いをもって
実施学年
学習の目標
・凹凸から生まれる形や色、構図の効果や美
しさから思い付いたり、考えたりしている。
③ (創造的な技能)
経験を生かして、工夫する
・材料や道具の特徴を生かした効果の予想を
立てて、表し方を工夫している。
④ (鑑賞の能力)
意図や特徴、美しさを感じ取る
・確かめたり、比較したり、共感したりしながら、
作品の意図や特徴をとらえ、美しさを感じ取っ
ている。
版表現の魅力!
・凹凸から生まれる多様な効果を
生かす表現の面白さがある。
・凹凸があれば工夫次第で版表現
を広げていくことができる。
・発想・構想の活動ができる。
月(
時間)
準備物
・白と黒の配置やバランスを理解して、彫刻刀の彫
りを工夫して表す
・彫りの工夫による表現の奥深さや、刷る色に
よる印象の変化を生かして取り組んでいる。
② (発想・構想の能力)
特徴を基に思い付いたり、
用途や構成を考えたりして
年
活動例
・彫刻刀
・版木
・滑り止めのマットか版画版
・インク、ローラー、インク版、ばれん
・版画紙、新聞紙
指導のポイント
デジタルカメラで色を消してみる
・モノクロで表した世界から中間トーン
を消していく
・白と黒で形をつくろう
・中間トーン部分を彫りで工夫しよう
瞬間を切り取って表そう
・背景は実際の場所をスケッチするな
どする
・運動しているところなどは友達にポー
ズをしてもらったり、写真を活用したり
するのもよい
①電子黒板上で、写真をデジタル処理していく過程を
見せるなどして、白と黒の世界の面白さを味わわせる
②【白と黒の表現の工夫】
・中間トーンを彫りで表す工夫
・白と黒で明確に分ける表現
③【彫刻刀の扱いの工夫】
・明確に白と黒を分けて彫る場合は、切り出
し刀と平刀
・陰影の中間トーンを表す場合は、丸刀や三
角刀など
③試し刷りで彫りの効果を見て、調整させる
版の下絵つくり
光と影の効果を考えて、白黒のバランスを決
める
版の下絵つくり
遠近感など出すために、彫りの計画をする
試し刷りから本刷りへ
-1-
④作品がよく見えるような色の台紙を選ぶなど、鑑賞の
環境を工夫する
技能②版表現(うつす)(5・6年)―1
黒の中にどのよう
な彫り方と方向で
手の厚みを表すか
白と黒
教師用の資料(1)
白と黒と中間のバ
ランスをどうするか
(彫りすぎない)