地盤の沈下や斜面の崩壊等に伴う住家被害の被害認定調査の基準

地盤の沈下や斜面の崩壊等に伴う住家被害の被害認定調査の基準
【御船町税務課】
1 傾斜による判定(基礎と柱が一体的に傾く(不同沈下)の場合)
基礎・床も含めた傾斜の場合は次のとおり判定
1/20≦ 四隅の傾斜の平均 ⇒ 全壊
1/60≦ 四隅の傾斜の平均 <1/20 ⇒ 大規模半壊
1/100≦ 四隅の傾斜の平均 <1/60 ⇒ 半壊
h
四隅の傾斜=d/h
※1/20の傾きとは:20cmの垂直高さに
対して1cmの水平方向のずれ
d
不同沈下による傾斜
2 住家の基礎等の潜り込みによる判定
潜り込みの量
被害の程度
床上1mまで
全壊
床まで
大規模半壊
基礎の天端下25cmまで
半壊
3 がけ崩れ等による判定
内容
敷地被害があり、やむを得ない事由で「解体」せざるを得ないと認められる場合
上記の場合以外
被害の程度
全 壊
基礎への影響によって、
その損傷程度を判断
<やむを得ない事由の例>
豪雨により住家に流入した土砂の撤去のためや、 耐え難い悪臭などのためにやむを得ず解体
する場合は「やむを得ない事由」に該当すると 考えられます。また、敷地被害については、敷地
の修復のため住宅を解体せざるを得ないと いう場合が考えられます。
4 その他
地割れについては、従来どおり基礎への影響によって、その損傷程度を判断する。