主催/日本経済新聞社 日経ビジネススクール ベーシック300 ローパフォーマー・問題社員の トラブル解決のための法的対応策 弁護士が法的知識と経験をベースに、問題社員への対応・対策を伝える講座 日時/2016年9月21日(水)10:00~17:00 (開場9:30、昼食休憩12:30〜13:30) 会場/日本経済新聞社 日経ビル6階「日経カンファレンスルーム」 (日経カンファレンス&セミナールーム内) 東京都千代田区大手町1-3-7 TEL 03-3270-0251(代表) 講師 野口 大 氏 野口&パートナーズ法律事務所代表、 弁護士 受講料/ 34,560円(消費税を含む) セミナーのねらいとプログラム 講 師 紹 介 能力不足・協調性不足・反抗的・・・。問題社員やローパフォーマーに はさまざまなタイプが存在します。 多岐にわたるケースに上司だけで対応するのは困難かつ危険であり、 組織的な課題ととらえて対策を講じることが求められます。 1990年司法試験合格、91年京都大学法学部卒業、 具体的には、指導とハラスメントとの違いを明確にしたうえでどう接す るのか、組織的対応が必要なのはどの規定に反する行為なのか、どのよ うな段階を踏むと解雇にいたるのか、最終的に当事者と対峙する段階で はどのような記録・証拠が重要視されるのか、など、初期段階からのプロ セスを管理してケースに臨むことが、着地点を左右するといえます。 労使紛争に詳しく、数多くの団体交渉や労働裁判を このセミナーでは、実戦経験豊富な講師が判例やケースを紹介しなが ら、問題社員・ローパフォーマーとのトラブルを回避するための施策や対 応について解説します。 は『労務管理における労働法上のグレーゾーンとそ 人事労務担当者、マネジメント層の方の参加をお待ちしています。 事労務18の鉄則』 (税務経理協会)など。 1ローパフォーマー・問題社員にはタイプがある タイプA 能力不足 タイプB 反抗的 タイプC 協調性不足 2ローパフォーマー・問題社員への対応法と法 的留意点 (1) 基本的な対応策とステップ (2) 問題社員・ローパフォーマーの解雇 1) 解雇決定前のプロセス管理の必要性 2) 解雇が有効か否か、 裁判所はどのような点を重視するか? 3) どのような紛争事案でも、 「裁判になればどうなるか」 の検討が必要不可欠 4) 裁判の実情を熟知しておく必要 (3) 裁判例紹介 1) 解雇有効例 2) 解雇無効例 (4) 問題点を特定せよ 1) 業務命令違反 2) 勤務懈怠 3) 能力不足 4) 反抗的態度・暴言 5) 欠勤・遅刻・離席が多い 6) 予想される言い訳は何か? 2002年ニューヨーク州コーネル大学ロースクール 卒業(人事労務管理理論を履修)。企業法務、特に 会社側の立場で手がける。日々の人事労務管理や 社員面談方法まで詳細に渡ったアドバイスを行い、 多くの企業の顧問、社外役員をつとめる。主な著書 の対応』 (日本法令) 『「社長」と「会社」を守る!!人 (5)問題点の是正努力 1) 注意指導とパワハラの区別 2) 配転 3) 人事考課で評価を下げる 4) 軽い懲戒処分も有効 (6) 証拠の重要性 1) 証拠書類は重要 2) 何でも書類に残せば良いというほど単純ではない 3メンタルヘルスに関するトラブル事例と対応策 (1)メンタルヘルス問題の増加 (2) 対応がまずいと担当者が個人的に損害賠償請求される (3) 私傷病のトラブルと就業規則 1) 軽作業なら可という診断書がある場合 2) 軽作業で復職させて賃金を下げることはできるか 3) 異常行動と解雇 (4) 労災のトラブル 1)メンタルヘルスと労災認定基準 2) 労災認定後が怖い 安全配慮義務違反の損害賠償請求 3) 労災と解雇・休職期間満了 4) 労災か私傷病か不明な場合にどうするべきか 5) 労基署に任せるな 4ローパフォーマー・問題社員から会社を守る!
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