中国:神華集団 2015 年度の利益総額 前年度比 50%減 2016 年 5 月 26 日掲載 5 月 12 日付けの地元報道によると、神華集団は、2015 年度の利益総額は 318 億元(前年度比 50%減)、 売り上げは 2,364 億元(前年度比 27%減)と発表した。神華集団傘下の中国神華は、2015 年度の純利益は 161.44 億元(前年度比 56.9%減)、売り上げは 1,770.69 億元(前年度比 30%減)。 中煤協が発表した「石炭業界企業社会責任報告 2015」によると、神華集団、中煤能源、兖鉱集団、中国 煤炭科工集団、伊泰集団、大同煤鉱集団、冀中能源集団、陝西煤業化工集団、山西潞安鉱業集団、開滦集 団が炭鉱業界企業社会責任のランキング上位 10 位。 「報告」では、石炭企業の社会的責任の体制作りは大きく前進しているが、インセンティブ・メカニズ ムの健全性が不足、政策強化の余地あり、一部に中小企業意識があると指摘。中国の石炭企業は世界的に その影響力を増し、石炭企業の経営は、国際市場でも積極的に社会的責任を担うべきと指摘。 (石炭開発部 辻 誠) おことわり:本レポートの内容は、必ずしも独立行政法人石油天然ガス・金属鉱物資源機構としての見解を示すものではありません。正確 な情報をお届けするよう最大限の努力を行ってはおりますが、本レポートの内容に誤りのある可能性もあります。本レポートに基づきとら れた行動の帰結につき、独立行政法人石油天然ガス・金属鉱物資源機構及びレポート執筆者は何らの責めを負いかねます。なお、本資料の 図表類等を引用等する場合には、独立行政法人石油天然ガス・金属鉱物資源機構資料からの引用である旨を明示してくださいますようお願 い申し上げます。
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