4-メチルピリジン

国連番号
2313
H
4-メチルピリジン
CH3
N
4-METHYLPYRIDINE
H
物質の特定
C
A
化
別
化
S
番
号 : 108-89-4
学
式 : C6H7N; CH3C5H4N
名 : γ-Picoline; 4-Picoline
(商品名)
ガンマピコリン; 4-ピコリン
学
的
分
類 : ピリジン
規則名・法規等
[規則名]PICOLINES; Methylpyridines [2-; 3-; 4-].: (4-Picoline)
ピコリン:(4-ピコリン)
危 - 規
則
分 類 ・ 等 級 等: 引火性液体類
3
Ⅲ
副次危険性等級: 積 載 場 所 : 甲板上,甲板下
コンテナ収納検査: 否
積
付
IMDG-CODE
分 類 ・ 等 級 等: Class 3
Ⅲ
副次危険性等級: 積 載 場 所 : On deck, Under deck
CFR 172.101
分 類 ・ 等 級 等: 3
ラベルコード: 3
積 載 場 所 : On deck, Under deck
Ⅲ
検
査
:否
港
則
法: 引火性液体類(Ⅲ)
荷役許容量: A / 10
B / 250
海
防
法: Z類
消
防
法: 第4類 第2石油類(水溶性)
C1 / 1000
C2 / 4000
船積上の注意事項
荷
姿
危-規則規定によるものであること。
イ.居住区域から離れた場所に積載すること。(危)
ロ.居住区などの空気を汚染しないように隔離して積載すること。(IMDG-CODE, CFR)
ハ.その他引火性液体類についての一般的注意事項に従うこと。
物理/化学的性質
外
観
等: 無色の液体
: やや甘い不快臭
臭
比重又は嵩比重: 0.9502 (25/4℃)
蒸
気
比
重: 3.1
融
点 (℃): 3.7
沸
点 (℃): 145
溶
解
性:
水: 易
アルコール: 可
エーテル: 可
用
途
防水剤,イソニコチン酸などの製造。樹脂の溶剤
化 学 的 危 険 性
腐
食
性:
人: なし
酸
金
属: なし
木
材: なし
化
性: なし
水 / 空 気 / 熱分解されると有毒なNOxを含む煙霧を生じる。
熱 の 作 用:
可
性: あり
燃
引 火 点(℃): 40
発 火 点(℃):
爆発限界(%): 1.3~8.7
特
記
事
EmS
項: 酸化性物質と反応しやすい。
F-E, S-D
消
火
剤: 水噴霧,炭酸ガス,粉末(棒状注水は不可)
検
知
法: 臭い,湿らせたpH試験紙(アルカリ性),可燃性ガス測定器による。
人 体 へ の 影 響
作業 環境 の
許 容
濃 度
(TLV)
毒
T
W
A
STEL
C(上限値)
経 皮 吸 収
(参考)
ピリジン 1 ppm
発がん性
A3
性: LD50 440mg/kg(経口ラット)
蒸 気 , 粉 塵
な ど を 吸 入
し た 場 合
呼吸器を刺激し,頭痛,吐き気を催し,中枢神経機能を低下させ,消化器,肝・腎
臓などに障害を招く。
飲
だ
吸入と同様の症状を示し,重症のときは肝・腎不全が起こる。
み
込
場
ん
合
皮 膚 に 付 着
し た 場 合
皮膚を刺激する。
眼
た
刺激する。
に
入
場
っ
合
MFAG
救
-
急 処 置
蒸 気 , 粉 塵
な ど を 吸 入
し た 場 合
新鮮な空気の場所に移し,更衣させ,保温安静に努め,医師の手当を受ける。
飲
だ
活性炭20gを水300mlとともに与えた後,30gの硫酸マグネシウムを水に溶かして飲
ませ,医師の手当を受ける。
み
込
場
ん
合
皮 膚 に 付 着
し た 場 合
石けんと水でよく洗い流す。
眼
た
に
っ
合
流水で十分に洗った後,ホウ酸水で洗い,医師の手当を受ける。
漏
場
洩
た
合
火気厳禁とし,通風換気を十分に行い,保護具着用の上,破損箇所をシールし,吸
着材をまいて掃き取った後,大量の水で洗う。
具
有機ガス用防毒マスク,保護衣,保護メガネ,ゴム手袋,ゴム長靴
護
し
120
100
蒸気圧 (kPa)
保
入
場
80
60
40
沸 点: 145℃
引火点: 40℃
20
0
-20
20
60
100
温度 (℃)
140
4-メチルピリジン(4-ピコリン)の
蒸気圧曲線
最 終 修 正 日
2013/08/03