2015 年度 シラバス 科目名 児童文化 免許・資格 担当者 小島千恵子・太田昌孝・緑川幸成 幼稚園教諭2種免許状、保育士資格 開講学科等 保育科 授業形態 演習 開講時期 後期 配当学年 2 単 2 位 数 必 修 ・選 択 選択 授業概要と方法 児童文化は、その時代を背景にして今へと受け継がれている。保育者は保育の中で、受け継がれてきた児童 文化を子どもと一緒に楽しみながら現代の文化も含めてその歴史を次世代につないでいくことが求められる。 本授業では、保育における年中行事と保育現場で歌われている童謡に着目し、保育の中で児童文化財などを活 用してどのように伝えていくのか実践しながら理解を深めるようにする。 授業の到達目標 ① 保育における年中行事の背景と意義、その必要性について理解を深め保育の中で子どもに伝える方法を探 り実践する。 ② 保育現場で歌われている代表的な童謡の成立背景を理解し、その歌を子どもに伝える方法を検討する。 ③ 児童文化・児童文化財とは何か理解する。 授業外に行うべき学修活動(準備学修・事後学修) 日本の年中行事や代表的な童謡なども含め、児童文化に触れる機会を多く持つようにし、保育者として子ど もに伝える前に自分自身がその内容に関心を深め伝承する担い手となる意識を持てるようにする。 評価方法 三名の教員がそれぞれに評価したもの(30%ずつ)を合わせて、残り 10%を三名の教員で総意で加点評価する。 教科書 明日の保育・教育にいかす子ども文化(渓水社) 参考図書 適宜紹介する。 その他(受講要件、学生へのアドバイス、連絡手段等) 15 回の講義を三名の教員が 5 回ずつ担当する形式を取る。三名の教員のコンセプトを理解し講義に臨むこと。 授業計画 1 保育における児童文化・児童文化財の取り扱いと意義(以下 5 まで小島が担当) 2 保育における年中行事を子どもに伝える方法Ⅰ 3 保育における年中行事を子どもに伝える方法Ⅱ 4 童謡と童話を子どもに伝える方法Ⅰ 5 童謡と童話を子どもに伝える方法Ⅱ 6 保育における年中行事に必要性について学ぶ。 (以下 10 まで太田が担当) 7 春に行われる年中行事の背景と意義について理解を深める。(正月の行事と節分、雛祭りを中心に) 8 春に行われる年中行事の背景と意義について理解を深める。(正月の行事と節分、雛祭りを中心に) 9 秋に行われる年中行事の背景と意義について理解を深める。(お月見、七五三を中心に) 10 冬に行われる年中行事の背景と意義について理解を深める。 (冬至、餅つき、大晦日の年中行事を中心に) 11 保育における童謡の必要性について学ぶ。(以下 15 まで緑川が担当) 12 保育現場で歌われている代表的な童謡の成立背景を知り、理解を深めるⅠ(伝統的な作品を中心に) 13 保育現場で歌われている代表的な童謡の成立背景を知り、理解を深めるⅡ(伝統的な作品を中心に) 14 保育現場で歌われている代表的な童謡の成立背景を知り、理解を深めるⅢ(現代的な作品を中心に) 15 保育現場で歌われている代表的な童謡の成立背景を知り、理解を深めるⅣ(現代的な作品を中心に)
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