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科
目
名 観光・ホスピタリティ概論
担 当 者 名 数住 伸一
開
講
期 前期
単 位 数 2単位
曜 日 時 限 木3
学
年 1・2年
【到達目標】
学部横断型副専攻の観光ホスピタリティプログラムに該当する科目です。
1年次から履修可能な科目で、観光・ホスピタリティに関する、基礎的な知識を得ることを目的としています
。
ホスピタリティの理解を深め、観光業との関連性を知る。観光業の中でも代表的な、旅行業や宿泊業を中心に
、そのビジネスの仕組みを理解し、2年次以降の専門科目の受講に備えることを目標とします。
【授業概要】
とかく「おもてなし」と訳される事が多い「ホスピタリティ」について、基本的な理解を深めると共に、観
光産業との関係を理解します。
観光産業の中でも、旅行業界、宿泊業界についての基礎的な知識を深め、これらの業界が発展してきた時代背
景や経緯とともに、これからの我が国の観光において、どの様な役割を果たすべきなのかを考察します。
また将来の進路の選択肢になる様に、業界に興味がもてる題材を織り交ぜながら授業を進めていきます。
必要に応じてゲストスピーカーを招き、ビジネスの現場を理解する一助とします。
【授業計画(90分授業)】
1回
オリエンテーション
観光ホスピタリティプログラムの概要を説明
教科の狙いを解説
授業のルール、評価方法を説明
2回
ホスピタリティの理解(1)
語源と意味
サービスとホスピタリティの違い
事例研究
3回
ホスピタリティの理解(2)
ビジネスにおけるホスピタリティの重要性を理解する
人間力を高めるベースとなるホスピタリティ
4回
観光産業とは何か(1)
観光産業に属する業界を知る。
我が国の観光産業について、その歴史や過去の出来事が観光業に及ぼした影響について考える。
5回
観光産業とは何か(2)
地域の活性化を目的とした観光振興について、自治体や地域経済が果たす役割や重要性を理解する。
6回
旅行業について(1)
観光産業の主要なビジネスである旅行業の発展について、その歴史や特性を理解する。
7回
旅行業について(2)
我が国の旅行業の実態について、業界人からの特別講座。
大手旅行会社よりゲストを招いて、旅行業の現状と仕事の魅力を聞く。
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8回
旅行業について(3)
外国人訪日旅行ビジネスの現状と問題点について。
パッケージツアーから個人旅行への移行と、旅行ビジネスの変化。
9回
旅行業について(4)
地域の人口減少や経済の活性化に対して、旅行業が貢献できる可能性や問題点について学ぶ。
地域住民と旅行者の関係について、旅行ビジネスの面から考える、あるべき姿と問題点。
10回
宿泊産業について(1)
我が国で宿泊業が誕生、発展した歴史を通して、旅館業の理解を深める。
ホテルの登場から産業化に至る時代背景を学ぶ。
11回
宿泊産業について(2)
ホテルの基礎知識を学ぶ。(立地による分類、利用目的による分類、価格による分類)
ホテルや旅館の予約経路をキーにして、旅行会社との関係を理解する。
12回
宿泊業について(3)
地域の観光振興を支える旅館について、現在の旅館業が抱える問題点と原因について考える。
13回
観光関連産業について
観光業に付随するレジャー産業の代表格であるテーマパークから、
ゲスト講師を招いて、その成功の仕組みのお話しを聞く。
14回
観光産業と地域の経済振興について(1)
世界遺産登録と観光ビジネス
石見銀山にみる世界遺産登録の意味
15回
観光産業と地域の経済振興について(2)
山梨県の観光産業
講座のまとめ
【準備学習等(課題・予習・復習・調査等)】
授業計画に応じて、次回の授業までに調べておく課題を出すので予習を怠らないこと。
配布するレジメには、講義の要点をノートする様になっているので、各自で保管し復習に活用すること。
【評価方法・基準】
平常点50%(講義のまとめ小レポート)と期末試験50%の2点で評価する。
【テキスト・参考書】
講義に応じてプリントを配布。
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