月次決算書データの読み方と説明・活用のポイント

主催/日本経済新聞社
日経ビジネススクール ベーシック300
経営管理担当者、事業管理者に必要な月次決算データの読み方と活用法を解説
月次決算書データの読み方と説明・活用のポイント
月次決算の数値から読み取れるビジネスの変化を数字を使ってわかりやすく説明・共有する知識とスキルを学ぶ
日時/2016年8月19日(金)10:00~17:00
(開場9:30、昼食休憩11:30〜12:30)
会場/日本経済新聞社 日経ビル6階「日経・大手町セミナールーム 1」
(日経カンファレンス&セミナールーム内)
東京都千代田区大手町1-3-7 TEL 03-3270-0251(代表)
セミナーのねらいとプログラム
また、未来は過去・現在からつながっており、過去からの変
化を通じて会社の未来を読み取ることが決算説明では特に重要
となります。今回は各決算書の解説のなかで、そして最後の「決
算説明シート」の解説で具体的に説明していきます。
このセミナーでは、主に経営管理にかかわる方々を対象に、月
次決算書からの重要な経営情報の読み方、説明・共有の仕方、
利益を生み出し、持続的な業績向上につなげるための問題解析
力、ソリューションの提案力を身につけていただくことを目的と
しています。
経営管理にかかわる皆様にご活用いただきたい実践的なセミ
ナーです。
1月次決算データの重要性と
説明・情報共有のポイント
(1)
経営データの読み方の基本
― 現状分析と変化分析の両面から読み取る
(2)
月次決算データから読み取る兆候
― 赤字の危険性など
(3)
月次決算と年度決算のデータの見方の違い
(4)
問題の分析と説明の仕方
2
損益計算書から読み取る情報と
説明・共有のポイント
和田 正次 氏
公認会計士・税理士
受講料/ 34,560円(消費税を含む)
月次決算書から読み取ることができるデータは、重用な経営情
報です。このデータから、赤字をはじめ、さまざまな情報を読み
取り、説明・共有することは経営環境の変化に適切に対応する
ために、これまで以上に重要になっています。
講師
講 師 紹 介
早稲田大学商学部卒業。大手監査法人、ウィリアム・エム・マー
サー(現マーサー ジャパン)を経て和田公認会計士事務所開
設、現在に至る。日本公認会計士協会東京会経営委員会委員長、
日本公認会計士協会学術賞審査委員等を歴任。経営・財務分
野を中心に数多くの企業の指導、研修等に活躍中。ケーススタ
ディ方式による実践的で明快な指導には定評がある。国際公認
投資アナリスト(CIIA)、日本証券アナリスト協会検定会員
(CMA)。
著書に『Q&A 会計の基本50』
『ニューディールな会計戦略』
(以
上、日本経済新聞出版社)、
『実践理解/月次決算書の見方・説明
の仕方』
『資金繰りと経営改善のポイントQ&A』
(以上、税務研
究会)、
『いまからはじめる「お金」づくりの本』
(かんき出版)が
ある。
また、eラーニング・日経ビジネススクールオンライン講座『戦
略発想の企業財務と経営分析』の指導講師も担当している (http://www.nikkei-nbsonline.com/)。
4貸借対照表から読み取る情報と
説明・共有のポイント
(1)
貸借対照表の仕組みと特徴を説明する
(2)
『
運転資本とは何か』の質問にはこう答える
(3)運転資本管理の充実が勝ち組企業の条件
(4)月次貸借対照表で利益の使い途を説明できる
5資金繰り表、キャッシュフロー計算書データ
から読み取る情報と説明・共有のポイント
(1)資金繰りは貸借対照表上でも管理できる
(2)資金計画表の月次予実分析と報告
(3)キャッシュフロー計算書のパターン別分析
(1)
4つの利益からわかる重要な情報
・黒字で資金が増えても問題となるケース
(2)
利益管理に必要な固変分解と損益分岐点分析、限界利益 ・資金が大幅に減少しても問題とならないケース
の必須知識
(4)月次キャッシュフロー計算書から読み取る情報と注意点
(3)
管理会計による利益の原因分析
(4)
月次決算データからの利益予測と目標設定
3部門別損益計算書から読み取る情報と
説明・共有のポイント
(1)部門別にした損益計算書の作成と分析のポイント
(2)
部門別損益計算書の説明(赤字体質からの脱却)
(3)
「
営業利益」までを部門別にした損益計算書の説明
(3事業部での黒字継続化)
6月次決算説明シートを使った効果的な説明と
情報共有― 事例紹介
(1)
業績悪化傾向が見え始めたA社での月次決算報告
(2)大規模設備投資を検討している高成長B社での月次決算
報告
(3)安定的な利益を目指すC社での月次決算報告
備考
電卓をお持ちください。