平岸中学校 「学ぶ力」育成プログラム

学校番号:35003
学校名:平岸中学校
平岸中学校 「学ぶ力」育成プログラム
プログラム項目名
項目内容の具体
項目内容
学ぶ意欲
【H27成果】
「シラバス(学習計画)/自己評価表と家庭学習の連動」に取り組んだ。学習の目標や展開、理解の度合いを明
確にすることで意欲を喚起し、家庭学習に結び付けていくことを狙いとした。「関心意欲態度」について、学年末
評定においてC評価人数が10%以上だったのは、9教科×3学年で11科目であり、学校評価生徒アンケートにお
いて否定的回答は約15パーセントであった。初年度ということで、取り組んだ単元の数は多くはなく、数字には反
映されていないが、授業後の感想からは、自分の学習を自分で管理することが、学習に対する積極性につな
がっていることが読み取れた。
【H28課題】意欲的に授業や家庭学習に取り組む姿勢を養う。
①「学ぶ力」に
関する
成果や課題
【H27成果】
「小集団(サブセット)による学び合い」を全校研修テーマとして取り組んだ。サブセットは思考の深まりや広がりと
思考力・判断力・表現力 等 ともに、仲間と協力して課題を解決していく、学ぶ喜びを得ることを狙いとしている。今年度は国語科の詩の読解
と理科の環境保全の分野において、思考の深まりと広がりに顕著な効果が表れた。
【H28課題】サブセットによる学び合いの活動を取り入れる。
基礎的・基本的な知識
及び技能
【成果】
自己評価表と連動させた、習熟度別家庭学習課題を作成した。自己評価表で自分の学びと理解度を振り返り、
自分に必要な復習レベルを選択させ、演習を行わせた。「できるようになった」という達成感を味わせると同時
に、次のステップに移るために最低限必要な理解と習熟を図ることを狙った。授業中ではTTを活用し、同じ取り
組みを行った。数学科「数と式」分野など、くり返しの演習が習熟につながる分野において、効果が表れた。
【H28課題】基礎基本を定着させる。
②改善の重点
課題改善に向けて重点的に
取り組むこと
③改善策
改善策を具体化
□「子どもが自ら考え、判断
し、表現する学習活動」の充実
■「自分への自信をもたせる
きめ細かい指導」の充実
④検証
各種調査や子どもの
自己評価指標の活用
☆教科による実践
①小学校の復習
②予習を活用した家庭学習の定着と問題解決学習
③シラバス/学習記録表・自己評価表の活用
④習熟度別学習
☆校務分掌による実践
□問題解決学習「【予習】問題発見/予想解決→【授業】問題解決のための補助課題解決授業
<サブセットの活用>→【授業】問題解決 →【復習】定着」の構築。
□議案審議、行事計画等の学活の充実
■習熟度別課題演習の実施(思考・判断・表現の実の場として)
■シラバス、学習記録表、自己評価表の活用
■小学校の復習
■「寺子屋in平岸」の実施
○札幌市全体の共通指標の活用
○ 各教科等の評価規準に基づく学習状況評価結果の活用
○ 全国学力・学習状況調査や標準学力検査(CRT)の結果等を活用
○ 生徒対象の学習アンケートの活用(1学期、3学期に実施し、比較検討する。指導方法の改善へ)