1 連立方程式とその解

2 連立方程式
1章 連立方程式
§1 連立方程式とその解
(2時間)
スイカ1個はリンゴ何個分か。
19個
=
=
§1 連立方程式とその解
《二元一次方程式》
子どもたちに、1個 250円のケーキと、1個 100円
のアイスを買っていきたい。全部で1600円かかった。
ケーキとアイス、それぞれ何個ずつ買ったのでしょ
う。
ケーキの個数を x 個、アイスの個数を y 個とすると、
次の等式が成り立つ。
250x+100y=1600
・・・・・・・・①
このような、2つの文字をふくむ1次の方程式を、
二元一次方程式という。
《方程式の解1》
xの値が1, 2, 3, ・・・・・ のとき、等式①にあては
まる
yの値を求めなさい。
x
1
2
3
4
5
y
6
13.
11
8.5 6
3.5 1
5
一般に、x, y について二元一次方程式があると
き、これにあてはまる x, y の値の組を、その方程
式の解 という。y
二元一次方程式①の解
(1,
(2,
(3,
(4,
13.5),(6, 11),・・・・
8.5),
6
(5,
《方程式の解2》
子どもが10人いるので、ケーキとアイス、合計で
10個買っていった。
これを式で表すと、
・・・・・・・・②
x+y=10
xの値が1, 2, 3, ・・・・・ のとき、等式②にあては
まる
yの値を求めなさい。
x
1
2
3
4
5
6
y
9
8
7
6
5
4
等式①と②の両方にあてはまる、x, y の値の組
は、(4,
《連立方程式》
ケーキとアイスについて、金額と個数からの2つ
の二元一次方程式の組は、
・・・・・・・・①
250x+100y=1600
・・・・・・・・②
x+y=10
上のような方程式の組を 連立方程式 という。
上の連立方程式にあてはまる、x, y の値の組(4,
6)を、その 連立方程式の解 といい、その解を求め
ることを、連立方程式を解く という。 y
《P31 解答 ④》
END