シアヌル酸クロライド

H
国連番号
2670
Cl
シアヌル酸クロライド
N
Cl
H
C
C
N
N
C
Cl
CYANURIC CHLORIDE
物質の特定
C
A
化
S
番
式 : C3Cl3N3
学
別
(商品名)
化
学
的
号 : 108-77-0
分
名 : Tricyanogen chloride; Trichlorocyanidine; 2,4,6-Trichloro-1,3,5triazine; Cyanuric trichloride; Chlorotriazine
塩化シアヌル酸; トリシアノゲンクロライド; トリクロロシアニジン;
2,4,6-トリクロロ-1,3,5-トリアジン; シアヌリックトリクロライド; クロロ
トリアジン
類 : アジン誘導体
規則名・法規等
[規則名]CYANURIC CHLORIDE; 2,4,6-Trichloro-1,3,5-triazine; Tricyanogen chloride
シアヌル酸クロライド; 2,4,6-トリクロロ-1,3,5-トリアジン
危 - 規
則
分 類 ・ 等 級 等: 腐食性物質
8
Ⅱ
副次危険性等級: 積 載 場 所 : 甲板上,甲板下
コンテナ収納検査: 否
積
付
IMDG-CODE
分 類 ・ 等 級 等: Class 8
Ⅱ
副次危険性等級: 積 載 場 所 : On deck, Under deck
CFR 172.101
分 類 ・ 等 級 等: 8
ラベルコード: 8
積 載 場 所 : On deck, Under deck
Ⅱ
検
査
:否
港
則
法: 腐食性物質
荷役許容量: A / 10
海
防
法: -
消
防
法: -
B / 250
C1 / 1000
C2 / 4000
船積上の注意事項
荷
姿
危-規則規定によるものであること。
イ.熱源から水平距離で2.4m以上離れた場所に積載すること。(危)
ロ.居住区域から離れた場所に積載すること。(危)
ハ.できる限り乾燥した場所に積載すること。(危)
ニ.その他腐食性物質についての一般的注意事項に従うこと。
物理/化学的性質
外
観
等: 無色~淡黄色の結晶又は粉末
: 刺激臭
臭
比重又は嵩比重: 1.32 (20/4℃)
蒸
気
比
重: 6.4
融
点 (℃): 146
沸
点 (℃): 192
溶
解
性:
水: 分解
アルコール: 可
エーテル: 不
用
途
染料,界面活性剤,農薬,その他有機合成の中間体
化 学 的 危 険 性
腐
食
性:
人: あり(強)
酸
金
属: あり(強)
木
材: あり
化
性: なし
水 / 空 気 / 30℃以上で,水で激しく分解され,シアヌル酸と塩酸を生じる。熱分解されると
熱 の 作 用: 有毒なNOxを含む煙霧を生じる。
可
性: なし
燃
引 火 点(℃):
発 火 点(℃):
爆発限界(%):
特
記
事
EmS
項:
F-A, S-B
消
火
剤:
検
知
法: 臭いによる。
人 体 へ の 影 響
作業 環境 の
許 容
T
W
A
STEL
C(上限値)
経 皮 吸 収
発がん性
濃 度
(TLV)
毒
性: LD50 485mg/kg(経口ラット)
蒸 気 , 粉 塵
な ど を 吸 入
し た 場 合
鼻,のど,呼吸器などの粘膜を刺激し,炎症を生じ,催涙性があり,心臓の律動を
乱す。高濃度の場合は呼吸困難におちいるおそれがある。
飲
だ
食道,消化器を腐食する。
み
込
場
ん
合
皮 膚 に 付 着
し た 場 合
刺激し,発赤,発疹して硬いかさぶたを生じる。
眼
た
蒸気は粘膜を刺激し,催涙性がある。
に
入
場
っ
合
MFAG
救
-
急 処 置
蒸 気 , 粉 塵
な ど を 吸 入
し た 場 合
新鮮な空気の場所に移し,炭酸水素ナトリウム溶液(重曹水)でうがいさせ,保温
安静に努め,医師の手当を受ける。
飲
だ
30gの硫酸マグネシウムを水に溶かして飲ませ,医師の手当を受ける。
み
込
場
ん
合
皮 膚 に 付 着
し た 場 合
炭酸水素ナトリウム溶液(重曹水)と水で洗い流した後,オリーブ油を塗り,包帯
をして外部からの刺激を避ける。
眼
た
に
っ
合
直ちに流水で洗った後,うすい炭酸水素ナトリウム溶液(重曹水)で洗い,医師の
手当を受ける。
漏
場
洩
た
合
保護具着用の上,破損箇所をシールし,掃き取った後,ソーダ灰又は石灰をまいて
大量の水で洗う。
具
ハロゲン用防毒マスク又は自給式呼吸具,保護衣,保護メガネ,ゴム手袋
保
入
場
護
し
最 終 修 正 日
2015/02/14