主催/日本経済新聞社 日経ビジネススクール ベーシック300 M&A、事業再編、グローバル化時代の人事労務 ~配転・出向・職種変更・降格などにおける法的リスクとトラブル防止策~ 石嵜弁護士の人事労務・実践講座 日時/2016年8月31日(水)10:00~17:00 (開場9:30、昼食休憩12:30〜13:30) 会場/日本経済新聞社 日経ビル6階「日経・大手町セミナールーム 1」 講師 (日経カンファレンス&セミナールーム内) 東京都千代田区大手町1-3-7 TEL 03-3270-0251(代表) 石嵜 信憲 氏 弁護士 受講料/ 38,880円(消費税を含む) セミナーのねらいとプログラム 講 師 紹 介 いま企業は、将来の発展および生き残りをかけてM&A、 事業再編・集約に取り組んでおり、その事業構造の変化等に 合わせて従業員の異動も必然的に大きく生じています。また 今日のグローバル化時代において、国外のグループ企業ある いは資本・業務提携のある現地法人への出向も大幅に増え、 現状の制度や規定の整備が追いついていない状況が見られま す。さらに国内に目を戻すと、介護負担や精神疾患を有する 従業員に対する配置・異動の問題もあります。 明治大学法学部卒業。1975年司法試験合格、78年弁護士登 録。以後、労働事件を経営者側代理人として手がける。02~ 04年司法制度改革推進本部労働検討会委員、02年10月~10 年5月日弁連労働法制委員会副委員長。現在、経営法曹会議 常任幹事。 著書は、 『労働行政対応の法律実務』 『就業規則の法律実務〈第 3版〉』 『健康管理の法律実務〈第3版〉』 『非正規社員の法律実 務〈第3版〉』 『賃金規制・決定の法律実務』 『個別労働紛争解 決の法律実務』 『労働契約解消の法律実務〈第2版〉』 『懲戒権 行使の法律実務〈第2版〉』 『労働時間規制の法律実務』 『管理 職活用の法律実務』 『配転・出向・降格の法律実務〈第2版〉』 『メーカーのための業務委託活用の法務ガイド〈第2版〉』 『立 法プロセスから読み解く労働契約法』 (以上、中央経済社) 、 『新 改訂 人事労務の法律と実務』 (厚有出版)、 『労働法制からみ た日本の雇用社会』 (日本総研ビジコン) 等。 厚生労働省は、職種や勤務地等の制約を契約内容とした「多 様な正社員」という多元的な働き方を提案しており、企業の実 情に合えば、こうした制度を導入することも選択肢の一つです。 本セミナーでは、最新の判例および裁判例の分析を踏まえ、 時代に即した人事労務におけるトラブル防止策について、労 働法の専門家が解説します。 1人事異動に関する既成概念への疑念から 4グループ経営と出向 ◆イノベーション(技術革新)とキャリア ◆グループ採用の法的問題点は ◆転勤とライフ・ワークバランス ◆グループ経営と企業グループ間出向 ◆昭和の転勤と平成の出向(通常の人事異動として受容) ◆親子関連企業(グループ企業)とグループ統合企業 2 各人事異動の命令権保有、権利濫用、 命令拒否者への対応 ◆転勤(家族介護者・精神障害者への対応) 5グローバル企業における人事異動 ◆海外出張・転勤・出向命令権の保有 ◆同命令権行使の限界(権利濫用論) ◆海外への異動は健康面を踏まえた人選が必要 ◆グループ統括管理と人事異動命令権の関係は ◆職種変更(キャリアに沿わない職種変更) ◆出向(従業員出向) ◆転籍(命令権保有は?) ◆人事異動の限界と「多様な正社員」制度の活用 3 役員出向 ◆派遣・労働者供給との区別の根拠は ◆業務命令で命じられるか、個別同意か ◆従業員としての海外出向との差は 6降格をめぐる諸問題への対応 ◆役職を引き下げる降格と職能資格・職務等級制度上の降格 の違い ◆懲戒処分としての降格 ◆降格が不利益取扱いに該当すると判断した最高裁判決 (マタハラ問題) 備考 ※講師著書『配転・出向・降格の法律実務(第2版)』を進呈します。
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