全日制 PDF形式 - 青森県立弘前工業高等学校

(様式1)
平成26年度 学校評価結果報告書
(1)学校教育目標
(2)現状と課題
学校番号
49
学 校 名
弘前工業高等学校
制課程
本校 ・ 校舎 ・ 分校
自己評価実施日
平成27年 3月 6日(金 )
学校関係者評価実施日
平成27年 2月 5日( 木 )
1 品性の陶冶に努め、知・徳・体の調和のとれた人間性豊かな生徒を育成する。
2 個人の価値を尊重して、その能力を伸ばし、創造性を培い、自主及び生活との関連を重視し、勤労を重んずる態度を養う。
3 真理と正義を希求し、公共の精神を尊び、伝統を継承し、新しい文化の創造を目指す教育を推進する。
多くの生徒は、基本的生活習慣が身についている。家庭学習の定着を図る工夫のひとつに校内テストの回数を増やす。学力テストを行う。ま
た、学科に応じた資格取得等を奨励し、部活動との両立を図りながら、将来を見据えた取り組みを積極的にしている。この取り組みをより一層
確かなものにしていくために、進路を見据えた資格取得のための指導や能力・適性に応じた指導の拡充を図り、ものづくり教育を推進する。
(9)-イ 学校関係者評価委員会の構成
1. 多様化した生徒一人一人の能力・適性に応じた指導と学習習慣の定着に努める。
2. 自らの個性を発揮し、協力して物事を成し遂げる力を養うとともに、事故・非行のない健全な学校生活を確立する。
(3)重点目標
3. 生徒一人一人の希望進路達成のために計画的・組織的・継続的な進路指導の推進に努める。
校長、教頭、事務長、各分掌主任及び学校評議委員
4. 生徒が創意工夫して問題解決できるものづくりの技術向上とものづくりへの意欲を高める指導の推進を図る。
(4)結果の公表
学校関係者評価(保護者アンケート)の結果とともに、ホームページへ掲載して公表する。
自 己 評 価
番号
1
2
3
4
(5)評価項目
(6)具体的方策
(7)具体的方策による目標の達成状況
学習指導の充実
新学習指導要領に基づき、年間授業計画
(シラバス)の作成提示を通じて、指導
と評価の一体化に向けた授業改善を図
る。校内小テストや模擬テスト及びオ
フィスアワーを継続し、望ましい学習習
慣を定着させる。
新学習指導要領に沿った年間授業計画(シラバス)の
提示によって、学習の到達目標と指導評価を明らかに
し、指導と評価の一体化を図る取り組みが進展した。
また、校内小テストの実施やオフィスアワーの実施に
よって、生徒の能力適性に応じた指導と望ましい学習
習慣の定着が図られた。
生徒指導の充実
生徒指導部通信の発行、登校時の指導や
校内外の巡回指導を充実させるととも
に、事故防止のための指導を徹底し危険
予知マップを活用する。また、生徒理解
のための情報共有を推進させる。
玄関前での登校時指導や校内外の巡回指導を通じて、
予防的な生徒指導の確立と生徒意識の向上を図ること
ができた。校内での自転車盗難はなしであったが、自
転車事故が16件発生した。また、いじめ防止委員会の
活動や対策を通じて指導上の共通理解が図られた。
進路指導の充実
各学年に応じた継続的な進路ガイダンス
を計画的に実施し、段階的な職業観・勤
労観の育成を図るため、企業見学やイン
ターンシップを行い、生徒の希望進路を
実現させる。
望ましい職業観・勤労観が育まれ、生徒は希望進路の
実現を果たしているが、早期の進路意識の啓発を図る
ため、継続的に実施している進路ガイダンスを充実さ
せたい。
ものづくり教育の充実
課題研究の成果を発表する校内課題研究発表会は、保
ものづくりコンテストへの積極的な取組
護者・企業の方々を迎えて実施した。また、全工協会
みと工業の各学科の資格取得を奨励する
のジュニアマイスター顕彰では、昨年を上回りゴール
とともに、課題研究の成果を発表する機
ド26名(特別表彰者3名)、シルバー68名が受賞
会を充実させる。
した。
(11)総括
学校関係者評価
(10)次年度への課題と改善策
(8)目標
の達成度
(9)学校関係者からの意見・要望・評価等
A
各学年ごとに教科担当との情報交換会を通して
成績不振の生徒への対応・対策を継続して行っ
た。オフィスアワーは、成績不振の生徒にとっ
て学習の振り返りと定着の面でよい取り組みで
あるため今後も継続実施してほしい。
新学習指導要領に基づき、日常の授業・実習を
通じて、基本的な知識・技能の定着を図る指導
を充実させるとともに、目標に準拠した評価を
徹底させて、指導と評価の一体化を一層図って
いきたい。
A
生徒の挨拶等から、適切な容疑指導がなされて
いることを常々感じている。今後も継続してほ
しい。また、いじめ防止委員会の活動が機能し
て、生徒の悩みに対して効果的な指導がなされ
ていると感じる。
保護者の理解と協力を得ながら、継続的な生徒
指導をしていきたい。また、アンケート調査に
より、いじめ防止委員会の活動を、強化し、早
期に対応して、学校内のカウンセリング機能を
さらに充実させたい。また、安全教室等を活用
し自転車事故件数ゼロを目指したい。
B
進路を意識した資格取得への取組み等生徒が将
来を考えて勉強に取組んでいる様子が窺え、希
望進路への適切な進路指導がなされていると感
じる。
生徒の希望進路実現のための指導を継続し、早
期に進路意識の啓発を図るとともに、より良い
進路実現を目指して、進路ガイダンスを充実さ
せていきたい。
A
校内課題研究発表会では、生徒が意欲的に取組
んでいる様子が覗え、充実したものづくり教育
がなされている。また、ジュニアマイスター顕
彰の多数の受賞者及び国家資格・技能検定にも
多数合格していることは評価できる。
ものづくりコンテストへの取組みや進路を見据
えた資格取得のための指導を今後も継続し、工
業技術の進展に寄与できる生徒を多数輩出して
行きたい。
・学習指導において、新学習指導要領に基づき、年間授業計画(シラバス)で学習の到達目標と指導評価を明確にすることで、指導と評価の一体化を図る取り組みが進展している。
・生徒指導において、予防的な生徒指導が確立できており、校内いじめアンケートを充実させ、生徒の悩みに対して早期に対応し、指導上の共通理解が図られた。来年度は自転車事故の件数をゼロにしたい。
・進路指導において、進路意識の啓発と望ましい職業観が育まれている。今後は、より良い進路実現を目指し、生徒の進路に対応できる進路ガイダンスを1年生から充実させていきたい。
・ものづくり教育において、生徒の進路を見据えた資格取得のための指導及びものづくりコンテストへの取組みは、生徒の学習意欲を高めるとともに、大きな成果を上げた。来年度も更に継続したい。