番号 授業科目名 開講期 分子細胞生物学 515 英語表記 担当教員名 前期 年次 Molecular Cell Biology 単位数 2単位 中村 太郎 3年次 【授業の到達目標及びテーマ】 細胞は生命の基本単位である。細胞機能を制御する分子メカニズムとそれを解析する技術について最新の 研究成果をまじえて解説し、新しい細胞像の理解を目指す。 【授業の概要】 1)分子細胞生物学とは 2)細胞構造の可視化とライブイメージング 3)細胞周期の進行を制御するシステム~細胞はどのようにして1つから2つに分かれるか? 4)タンパク質の一生~その誕生から死まで: 【授業計画】 第 1回 分子細胞生物学とは:歴史概要 第 2回 細胞構造の可視化とライブイメージング(Ⅰ):顕微鏡の開発と発展 第 3回 細胞構造の可視化とライブイメージング(Ⅱ):蛍光の原理と生物への応用 第 4回 細胞構造の可視化とライブイメージング(Ⅲ):緑色蛍光タンパク質(GFP)の発見 第 5回 細胞構造の可視化とライブイメージング(Ⅳ):新しい蛍光タンパク質の発見、開発と応用 第 6回 細胞周期の進行を制御するシステム(Ⅰ) :細胞周期概要 第 7回 細胞周期の進行を制御するシステム(Ⅱ) :細胞周期のエンジンMPFの発見1 第 8回 細胞周期の進行を制御するシステム(Ⅲ) :細胞周期のエンジンMPFの発見2 第 9回 細胞周期の進行を制御するシステム(Ⅳ) :酵母の研究と細胞周期1 第10回 細胞周期の進行を制御するシステム(Ⅴ) :酵母の研究と細胞周期2 第11回 タンパク質の一生(Ⅰ):概要、タンパク質の誕生 第12回 タンパク質の一生(Ⅱ):タンパク質の細胞内配送システム1 第13回 タンパク質の一生(Ⅲ):タンパク質の細胞内配送システム2 第14回 タンパク質の一生(Ⅳ):タンパク質の死 第15回 期末試験とまとめ 【テキスト又は参考書】 教科書は用いない。南江堂「Essential 細胞生物学」第3版を参考書として用いる。 【評価方法】 試験(50点)と講義中に課すミニテスト(50点) 【コメント】 生物学概論Dを受講しておくことをすすめる。基本的にプリントと黒板を使うがPCプロジェクターも利 用して講義を進める。
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