平成 26 年度 第3回 学校協議会 会議録 【第 3 回学校協議会概要】 1 日時 平成 27 年 3 月 18 日(水)18:00~19:30 2 場所 岸和田市立産業高等学校会議室 3 出席者 (1)学校協議会委員 産業高等学校 元PTA会長 池内 美智子 春木中学校長 中学校校長会長 尾崎 正 産業高等学校 同窓会会長 寺田 秀雄 産業高等学校 前校長(会長) 久井 孝則 産業高等学校 PTA会長 藤田 隆司 (50音順) (2)学校側 校長 全日制教頭 楠戸 啓之 (司会) 汐崎 可寿美 定時制教頭 近西 弘行 事務長(記録) 山本 徹雄 教務部長(首席) 齋藤 良房 4 次第 (1)校長挨拶 (2)会長挨拶 (3)情報実習棟見学 (4)報告ならびに協議 ①全日制「平成26年度学校教育自己診断結果」について ②定時制「平成26年度学校教育自己診断結果」について 【情報実習棟見学後意見交換】 (委員)素晴らしい設備だと思いました。新しいソフトで勉強するので、仕事ですぐに役に立 つと思います。 (委員)本校に情報処理室が出来たのは 35 年位前でした。まだ他の高校にパソコンが導入され ていなかった時代でしたので、授業を受けた生徒からは感嘆の声が上がったし、市民 講座でも同じく皆さん驚いておられました。今は商業科でなくてもコンピュータが入 り、情報の授業があります。せっかく立派な情報棟ができましたが、それだけでなく、 情報教育の中身で産業高校は他の高校と違うということをアピールしていかなければ ならないと思います。 (委員)普通科でも教科情報を学習するようになり、どこの高校へ行ってもコンピュータにつ いてはある程度勉強しまが、産業高校では他の高校にない専門的な勉強をしていると いうことを、中学校では知っていただいているのでしょうか。 (委員)あまり理解していないのではないでしょうか。今年は情報科が定員割れしましたが、 やはり普通科志向が強いです。今は大学を選ばなかったら、どこかの大学へいけるよ うな時代なので、商業を勉強するなら、まず普通科の高校へ行って、その後大学や専 門学校で勉強をすればいいというような思いがあるのではないでしょうか。新年度の 体験入学で、情報棟の 3 室をフルに使って、産高で取り組んでいる教育の中身をアピ ールする必要があると思います。 (委員)デザインシステム科での授業は、こんなことができるとか見たらわかり易いが、商業・ 情報科は何を勉強しているのか、わかりにくいのが課題だと思います。 【報告ならびに協議】 (1)全日制「平成26年度学校教育自己診断結果」について(報告:全日制教務部長 齋藤) ①生徒の自己診断結果 ・ 「他の学校にない特色がある。 」 「進路についての情報をよく知らせてくれる。」 「部活動は活 発である」 「学校の施設・設備(机、いす、パソコンなど)を大切に扱っている」などについ てはよくあてはまるという回答が多かったです。生徒たち自身が学校に特色を見出し、授業 に対し理解を深め資格取得に取り組んでいることがうかがわれます。 ・ 「生徒の意見をよく聞いてくれる先生が多い」というと項目では、生徒と教員が求める関係 に隔たりがあると思われます。 ・今年度の改修工事で西棟トイレが非常にきれいになりました。昨年まではイレが非常に汚 いという意見が多数ありましたが、今年はなくなりました。 ・「担任の先生以外にも気楽に相談することができる先生がいる」という項目については、 カウンセラーの先生による教育相談の回数を増やしていただき、気楽に相談できる体制が整 ったことから満足度があがっていると思われます。 ・「自分の学科の内容に満足している」という項目については少し評価が下がっています。 特に2年生の満足度に変化がみられます。新カリキュラムがスタートしており、しばらく 観察していく必要があると受け止めています。 ②保護者の自己診断結果 ・全体として評価が上がった項目が多く、評価が下がった項目は少なくなっています ・学習指導に関するものとして「産高はお子さんの学校生活についての相談に応じている。」 「産高は内容がわかりやすい授業が多いようだ」につきましては、よくわからないとい 回答が多くなってきています。 ・「産高ではPTA活動が活発である」という項目も 30%の保護者がよくわからないと答え られております。 ・ 「学校生活についての相談に応じている」並びに「教育活動において、人権を尊重する」に ついては、学年が上がるに従って保護者の方の支持を得ております。 ・生活指導に関する「学校生活における教員の指導は納得できる」という項目でも 1 年生 2 年生より 3 年生の保護者から納得できるというご意見を多くいただいています。 (委員)卒業式で女子が挨拶するときに手を前にしていたが感じがいいと思いました。 (事務局)進路指導時に礼の仕方を教えています。 (2)定時制「平成26年度学校教育自己診断結果」について(報告:定時制教頭 近西) ① 保護者の自己診断結果 集計結果から保護者多くのが、定時制の教育活動を好意的に見ていただいているというこ とがわかります。 (委員)卒業式の答辞を読んだ生徒は中学校時代不登校だったそうですが、答辞を聞かせて いただいて大変感動しました。 (委員)退学者の状況はどうですか。 (事務局)退学者は今までと比べたらだんだん少なくなってきています。 (委員)全日制へ戻りますが、中学生が高校を選ぶ際には先輩から聞く話の影響が大きいで す。 「産高いいで」、 「先生が親身になってやってくれるで」、 「こんな勉強できる」と か、これらが 1 番のPRになります。 「生徒の意見を聞いてくれる先生が多い。」 「悩 みや相談に親身になって応じてくれる」 「担任の先生はいろいろな問題を見逃さず対 応してくれる」 「担任の先生以外にも気軽に相談することができる先生がいる」これ らの項目の満足度上げていくべきと思います。ちょっと辛口かもしれませんがこれ らの回答結果が気になります。 (委員)学校のPRということで、今年、PTAでテレビ岸和田にデザイン科 2 年生の文化 祭のファッションショーと 3 年生の卒展を放送してもらいました。PTAで引き継 ぎをしていますので来年もテレビ岸和田に積極的に依頼し、先生方、保護者にも協 力してもらえばPRができると思います。また、ラヂオきしわだにも先生、PTA、 OBを巻き込んで番組をつくっていけばよいPRになるのではないでしょうか。 (委員)保護者対象の実習見学を提案したのですが結局去年は実施してもらえませんでした。 来年度は実施をお願いしたいと思います。 (委員)30 年前に 2 年連続定員割れになった時に、策定委員会を立ち上げて、今はどこの学校 でもしている体験入学や学校訪問を他校に先駆けて取り入れました。その結果、非常 に状況が良くなったので、もう一度先生方、生徒も巻き込み、新年度に向けて頑張っ ていただきたいと思います。
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