2015年9月号

ある子供達が、新学期の登校で追い詰められてしまうので
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� しょう。夏休みというストレスから離れた状態から、スト
� レスの海に戻る夏休み明け。さらに明るい夏から、急に変
わる秋への変化も無縁ではないでしょう。急な季節の変化
平成27年9月1日発行�
で気持ちもついて行けません。
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9月。あんなに暑かったのに。お盆を過ぎると秋があっと 学校だけではなく仕事でも同じ。病院に夏休みはありま
せんが、寒くなり日が短くなるこの季節に落ち込みやすい
いう間に幅をきかせています。朝晩はひんやり。
のは確かでしょう。4月に入社した新人さんは入社から約半
秋雨前線も滞在中。体がついていけません。
年。慣れとともに疲れも出ます。自分の出来ないことにス
鼻風邪も流行中です。体調管理に気をつけましょう。
トレスが溜まります。ベテランはベテランなりに責任やス
トレスがいつもあります。体調が優れない、疲れる、眠れ
�
ない。不調の波がやってきます。「仕事やめようかな」と
思う人もいるでしょう。そのままでは「秋鬱」です。
急に涼しくなりました。セミの声も聞こえない。誰もいな
い海。夏が立ち去り、秋が主役を張る季節。今はもう秋。何 そんな時はまず「みんなそうなんだ」
となくもの悲しい気分は私だけ? この季節、秋から冬にか 「これは季節のせい」と思うこと。
けては、体調だけでなく気分が急に落ち込む人が増えるそう あなただけではありません。私もそうで
したが多くの人が夏休み明けは悲しかったし、月曜
です。眠れない、夜中に目が覚める、やる気が
日はブルー、週末は元気です。当たり前。次は「光を浴び
出ないなどといった症状に見舞われます。
る!」カーテンを開ければ明るい光があります。意識して光
「季節性うつ病(SAD)」というそうで5人に1人が
かかるといわれています。気候や気温の変化が大きな原因。 の中へ。セロトニンを増やしましょう!そして「仕事以外
の何かに夢中」。運動でも、読書でも音楽でも何でも結構。
心理学的には「身体の暖かさ」が減ると「心の暖かさ」が減
一瞬でも頭を空っぽにして別の世界で夢中になれればリセ
るのだそうです。気温が下がることで気持ちも落ち込みます。
ット出来ます。その日のうちに解消できれば一番です。秋
背中も丸くなります。さらに、日が短くなると日光にあたる
時間が減少し、光によって生成される脳内のセロトニンと言 空の下で運動、秋の夜長に読書、おいしい物も良いかも。
う物質の量も減ってしまいます。セロトニンは 気分を落ち 仕事は仕事、offはoff。好きなことを見つけましょう。休み
のために仕事をしましょう。今日は、今週末は何しましょ
着かせ、ストレスに対する抵抗性や睡眠を制御します。セロ
うか? (食べ過ぎ、遊び過ぎも良くありません!)(A.S.)
トニンが減ればストレスに弱く、眠れなくなります。現代人
8月1日から介護保険の費用負担が変わりました。
は日に当たる時間が減って、ストレスに弱くなっているのか お知らせ�
もしれません。皆様いかがでしょうか? 大丈夫? 一定以上所得のある方は、利用時の負担割合が1割から2割に
最近、9月1日に自殺する子供の数が突出して多いという
なります。但し月々の負担上限額も世帯によって緩和
データが報道されています。学校に行くのがつらい状況に
されました。→詳しくは最寄りの介護保険課まで。
脳・神経センター������リハビリテーションセンター�
伝言板� 9月号�
今はもう秋 誰もいない海