管 理 課 求 償 係 からの お 知らせ 本会では、保険者等から交通事故等に起因する第三者行為損害賠償求償事務を受託し、 保険者等事務の軽減と財政の健全化を支援しています。 1 平成27年度第三者行為損害賠償求償事務共同処理状況 受託件数 (件) 国 保 881 合 計 1,563 後 期 2 682 前年度比 (%) 収納件数(件) 97.0 688 99.6 1,245 103.2 557 前年度比(%) 収納金額(円) 96.8 490,163,629 99.3 1,052,943,469 102.6 562,779,840 前年度比 (%) 94.7 102.5 98.7 国民健康保険被保険者が第三者行為による被害に遭われたら ◆求償事務を円滑に進めるために、必ず被保険者等から下記の 1 2 3 の書類を提出いただくようお願いいたしま す。また、損害賠償金支払いに関する主な書類を【参考❶】で紹介いたします。 (国民健康保険法施行規則第32条の 6 ) 1 『第三者行為による被害(傷病)届』 給付事由が第三者の行為によって生じたものであるときは、被保険者の属する世帯の世帯主又は組合員は、その事 実、当該被保険者の氏名、当該被保険者が退職被保険者等である場合にあってはその旨、第三者の氏名及び住所又は 居所(氏名又は住所若しくは居所が明らかでないときは、その旨)並びに被害の状況を、直ちに、保険者に届け出さ せる文書の提出を求めてください。 2 『念 書』 被保険者が交通事故等で被った保険事故について国民健康保険法による保険給付を受けたときは、国民健康保険法 第64条第 1 項【参考②】 の規定により保険給付額の限度において、保険者は加害者に対して損害者が有する損害賠償請 求権を取得、行使し、かつ賠償金を受領することを理解させる内容と下記 (1)~ (3)を記載した文書の提出を求めてく ださい。 【必須項目】(1)加害者と示談を行おうとする場合は必ず保険者にその内容を申し出ること。 (2)加害者に白紙の委任状を渡さないこと。 (3)加害者側から金品を受けたときは受領年月日、内容、金額の情報を申し出ること。 参考:本会作成「第三者行為求償事務の手引」(平成28年6月版)36ページ 3 『同意書』 加害者の示談交渉役である損害保険会社等(加害者直接本人は除く)に対する損害賠償請求権の行使において、診 療報酬明細書等を保険会社等に請求資料とする旨の了解を得る文書の提出を求めてください。 ※現在、保険者によって、上記 2 及び 3 を一つにまとめている場合があります。 『念書』でいう、 【国民健康保険法第64条第1項と必須項目】が記載され、かつ 『同意書』でいう【診療報酬明細書を請求資料 として加害者の示談交渉役に提供することを事故当事者等(被保険者)が納得していること】であれば問題はありません。 参考 ❶ その他の書類として、 『交通事故証明書』 、 『人身事故証明書入手不能理由書』 (交通事故証明書の照会記録簿の種別 が物件事故又は交通事故証明書に事故当事者の記名がない場合のみ) 、 『事故発生状況報告書』 、取得可能であれば加 害者からの『誓約書(未成年者の場合は親権者等の記名及び押印をお願いします)』があります。 また、第三者行為求償請求を行う際、損害賠償請求先の情報を必ず取得することも重要です。 参考 ❷ 国民健康保険法第64条第1項(損害賠償請求権)とは保険給付額の『代位取得』をいいます。 保険者は給付事由が第三者の行為によって生じた場合において、保険給付を行ったときは、その給付の価額の限 度において、被保険者が第三者に対して有する損害賠償の請求権を取得します。 [問合せ先] 企画事業部 管理課 求償係 TEL:03-6238-0147 東京の国保 2016.9 24
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