H26.6 版 静岡市立梅ケ島小学校いじめ防止基本方針 未来(あす)を、つよく生き抜く子ども 1 学校教育目標 2 いじめ防止等の重点目標 自他の「いのち」の大切さを認識し、お互いの 存在を認め、支え合える人間関係づくり <いじめ対策委員会> 校長・校務・生徒指導主任・加害児童担任 被害児童担任・養護教諭・学校評議員・PTA会長・ PTA副会長・スクールカウンセラー 重点① 一人ひとりの居場所 づくりの日常化 重点③ 重点② 道徳教育の充実 自主的な活動を活かし た絆づくり 3 いじめ防止等の基本的な考え方 ○ いじめは、誰にでもどこでも起こり得るという考えに立ち、起こさないための前始末(未然防止) に力を入れて取り組むことが大切である。そのために、全校で取り組んでいくべき柱を以下に示す。 1 学力をつける ・ 基礎的な学力を身につけさせる。 (わかる授業づくり、すべての児童が参加・活躍できる授業 づくりの工夫) 2 集団づくりの見直し ・ 高学年の子どもたちが、低中学年の子どもたちに頼りにされたり尊敬されたりする関係を より深めるために、色々な縦わり活動の場を意図的につくり、リーダーとしての資質を磨く。 3 自己有用感をもたせる ・ 授業はもちろん、児童一人ひとりが主体的に取り組む協同的な活動を通して、他者から認め られ、他者の役に立っていると感じる場や機会をつくる。 4 梅ケ島小学校のいじめ防止等に関する取組 (1) いじめの未然防止 ・ 道徳教育の充実。 (判断力や思いやりなどを価値とする全校道徳の実施、道徳コーナーの充実) ・ ・ ・ ・ ・ 年間を通して、児童会を中心に『あいさつじまんの梅っ子』を目指した取組を行う。 一人ひとりに活躍の場があり、良さが生かされる授業づくりの工夫。 はげみ学習やチャレンジタイム、読書活動など、基礎的な学力をつけるための学習の場の保障。 十枚活動(たて割り)の充実。 いじめ防止に関する教職員研修を推進する。 (2) いじめの早期発見 ・ 『悩みごと調査』を年間3回実施し、問題がある子には100%対応していく。また、悩みや 不安がある児童には、随時教育相談をする機会を設ける。 ・ 気になる表れがあった場合には、学年、学級を問わずメモ(いつ、どこで、だれが、だれと、 なにを、どのように)して、その都度、職員間で情報を共有する。また、そういった表れがな くても、毎週木曜日に「梅っ子を語る会」を行い、情報交換をする。 ・ 全校児童が朝と帰りに必ず職員室に寄って挨拶をする。その際、職員は小さな変化を見落とさ ないように、児童に丁寧に対応する。 ・ 校長室前に、なんでも相談箱を設置し、こまめに確認する。 (3) いじめへの適切な対処 ・ いじめ問題が発覚した場合は、担任または情報受信者が直ちに事実関係を把握し、生徒指導主 任に報告する。生徒指導主任は、校長、校務に連絡するとともに、いじめ対策委員会を開き、 指導方針や対処方法、今後の対応の仕方などを検討し、共通理解のもと組織で対応する。平行 して、教育委員会への報告と相談を行う。 ・ いじめ対策委員会の中で、組織内の役割を明確にする。 ・ スピード感をもって事実確認にあたり、情報を整理する。 ・ 対処方法や今後の対応の仕方など、いじめ対策委員会で決定した方針に沿って継続的な指導を 実施する。 ◇ 被害児童への面談 ◇ 加害児童への指導 ◇ 周辺児童への指導 ◇ 被害、加害児童の保護者への説明と協力依頼 ◇ 教育相談体制の強化 ・ 問題の内容に応じて保護者説明会を実施し、学校としての姿勢や方針を明確にする。 ・ 報道機関への対応は、校長を窓口に一本化し、公開できる情報を整理し、誠意ある公平な対応 に心掛ける。その際、教育委員会と連携して対応にあたる。 (4) 保護者との連携 ・ 学校だよりや学年だよりで子どもたちの活動の様子を広報する。 ・ いじめ等に係る学校の考え方を周知する。(PTA総会や諸会合、学校だより等で) ・ 家庭における子どもの言動や生活に変化があれば、すぐに学校に相談してもらうような働き かけをする。 (学級懇談会等で) 【家庭でのいじめのサイン例】 ◇ 登校しぶり ◇ 転校の希望 ◇ 感情の起伏の顕著化 ◇ 教師や友だちへの批判増加 ◇ 家庭内でのお金の紛失 ◇ 荒くなる金遣い ◇ 衣服の不必要な汚れ ◇ 身体の傷や悪戯の痕跡 など (5) 関係機関との連携 ・ いじめが確認された場合には、教育委員会に報告し、連携して対応する。 ・ 地域の民生・児童委員等と連携し、子どもの様子を見守る。 ・ 保護者に対して、各関係機関の活用の仕方などの広報活動をする。 (子ども若者相談センター、児童相談所、発達障害者支援センター、保育児童課、生活安全課 など)
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