古河市議会だより 第 46 号 平成 28 年 5 月 15 日発行 第 1 回 定 例 会 一 般 質 問 靏見 久美子 議員 子育て支援対策について 6 名の議員が市政を問う やまちの保健室として、高齢者 等を実施している。 や介護、生活、子育ての相談な 答(健康福祉部長)支援事業の ど、誰でも気軽に利用できる取 取り組みについては、妊娠初期 り組みをしている。 からの個別相談、マタニティー 市の支援事業の取り組みにつ スクール、健康診査費用の助成、 いて伺う。また、地域包括支援 産後については母子への育児支 センターに古河独自の古河版ネ 援、助産師訪問、乳幼児相談や ウボラの設置を提案するが、所 離乳食教室等を実施している。 見を伺う。 問 厚生労働省は少子化対策と して産前産後ケアの充実をはじ 答( 市 長 )地 域 包 括 支 援 セ ン め、子育て世代包括支援センター ターでのネウボラの取り組みに の整備など、切れ目のない支援 ついては、今後、どのように取 体制構築の取り組みを充実させ り組むのか検討していく。 るとしている。妊産婦が出産直 答(子ども部長)支援事業の取 後の健康面での悩みや育児不安 り組みについては、保育園や認 を抱える状況が多い中、 「ネウボ 定こども園等の幼児教育・保育 まちの保健室(見守り・支援ネッ トワークづくりを行う窓口) ラ」というワンストップの窓口 の充実を図る事業のほか、一時 ≪その他の質問≫ 相談を整備することを明記した。 預かり、地域子育て支援センター、 ・古河市男女共同参画プランに 三重県名張市は名張版ネウボラ 子育て広場、放課後児童クラブ ように進める考えか、具体的な 自治体で制定に向けての取り組 取り組みと今後の課題等につい みがされているところだが、そ てお聞かせいただきたい。 れらの先進自治体の事例や各市 また、法律の実効性を確保し、 町村の動向を見ながら、今後検 障がいの有無で差別されない社 討していく。 会を築いていくために、条例の 現在、問題解決における対応 制定も一つの方法と考えるが、 要領を検討しており、障がいを 障害者差別解消法および改正障 害者雇用促進法の施行に向けた 取り組みについて ご所見をお聞かせいただきたい。 理由とする差別の解消の推進に 答(健康福祉部長)法律施行に 福祉課が窓口となり、困難な事 問 この法律は、全ての国民が 向 け た 職 員 の 研 修 に つ い て は、 案等は関係部署と連携して対応 障がいの有無によって分け隔て 今年度、管理職から順次研修を していく。 られることなく、相互に人格と する予定である。 個性を尊重し合いながら、安心 市民への啓発については、広 して生活できる共生社会の実現 報紙、ホームページ等で周知を に向け、障がいを理由とする差 するとともに、国県などのチラ 別の解消を目的に制定された。 シを活用して各種団体や行政自 本年 4 月から施行になるが、 治会へ積極的に制度の普及に努 本市では、職員の研修および市 める。 民の理解、啓発等も含め、どの 条例の制定については、先進 高橋 秀彰 議員 8 ついて 関する対応要領を定め、障がい
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