院内感染≫ ～MRSA発生率・中心静脈カテーテル関連血

松山赤十字病院医療の質指標『ＱＩ』 ≪院内感染≫
～MRSA発生率・中心静脈カテーテル関連血流感染率・血液体液汚染件数～
当院においては、医療安全及び院内感染の専門部署として、医療安全推進室を
設置しています。
院内感染防止のために、発生原因の解明や分析を行ったり、発生した場合の緊
急対策、関連職員への指導・教育など感染防止に対するさまざまな施策を実行し
ています。
新規ＭＲＳＡ発生率（％）
1.00
0.90
0.80
0.75
0.70
0.56
0.60
0.61
0.51
0.46
持ち込み以外発生率
0.50
0.51
0.40
0.30
0.50
0.42
持ち込み発生率
0.38
0.50
0.20
0.10
0.00
平成23年度
平成24年度
平成25年度
平成26年度
平成27年度
【新規ＭＲＳＡ定義及び計算式】
新規ＭＲＳＡ（持ち込み以外）
○入院日から48時間以上経過してＭＲＳＡが検出された場合
○前回入院中にＭＲＳＡが検出されていない場合
新規ＭＲＳＡ（持ち込み以外）発生率（％）＝新規ＭＲＳＡ検出患者（持ち込み以外）／入院延べ患者数
新規ＭＲＳＡ（持ち込み）
○入院日から48時間以内にＭＲＳＡが検出された場合
○入院日から48時間以上経過していても前回入院中にＭＲＳＡが検出されていた場合
新規ＭＲＳＡ（持ち込み）発生率（％）＝新規ＭＲＳＡ検出患者（持ち込み）／入院延べ患者数
感 4.50
染
4.00
率
（
‰ 3.50
3.84
中心静脈カテーテル関連血流感染率（年度別）
） 3.00
2.50
1.70
2.00
1.50
1.46
1.15
指標：1.4
0.69
1.00
0.50
0.00
平成23年度
感
染 8.00
率
（
‰
） 7.00
平成24年度
平成25年度
平成26年度
平成27年度
挿入部位別感染率（年度別）
7.01
内頸
6.00
鎖骨下
5.00
4.00
大腿
3.92
3.78
2.86
3.00
2.45
2.00
1.00
肘部
0.84
2.26
1.89
2.01
1.29
0.81
1.50
0.32
0.00
0.65
0.88
0.00
0.00
平成23年度
平成24年度
平成25年度
平成26年度
平成27年度
【中心静脈カテーテル関連血流感染率の計算式】
医療器具関連感染感染率＝感染数／使用のべ数×1000
○中心静脈ライン血流感染感染率 50パーセントタイル値：1.4
○人工呼吸器関連肺炎感染率 50パーセントタイル値：3.3
○尿道留置カテーテル関連尿路感染感染率 50パーセントタイル値：2.0
～日本環境感染学会医療器具関連サーベイランス～
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血液・体液汚染件数（年度別）
70
針刺し切創
皮膚粘膜
9
60
6
4
50
12
40
9
30
52
56
48
42
20
32
10
0
平成23年度
平成24年度
平成25年度
平成26年度
平成27年度
針刺し切創発生率（100床あたり発生件数）
7.6
8
6.7
7
6
5
4.8
4.7
4
3
2
1
0
399床以下
400-799床
800床以上
当院H27年度
【針刺し切創発生率：100床あたり発生件数】
○病床規模［399床以下］発生率：4.8
○病床規模［400～799床］発生率：6.7
○病床規模［800床以上］発生率：7.6
～職業感染制御研究会ＪＥＳ2013～
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