『進路学習会』/『三重県立高校「進学フェスタ」』/『伊勢湾台風から56年

平成27年 9月29日(火)
木曽岬町立木曽岬中学校
N0.26
校長 ○○ ○○
『進路学習会』
9月12日(土)木曽岬町PTA連合会主催の進路学習会を午前9時
30分より約2時間行い,小学校,中学校の保護者など60名の方に参
加いただきました。前半では,三重県教育委員会 高校教育グル
ープ キャリア教育班 班長の○○○様をお迎えして「今どきの高
校入試事情」と題してこれまでの三重県立高等学校の入試制度と現
在どのように入試が行われ選抜されているのかについて,丁寧にお
話いただきました。参加された方からは,「ゆっくりとお話いただけた
のでよく分かり,良かった」という感想をいただきました。また,後半で
は,愛知県立佐屋高校の○○校長先生と海翔高校の○○教頭先
生から各学校の特色について具体的な写真と高校生活のパンフレットを使って紹介していただきました。地産
地消で工夫してみえることやコンクールや資格取得に一生懸命な高校生の姿に保護者,中学生は感動してい
ました。
『三重県立高校「進学フェスタ」』
三重県の北勢地域の県立高校と国立鈴鹿工業専門学校の学校を紹介する「進学フェスタ」が桑名市PTA連
合会中学部の主催で桑名市立光風中学校体育館で行われます。これに木曽岬町の方も参加ができます。
また,保護者のみ,生徒のみの参加も可能です。参加者には,県立高校案内冊子がいただけます。自由に
高校ブースを回り,高校の先生に直接質問したり,説明が受けられます。制服の展示もあります。是非参加して
下さい。
日時
10月17日(土)12:30~15:30
会場
対象
光風中学校 体育館
小学校6年生,中学校1年生~3年生の児童・生徒とその保護者
事前申し込みは不要です。時間内でご都合の良いときにお越し下さい
参加予定高校は以下のとおりです
桑名高校(全日制・定時制)・桑名西高校・桑名北高校・桑名工業高校・いなべ総合学園高校
・川越高校・四日市高校・北星高校・四日市商業高校・四日市工業高校(全日制・定時制)・四
日市中央工業高校・四日市農業高校・四日市西高校・四日市四郷高校・四日市南高校・朝明高
校・飯野高校・鈴鹿工業高等専門学校(国立)
『伊勢湾台風から56年
~語り継ぐこと~』
今年は,伊勢湾台風から56年になりますが,50年の平成21年9月26日(土)には,木曽岬中学校の全校生
徒が被災した跡地(決壊した堤防の締め切り記念碑など)を見学しました。また,午後には,体験された6人のパ
ネラーの方々をお招きして多目的ホールで当時のお話を伺い,その後感想文を書きました。当時中学1年生だ
った○○○○さんの感想文を紹介します。
木曽岬の人々を誇り思う
木曽岬中学校1年B組 ○○○○
伊勢湾台風50年事業で伊勢湾台風の色々な事を知りました。上陸した時の気圧は930ヘクトパスカル
これは観測されている台風の中でも3番目に大きい台風だそうです。3番目に大きいなんてすごく恐ろしい
と思いました。この災害で亡くなられた方の霊を慰めるため建てられたのが木曽岬神社でした。私はこの神
社を何年も知っていたのに,この理由で建てられたなんて全く知らなったです。
この悲劇を体験した方々の話はどれも悲しい現実ばかりでした。幸せだったはずの平穏な日常が急に闇
に閉ざされた悪魔のように変わってしまう。そんな辛い日々に耐え続け,泥まみれながらも今日という日々
をつかみとっている方々をとても誇りに思いました。そして,そんな方々のおかげで今のこの自然豊かな木
曽岬があるのだと思います。
「伊勢湾台風」で被害にあった地域には,水位などの被害状況を伝える“足跡”が今なお残っています。そうした
場所を訪ね,実際に被害にあわれた方から,被災地の“体験”を聞くこと。それは,自然災害の恐ろしさを身近に
考えることにつながります。「当時を学び,そこで得た教訓を次の世代に語り継ぐ」いつ来るか分からない大災害
に対し,私たちにできる大きな備えの一つです。
(「伊勢湾台風の足跡を訪ねて実行委員会」編集冊子より抜粋)