IMDG-CODE 危 - 規 則 1062 国連番号 物質の特定 規則名・法規等

H
国連番号
1062
Br
臭化メチル
H
C
H
H
H
METHYL BROMIDE
物質の特定
C
A
化
S
号 : 74-83-9
番
式 : CH3Br
学
別
名 : Bromomethane; Monobromomethane; (Embafume)
ブロモメタン; モノブロモメタン; ブロムメチル; (エンバヒューム)
(商品名)
化
学
的
分
類 : ハロゲン化アルキル
規則名・法規等
[規則名]METHYL BROMIDE with not more than 2.0% chloropicrin; Bromomethane
臭化メチル(クロロピクリン2%を超えないもの); ブロモメタン
危 - 規
則
分 類 ・ 等 級 等: 高圧ガス(毒性高圧ガス)
2.3
副次危険性等級: 積 載 場 所 : 甲板上
コンテナ収納検査: 要
IMDG-CODE
分 類 ・ 等 級 等: Class 2.3
副次危険性等級: 積 載 場 所 : On deck
CFR 172.101
分 類 ・ 等 級 等: 2.3 (RQ 1000/454)
ラ ベ ル コ ー ド : 2.3
積 載 場 所 : On deck
積
付
検
査
:要
港
則
法: 高圧ガス(毒)
荷役許容量: A / 1
B / 20
C1 / 100
海
防
法: -
消
防
法: 第9条の3 貯蔵等の届出を要する物質(政令)
C2 / 400
船積上の注意事項
荷
姿
危-規則規定によるものであること。
イ.居住区域から離れた場所に積載すること。(危)
ロ.その他高圧ガス及び毒物類についての一般的注意事項に従うこと。
物理/化学的性質
外
観
等: 無色の気体
: 弱いクロロホルム臭
臭
比重又は嵩比重: 1.730 (0/4℃)
蒸
気
比
重: 3.3
融
点 (℃): -93.66
沸
点 (℃): 3.56 (注1)
溶
解
性:
水: 可 (注2)
アルコール: 易
エーテル: 易
(注1)IMDG-CODEでは4.5℃
(注2)1.34g/100ml水(25℃)
用
途
燻蒸剤,溶剤,有機合成の中間体
化 学 的 危 険 性
腐
食
性:
人: あり
酸
金
属: なし
木
材: なし
化
性: なし
水 / 空 気 / 熱分解されると毒性の強い臭化物の蒸気を生じる。
熱 の 作 用:
可
性: あり (注3)
燃
引 火 点(℃):
発 火 点(℃): 537
爆発限界(%): 10.0~15.0
特
記
事
項: 有機ハロゲン化物中最も毒性の強いものの一つである。体内で細胞中に入り,加
水分解されてメタノールと臭素イオンを生じる。
(注3)空気中では実際上引火しない。 酸素中では燃える。
EmS
F-C, S-U
消
火
剤: 水噴霧,泡,炭酸ガス,粉末
検
知
法: メチルブロマイド検知管
人 体 へ の 影 響
作業 環境 の
許 容
濃 度
T
W
A
STEL
C(上限値)
1 ppm
経 皮 吸 収
発がん性
あり
A4
(TLV)
毒
性: LD50 214mg/kg(経口ラット),LC50 302ppm/8時間(吸入ラット)
蒸 気 , 粉 塵
な ど を 吸 入
し た 場 合
飲
だ
み
込
場
体内に蓄積する。多くの場合症状は1~4時間後に現れる。頭痛,悪心,おう吐,腹
痛,視力障害,めまい,ふるえなどを生じる。麻酔作用がある。
ん
合
皮 膚 に 付 着
し た 場 合
皮膚を刺激し,水疱(すいほう)を生じる。容易に経皮吸収され,吸入と同様の症
状を示す。
眼
た
刺激し,痛みを与え,炎症を生じる。
に
入
場
っ
合
MFAG
救
-
急 処 置
蒸 気 , 粉 塵
な ど を 吸 入
し た 場 合
飲
だ
み
込
場
直ちに新鮮な空気の場所に移し,初期にBAL 3.0mg/kgを4時間ごとに静注する。安
静を保ち厳重に観察し,医師の手当を受ける。
ん
合
皮 膚 に 付 着
し た 場 合
石けんと水でよく洗い流す。
眼
た
に
っ
合
直ちに流水で十分に洗った後,医師の手当を受ける。
漏
場
洩
た
合
通風換気を十分に行い,保護具着用の上,できれば漏洩箇所をシールする。
具
自給式呼吸具又は有機ガス用防毒マスク,塩化ビニル製保護衣,手袋,長靴
し
護
120
100
蒸気圧 (kPa)
保
入
場
80
60
沸 点: 3.56℃
引火点: -
40
20
0
-100 -80 -60 -40 -20
温度 (℃)
0
臭化メチルの蒸気圧曲線
最 終 修 正 日
2015/02/14