徳島県鳴門病院の病院指標(平成26年度) DPCコード 傷病名 130100 播種性血管内凝固 180010 敗血症(1歳以上) 180035 真菌症 180040 手術・処置などの合併症 入院契機 患者数 発症率 同一 0 - 異なる 6 0.12% 同一 32 0.66% 異なる 3 0.06% 同一 11 0.23% 異なる 2 0.04% 同一 13 0.27% 異なる 1 0.02% 解説 厚生労働省による平成26年度の全国DPC対象病院データ集計では、 全症例に対する割合は播種性血管内凝固が0.17%、敗血症は0.56%でした。 全国値と当院の数値を比較しますと、播種性血管内凝固が0.12%とやや少なく、 敗血症は0.72%と若干多い数値でした。 当院では臨床的に根拠のないアップコーディング(高額な診療点数請求目的)は 行われていないと考えています。 播種性血管内凝固ではDPC病名と入院契機となった傷病名が異なり、 様々な原因から播種性血管内凝固に至ったものと思われます。 敗血症では、DPC病名と入院契機となった傷病名が同一であるものが32例であり、 異なるものは3例で、癒着性腸閉塞や下部消化管出血などが原因で全身状態が悪化し、 敗血症性ショックに至ってしまった症例です。 手術・処置などの合併症につきましては、ほとんどがDPC病名と入院契機病名が 同一である症例でした。つまり、手術・処置などの合併症を主として入院され、 治療を受ける入院患者さんが多いということです。 地方独立行政法人 徳島県鳴門病院
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