褥瘡の院内発生率

14:褥瘡の院内発生率
定義
新規褥瘡院内発生件数 褥瘡発生率 = 入院実患者数
新規褥瘡とは、入院後から24時間以上経過後に発生した
件数をカウントする。
データ
深達度別
平成25年度
平成26年度
件数
発生率
件数
発生率
d1・d2
20
0.35%
24
0.41%
D3
D4
D5
DU
5
0.09%
1
0.02%
0
0.00%
1
0.02%
0
0.00%
1
0.02%
6
0.11%
2
0.03%
合計
31
0.55%
29
0.49%
1.00% 0.80% 入院実患者数
平成25年度
5,673
平成26年度
5,894
Depth(深さ)
平成25年度
0.60% 状態
d1
持続する発赤
d2
真皮までの損傷
D3
皮下組織までの損傷
D4
皮下組織を超える損傷
D5
関節腔、体腔に至る損傷
DU
深さ判定が不能の場合
0.40% 平成26年度
0.41% 0.35% 0.20% 0.09% 0.02% 0.00% 0.02% 0.00% 0.02% D3 D4 D5 0.00% d1・d2 0.11% 0.03% DU (深達度)
解説
褥瘡(じょくそう)は「とこずれ」とも呼ばれ、体重が集中する部分の骨と寝具に挟まれた皮膚の組織が圧迫されることで「皮膚の血流が悪くなり、皮膚やその下にある組織が死んでしまう外
傷」のことです。褥瘡は臀部や踵や大腿部の外側や後頭部など体重の集中する部分に出来やすいのが特徴です。栄養状態が悪く痩せている方、自分で寝返りができない方、痛みを伝える
ことができない方、尿や汗によるオムツ内の蒸れや下痢が続く方にできやすくなります。 予防には、寝床の環境を整えることや寝返りを介助したり、皮膚の清潔を保つこと、栄養状態を整えることが重要になります。 当院では、褥瘡対策としてスキンケア委員会が中心となり活動しています。入院される患者様の身体状況を判断し褥瘡予防に必要なマットレスや車イス用のクッションを選択し使用していま
す。 また、褥瘡の早期発見として身体の清潔ケアに努め、皮膚の全身状態を確認するようにしています。 栄養管理は医師や管理栄養士を中心とした他職種によるチームが栄養評価やアドバイスを行っています。 褥瘡は一旦形成されると治療には、時間と手間がかかり、ご本人の苦痛やQOL低下にもつながります。 このように当院は褥瘡発生の予防と早期発見、早期治癒を目的にチーム医療を展開しています。