4.成人市中肺炎の重症度別患者数等

徳島県鳴門病院の病院指標(平成26年度)
4.成人市中肺炎の重症度別患者数等
成人市中肺炎の患者さんの人数を重症度別に集計しました。重症度は、成人市中肺炎診療
ガイドライン(日本呼吸器学会)による重症度分類システム(A-DROP)を用いて分類しました。
定義
入院のきっかけとなった傷病名、および最も医療資源を投入した傷病名が、肺炎、急性気管支炎、
急性細気管支炎(DPCコード:040080相当)であるものとし、インフルエンザ等のウイルス性肺炎
(DPCコード:040070相当)、及び誤嚥性肺炎(DPCコード:040081)は除外とする。
入院後発症の肺炎、一般病棟以外からの転入、他院からの転院も除外とする。
◇成人市中肺炎
普段の生活の中で成人が羅漢した肺炎のことです。
重症度
患者数
平均在院日数
平均年齢
軽症
1
5.0
52.0
中等症
60
21.4
81.3
重症
8
48.9
84.8
超重症
7
35.3
77.7
不明
0
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解説
患者数が最も多いのは中等症~超重症の患者さんとなっております。
平均年齢を見てますと軽症では50歳ぐらいですが、中等症以上では80歳前後と高齢になっており、
成人市中肺炎は高齢になるほど重症になることが分かります。
平均在院日数を見ても、当然ながら重症ほど長くなっております。
肺炎は当院で治療される患者さんで最も多い疾患です。
地方独立行政法人 徳島県鳴門病院