2015 年度 シラバス 科目名 保育内容指導法「生活と言葉」 免許・資格 担当者 太田 昌孝 幼稚園教諭 2 種免許状、保育士資格 開講学科等 保育科 授業形態 演習 開講時期 前期 配当学年 2 単 2 位 数 必 修 ・選 択 選択 授業概要と方法 言葉は人間固有のコミュニケーションツールであるだけではなく、人間が人間として生きて行く為の中枢で ある。本講義では乳幼児期における言葉の習得の基礎を学ぶと共に、子どもたちの生活と言葉との関係につい てその基礎的事項を習得する。 授業の到達目標 ① 言葉の持つ基本的性質について理解する。 ② 乳幼児の言葉の発達過程を理解する。 ③ 言葉を育てる保育者の基本的姿勢と理念 授業外に行うべき学修活動(準備学修・事後学修) ① 日常生活の中で、常に子どもの言葉に耳を傾けるようにする。 ② 絵本の読み聞かせを通じて、自らの言語感覚を錬磨する。 評価方法 課題、受講態度、レポートを通じて総合的に評価する。 教科書 『保育内容・言葉』(教育出版) 参考図書 『月刊国語教育研究』 その他(受講要件、学生へのアドバイス、連絡手段等) ① 系統的な講義なので欠席をしないようにすること。 ② 講義におけるマナーを遵守市、学生としての本分を忘れないようにすること。 授業計画 1 オリエンテーション 「言葉とは何か」について考える。 2 幼稚園教育要領・保育所保育方針「言葉」の領域についての概略を学ぶ。 3 テキスト 1 章 1.幼児教育の基本と領域「言葉」の項を学び、理解を深める。 4 テキスト 1 章 2.3 領域「言葉」のねらいと内容・他領域との関係の項を学び、理解を深める。 5 領域「言葉」から小学校「国語」への発展の基礎を学び、理解を深める。 6 テキスト 2 章 子どもとことばの項を学び、理解を深める。 7 テキスト 3 章 子どもの発達とことば(1)新生児期(2)乳児期の項を学び、理解を深める。 8 テキスト 3 章 子どもの発達とことば(3)幼児前期(4)幼児後期の項を学び、理解を深める。 9 テキスト 4 章 子どものことばと保育 10 テキスト 4 章 ことばを育てる保育者の役割と援助の項を学び、理解を深める。 11 テキスト 4 章 実習生としてのことばの項を学び、理解を深める。 12 テキスト 6 章 ことばをめぐる現代的課題と領域「言葉」の項を学び、理解を深める①。 13 テキスト 6 章 ことばをめぐる現代的課題と領域「言葉」の項を学び、理解を深める②。 14 言語論を学ぶ① 15 言語論を学ぶ②・まとめ 1.幼稚園・保育所でのことばの項を学び、理解を深める。 2015 年度 シラバス 科目名 保育内容指導法「生活と言葉」 担当者 神谷妃登美・荒川良子 免許・資格 幼稚園教諭 2 種免許状、保育士資格 開講学科等 保育科 授業形態 演習 開講時期 前期 配当学年 2 単 2 位 数 必 修 ・選 択 選択 授業概要と方法 言葉は、人間だけがもっているすばらしいコミュニケーションの手段である。子どもたちの豊かな生活と言 葉の獲得に向けての保育内容と指導のあり方を学ぶ。乳幼児期の言葉の育つ道すじを理解し、具体的な事例を 通して環境や保育者のかかわり、援助について考える。言葉の領域に関する教材について、実技を経験しなが ら幼児理解を深めていく。 授業の到達目標 ➀ 乳幼児の言葉の発達過程を理解する。 ② 言葉を育てる保育者の言葉かけや援助のあり方を理解する。 ③ 乳幼児期の子どもにとって、発達に合った適切な教材を選ぶことができる。 授業外に行うべき学修活動(準備学修・事後学修) ・日常生活の中で、常に子どもの言葉に耳を傾けるようにする。 ・多くの絵本等に親しみ、自らの言葉を豊かにしていく努力をする。 評価方法 ミニレポート 10%、 授業態度 10%、 課題 10%、 筆記試験 70% 教科書 子どもたちの四季・幼稚園教育要領解説・保育所保育指針解説書 参考図書 その他(受講要件、学生へのアドバイス、連絡手段等) 保育者は乳幼児にとって大きな影響を与える重要な環境となる。それを自覚し、自身の言葉を見つめながら 授業に参加してほしい。 授業計画 1 オリエンテーション、幼稚園教育要領・保育所保育指針「言葉」の領域、 2 3歳未満児の言葉とあそび 3 3歳児の言葉とあそび 4 子どもの言葉から子どもの心をつかむ 5 4歳児の言葉とあそび 6 5歳児の言葉とあそび 7 言葉を育むための保育者のかかわり・役割 8 文化財との出会いにより育つもの 9 文化財との出会いにより育つもの 10 絵本から劇遊びへ(3・4歳児) 11 絵本から劇遊びへ(5歳児) 12 生活と言葉を豊かにする「お話づくり」 13 生活と言葉を豊かにする「文字遊び」 14 ことば遊びの中で文字への興味・関心を育てる 15 「言葉」の領域のまとめ
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