臨床栄養学Ⅰ

2015 年度 後期 2 単位
臨床栄養学Ⅰ
対 象 学 科 ・学 年: 健康栄養学科管理栄養専攻 1 年
時
間: 水曜日 V 時限(16:20~17:50)
教
室: 1 号館 123 室
教
科
書: 『臨床栄養学 I』(鈴木博 中村丁次 編著、建帛社)
1.担当教員
(1) 名前: 石出 信正(いしで のぶまさ)
(2) 研究室:
(3) 連絡先:
(4) オフィスアワー:
(5) 主な研究・教育業績
東北大学医学部医学科卒 医師 医学博士 循環器学会専門医 日本医師会産業医 2002~
2014 本学教授 「解剖生理学」「病理学」「臨床栄養」等を担当。 2012~2013 年度 本学学長。
2014 年 3 月本学退官。
2.授業の目的
(1) 授業の目的
疾病の理解、栄養学の知識をもとに管理栄養が臨床の現場でどのように展開されているのかを学
ぶ。
(2) 到達目標
① 疾病と栄養学のかかわりについて概説できる。
② 臨床における栄養療法の原理を概説できる。
③ 臨床チームの中の一員としての役割を概説できる。
3.授業の概要
疾病の理解、栄養学の知識を基に栄養管理が臨床の現場でどのよう展開されているかを学ぶ。
臨床栄養学 I では傷病者や要介護者の栄養管理についての基礎的な事柄を理解する。また現
代の臨床ではチーム医療が行われているので各専門職がどのように連携しており、そこにおいて管
理栄養士が果たすべき役割について知る。
4.授業の受け方・勉強の仕方
(1) 予習の仕方
臨床医学では日常に用いない学術用語が多い。教科書にあらかじめ目を通しておき、どの単語
が理解できないかマークしておくとよい。
(2) 授業の受け方
教科書に沿って進めるが、疾病について理解できないときは質問する。
(3) 復習の仕方
適時 キーワード集を配布するので、術語の理解を完全にしておくこと。
1
5.受講にあたってのルール
(1) 私語は他の人の学習の妨げになるので厳禁する。
(2) 遅刻・欠席・早退は規定に沿って届ける。
(3) テストにおける不正行為(カンニング等)は試験点数がゼロになるほか懲罰の対象となる。
6.授業計画
回
テーマ・内容
予習・復習
9/30
臨床栄養学の意義と目的
教科書第 1 章
2
10/7
臨床栄養学の基礎
教科書第 2 章
3
10/14
臨床検査(1)
教科書第 3 章
4
10/21
臨床検査(2)
教科書第 3 章
5
10/28
栄養管理の考え方
教科書第 4 章
6
11/4
栄養状態の評価判定
教科書第 5 章
7
11/11
傷病者・要介護者の必要栄養量
教科書第 6 章
8
11/18
栄養補給法
教科書第 7 章
9
11/25
食品と医薬品の相互作用
教科書第 8 章
10
12/2
傷病者・要介護者への栄養教育
教科書第 9 章
11
12/9
栄養ケアの記録
教科書第 10 章
12
12/16
医療と臨床栄養
教科書第 11 章
13
1/6
福祉・介護と栄養管理
教科書第 12 章
14
1/13
在宅栄養管理
教科書第 13 章
15
1/20
医療・介護制度の基本
教科書第 14 章
16
1/27
期末試験
1
月日
備考
※ 授業の展開によっては、変更の可能性があります。変更の場合には随時お知らせします。
7.評価方法
(1) 試験(100%)…術後の理解を中心に○×式 100 問
(2) 試験の成績によって理解の足りない部分については課題レポートを課す。
8.参考図書・文献
図書館に数種類所蔵されている「内科学」の教科書が参考になる。
9.履修上の注意
管理栄養士国家試験資格取得のための必修科目である。
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