7 類 V クラス 線形代数学第二 レポート問題 2 レポートは, 次のいずれかの方法で提出して下さい. 1) 次の演習の時間の前の営業日 (11 月 2 日) までに,野田先生の研究室 (H312) 前の メールボックスに提出. 2) 授業の日 (11 月 4 日), 9 時より前に 講義室の教卓に提出 (9 時を過ぎて提出されたも のは受け取りません). レポートは手書きで作成して下さい. 答えのみを記したものは解答とは認めません. 計算 でも簡潔に説明して下さい. [1] W を R4 における, 第 1 成分と第 4 成分が 0 となるベクトル全体とする. (a) W が R4 の部分ベクトル空間であることを示せ. (b) W の一組の基底と次元を求めよ. [ ] [ ] 1 −1 2 3 −2 1 5 −1 [2] A = とB= とするとき, R4 の部分空間 2 −4 1 2 1 1 5 7 Ker(A) ∩ Ker(B) の次元と一組の基底を求めよ. (ただし, Ker(M ) = { x | M x = 0 } である.) [3] 2 次の実正方行列全体 M2 (R) は行列の和と実数倍によって, 実ベクトル空間となる. (a) M2 (R) の次元と 1 組の基底を求めよ. [ ] a b (b) 行列 A = をとり, M2 (R) の変換 LA を X ∈ M2 (R) に対し LA (X) = c d AX で定める. LA は線形変換であることを示せ. (c) (a) で定めた基底に関する LA の表現行列を求めよ. (d) M2 (R) の線形変換 RA を X ∈ M2 (R) に対し RA (X) = XA で定めるとき, (a) で定めた基底に関する RA の表現行列を求めよ. [4] n 次以下の実係数多項式全体のベクトル空間 Pn (R) における線形変換 φ を φ(p(x)) = d p(x) dx で定めるとき, φ の基底 { 1, x, x2 , . . . , xn } に関する表現行列を求めよ. 以上.
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