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等差数列の和
初項2,公差3の等差数列の,
初項から第5項までの和Sを求める
S  2  5  8  11  14 ・・・①
S  14  11  8  5  2 ・・・②
・・・
・・・
・・・
・・・
・・・
S  S  2S
等しい
2  14
5  11
88
11 5
14  2
16 5
初項2,公差3の等差数列の,
初項から第5項までの和Sを求める。
S  2  5  8  11  14 ・・・①
S  14  11  8  5  2 ・・・②
①+②より
2S  (2  14)  (5  11)  (8  8)  (11  5)  (14  2)
 16 5
1
S  16  5  40
2
等差数列の和の公式
初項 a ,末項 l ,項数 n の等差数列の公差を d とするとき,
初項 a から第 n 項 l までの和 S n を求める。
2 S n  n( a  l )
1
S n  n( a  l )
2
n
個
l  a  (n  1)d を代入し,
1
S n  n{2a  (n  1)d }
2
a
ad
a  2d
l
l d
l  2d
・ ・ ・ ・ ・
l d
l
ad
a
a l
等差数列の和の公式
初項 a ,末項 l ,項数 n の等差数列の公差を d とするとき,
初項 a から第 n 項 l までの和 S n を求める。
初項 a ,末項
l が与えられたときは,
1
S n  n( a  l )
2
を利用する。
初項 a ,公差 d が与えられたときは,
1
S n  n{2a  (n  1)d }
2
を利用する。
例1
(1)等差数列3,7,11,15,・・・の初項から第20項までの和
S 20 を求めよ。
1
S n  n{2a  (n  1)d }
2
初項が3,公差が4であるから,
S 20 
1
 20  2  3  (20  1)  4  820
2
(2)5から31までの奇数の和5+7+9+・・・+31を求めよ。
初項が5,公差が2の等差数列の和で,31を第 n 項として,
31  5  2(n  1)
これより,項数 n  14
S14 
1
14  (5  31)  252
2
1
S n  n( a  l )
2
問1 次の等差数列の和を求めよ。
(1)初項7,末項61,項数10
1
S10  10  (7  61)  340
2
1
S n  n( a  l )
2
(2)初項-10,公差4,項数13
1
S13  13  2  (10)  (13  1)  4  182
2
1
S n  n{2a  (n  1)d }
2
問1 次の等差数列の和を求めよ。
(3)初項41,公差ー6,項数8
1
S n  n{2a  (n  1)d }
2
1
S8   8  2  41  (8  1)  (6)  160
2
(4)(-5)+(-2)+1+・・・22
初項が-5,公差が3の等差数列の和で,22を第
22  5  3(n  1)
これより,項数 n  10
1
S10  10  (5  22)  85
2
n 項として,
1
S n  n( a  l )
2
例2 初項24,公差-4の等差数列において,初項から第 n 項
までの和を S n として, S n  60 となる n の値を求めよ。
1
S n   n  2  24  (n  1)  (4)   2n 2  26n
2
S n  60 より
 2n 2  26n  60
n 2  13n  30  0
(n  2)( n  15)  0
n  2 , 15
n は自然数であるから,
n  15
Sn 
1
n{2a  (n  1)d }
2
問2 初項-21,公差3の等差数列において,初項から第 n 項
までの和を S n とする。
1
S n  n{2a  (n  1)d }
(1) S n を n の式で表せ。
2
1
3
S n   n  2  (21)  (n  1)  3  n(n  15)
2
2
(2) S n  81 となる
n の値を求めよ。
3
n(n  15)  81
2
n 2  15n  54  0
(n  3)( n  18)  0
n  3 , 18
n
は自然数であるから,
n  18